2007/10/19

WEB2.0は能力の増幅装置

WEB2.0は能力の増幅装置!これですこれ!この表現が私がここ半年間ずっと感じていたこと。
確かにロジックツリーを毎日書き出して考え方を整理したり、スピードと質にこだわった訓練はしていたのですが、それだけが急激に成長する要因なのか何度も自問自答していた。他に思い当たる要素はないのか。その答えがこの一文に帰結していく。
たまたま梅田望夫さんのブログから対談のリンクが貼られており、そこにあった一文に電撃が走った。

http://www.chikumashobo.co.jp/new_chikuma/saitou_umeda/index.html

勉強するときに1冊だけ教科書を与えられて、最初のページから最後のページまで他の本を一切読まずに勉強できるタイプの人というのは、ウェブの世界のありがたみを感じるのが遅いんじゃないかと思います。一方、何かを勉強しようと思うときに、その領域の本を全部入手して、あっちに行ったりこっちに行ったりしながら自分のスタイルで勉強したいというふうに思うタイプの人は、ウェブの世界を、たいへんな能力の増幅器だと認識していると思います。 (抜粋)

私の勉強方法もロールモデルの消費かもしれない。
全く抜粋の文章に合致している。
先日買い物をしたときも、WEB上で情報収集していたマーケティング関連の本が頭に入っていたので本屋に立ち寄ったらコトラーがずらっと並んでいた。そこで思ったことは全部買い占めてボリボリ読み砕いて消化しようだった。ネットには様々な有益な情報が散らばっており、収集していくと情報量は膨大で、質もいいものがゴロゴロあるから、勉強する方は課題山積みで日々悶々とするわけである。
でもそこが楽しい。なぜなら無限に続く課題の山と対峙しているわけで、終わってしまったら抜け殻になってしまいそうだが、そんなこと文字通り死ぬまでないからである。

この能力の増幅器とロジックツリーで考える力を磨き上げアウトプットするという2つの軸が人材が最速で成長するエッセンスなのかもしれないと感じた瞬間でした。