今一番、頭を悩ましている課題がある。
それは売上をあげること。単純な課題である。
売上をあげるには、売上=客数×客単価なので客数アップか客単価アップを実現すればいい。
客単価アップは比較的内的要因が大きい、つまり販売力だったり、販促だったり、これは教育をほどこしたり、売場を工夫したりすると比較的数値に反映されるのは確認することができる。
客数アップはどうだろうか、私の店舗はディベロッパーがおり、リース契約で館にはいっている。
ここの客数アップを考える場合、大きくはディベロッパーの集客力を向上させることが必要で、次にフロアの集客力をあげること、例えば5階なら5階までお客様があがってくれるかどうか。
そしてのそのフロアの中で自分の店を選んでいただけるかどうかが焦点となる。
人口70万人、駅の乗降客数12万人(乗降なので半分の6万人が頭数に近い)6万人のうち、自店の入店客数は平日1000人といったら、6万人中1000人が駅から館に入り店舗があるフロアまであがって入店しているということになる。つまりたったの1.66%しかも買い上げ率を60%とすると1%しか客数として取り込んでいないことになる。
計算して唖然としましたよこれは。
ディベロッパーに話をしてみたのですが、話が通じない、この数値の意味することは未開拓の領域が広大であることを意味する。
切り口はこうだ。6万人をどうやって館に引き込んでフロアまであげてくるか?これにつきる。
一番の問題は電鉄は社会インフラなので官僚的な年功序列の頭でっかちが多いということ。本音は「経営破綻しても国が面倒みてくれるから僕ちゃん達安心安心」挑戦する必要性を全く感じていないこと。スピードが違いすぎて話にならない。
唯一外資系トイザラスの店長をしていた方が、フロアを牛耳っているので、話は通しやすいが承認を出す、その上、最終的には所長の賢明さにかかっている。
この前提条件を避けて有効な打ち手が見つかれば、1.35倍の売上ベースアップは狙える。
最近はそんなことが頭の真ん中辺りに陣取っている。
2007/10/08
売上をあげる方法とは
ラベル: 仕事