ビジネスにオーバーコミュニケーションはない。
オーバーコミュニケーションはない?というとなぜか逆ではないかと感じてしまうが、通常はオーバーコミュニケーションした方がよりよく仕事を進めることができるというのが普通の発想だと思う。
では、なぜオーバーコミュニケーションはないなのか。それはビジネスという世界では、そもそもオーバーコミュニケーションであって然るべきという考え方に基づくものだからだ。つまり常にオーバーコミュニケーションでなくてはならないのである。オーバー過ぎて当たり前。でなくてはいい仕事、常識を覆すような仕事はできないということをGOOGLEのCEOエリックシュミットは言っている。
それぐらい重要な情報も含め全てを徹底して共有するということは大きなメリットと大きなデメリットを抱えるわけだが、GOOGLEはメリットである。情報共有が持つ本当の凄まじいパワーを知っている。デメリットと言えば、情報漏洩である。私も仕事をしていて不便をかなり感じることが多い。それは上司までにしか情報開示されていない数値が存在すること。個店と地域平均と全社平均だけの数値で一体何ができるのかハッキリ言って疑問である。北の動向や南の動向、地域他店の数値を単品別に追える、損益を把握できて、初めて個店が置かれている状況を的確に判断できるのである。店長を経営者視点を持たせて育成しようとすれば、間違いなくBI(ビジネスインテリジェンス)のレイヤー(階層)を破壊すべきだと常々思います。デジタルデバイス(情報格差)の現代で社員に対して情報に対して制限を設けることは制限を撤廃するより危険であるということを認識しなくてはならない。
2007/10/13
ビジネスにオーバーコミュニケーションはない
ラベル: 仕事