わかったつもりがアレレレレは、私達が仕事でもプライベートでもよく陥る問題だと思います。
この本を読んでから読書、文章を読むと、もっと本質に肉薄した読み方ができるかもしれません。店長をしていて感じるのは、口頭での指導や指示をするが、違った結果になっていること、口頭だとブレが発生するから書面に残してもやはりブレが発生すること。この本に書かれていることは読み手、つまり情報の受けてがどうやってよりよく読むかであるが、私が痛感したのは読むことより、発信者側、つまり書き手もこの本質に肉薄してもらえるような書き方、広くは伝え方が必要であり、これは相当難しいことなのだということ。全体を通して私が感じたことを著者 西林克彦さんは1文だけ示唆するような書き方をしている(P177)
なにはともあれ、読書が好きな方、自己啓発しようと大量に読むぞと思っている方には、この本を読んでから読書をすると読み方が深まるのではないかと思いお勧めであります。
またスキーマ(知識郡)を活性化させるときに自分のスキーマだけに頼らずWEB2.0のパワーの根源である集合知を活用すれば、よりわかる状態へステップアップするスピードも質も圧倒的に向上するはずである。私達はインターネットにプラグイン(映画マトリックスのように)された新しい人類に生まれ変わったようなものだ。世界のあらゆる人材を活用し文脈を導入すればいいのである。