今朝、いいコラムを見つけましたので、それについて書こうと思います。
生態系というものは、環境を整えてあげて放置すれば、育っていく。
具体的にはある程度の大きさの水溜りを放置すれば、メダカやアメンボ、水草が育つ。
土地を放置すれば草が生えて、木だって生えてくる。
これは教育も同じということを論じている。
つまり教育においても環境を整えてやれば、自主性が芽生え、おのずと本人が描く”あるべき姿”に成長していくのではないかという話である。
http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2007/10/post_9a00.html
http://www.edu-ctr.pref.kanagawa.jp/karisen/syllabus/index.html
(シラバスの解説)
この表現は深いと思う。
実は店長職にとって、教育というものが非常に重要な仕事でもある。
例えば50人を束ねる店長なら、言い換えると50人の生徒を持つ先生のようなもので、このクラスを1つのチームとみなして店舗運営を行っていく。
店舗運営には当然様々な課題や取り組みがあるが、それを実現するために教育というものは欠かすことができないのである。
優等生もいれば、落ちこぼれも出てきてしまうことだってあるし、学級崩壊している店だってあるかもしれない。
教育を論ずるとき、我々店長は真摯に耳を傾けなければならない。なぜなら教育という現場にいる彼らがいずれ、我々と肩を並べて仕事をするかもしれないし、教育という現場にいる彼らと今、肩を並べて仕事をしなければならない。
教育者や指導者の立場は店長とイコールなのである。
その点から考えて、教育の環境を整えることとは?を店舗に据えて考えることが肝要であると私は考える。
あなたが、この店で働く意義とはなんなのか、あなたの人生にとって、どのような有益な考え方や仕事の仕方を体得できるのか、プレゼンしていく必要があるのかもしれない。
また入社から半年でどんなステップを踏んで店舗の中で、どんな役割を担っていくのかを標準モデル化して示す必要すらあるだろうと思う。
そして良き指導者を配置し、規律のみを重んじれば人は勝手に育っていくのかもしれません。
茂木さんが書いている内容とは私の考え方は異なると思いますが、1つ接点があるとすれば、私は好奇心の翼を広げ、自由にそれぞれの人生をまっとうできる力添えを考える力を磨かせてあげたいと思っている。これは植え付けではなく茂木さんのおっしゃる伸び伸びさと通ずるものがあると感じている。
2007/10/10
自然の摂理 教育の摂理
ラベル: 教育