2009/10/23

やがて来る大増税時代のための準備

やがて来る大増税時代のための準備という内容の記事があった。働き方についてはともかくとして、貴金属や外貨の準備は必要だろうと私も思っている。残念ながら、最近は金の価格が高騰して1トロイオンス当り1000ドルというような状況になっている。外貨についても、ユーロ建てで。円の没落は覚悟をしておく必要がある。特に恐れているのは、インフレで、実際起こりえないことが世界では何度も起こっているのが現実であり、日本だけが特別、そのような問題を安全に回避できるわけでもない。起こりえないことなどないと思って危機管理することが大切である。振り返ればLTCM(Long Term Capital Management)の破綻を誰が想像していたのか。今や国家すら破綻してもおかしくない状況だって散見される時代である。国に頼るのは、自殺行為だろう。話は元に戻して、外食=税金を日本国民が理解したら、外食産業は淘汰が進んで、1つの産業が傾くかもしれない。裏を返すと調理学校や家飲み系情報ハウツー特集などの分野は、ビジネスチャンスになってゆくということなのだろうか。興味深い…。

2009/10/22

景色


すれ違った老夫婦が、「何年ぶりかね、こんな綺麗な夕日は」とつぶやいたのが聴こえ、「こんなに綺麗な夕日は久しぶりだわね」と返す言葉が遠くのほうで聴こえた。立ち止ってみれば、鮮やかな夕日と山の影。蝉の声もすっかり虫の声に移り変わったある日の夕方。日本という国の豊かさは、こんな景色に凝縮されている。日本人よ、もう一度、取り戻そう、心の豊かさを。

「知恵」と「勇気」と「力」

小学生の時のカードゲームか何かのCMで流れていた決め台詞をふと思い出した。「知恵」と「勇気」と「力」でGo!だった気がする。今、私達に欠けているものは、これなんじゃないかと思っていた。店長業務を全うするスキルが低下しているとか、現場が弱体化しているなんていうのは、本当に物事を見ているようには思えない。何が変わったかって何も変わっていない。本当に生き残ろうと思ったら知恵と勇気と力が必要なだけだ。知恵と勇気と力って何だ?! 知識じゃなくて、どうにかしようとする知恵、常識に囚われない勇気、長いものに巻かれない勇気、壁や蛸壺をぶっ壊す力、どうでもいいルールなんて根っこから破壊する力。学ぶ時間もなく、同じ日々を繰り返していて、どうやって世界で戦えるのか。世界を俯瞰し、政治を見つめ、経済を知り尽くし、次に何が起きるか想定し、自分達が何者であるのかを世界で表現し、認めてもらうためには、それ相応の集団でなくてはならない。もっと学ぶことだ。どうしたらもっとうまくやれるか、心底考えることだ。誰かの思惑の中に生きてはいけない。自ら考え行動してこそ、生きる価値がある。子供の頃、カードゲームが与えてくれたキーワードは生きるための原理原則なのかもしれない。グローバリストは知恵と勇気と力でGo!!

秋空


冬がせまる頃の澄み切った冷たい空気を、お腹一杯に吸い込んで、見上げた空は秋の色だった。生きていることを実感する瞬間。この世に生を受けたことの幸せを感じる瞬間。息が詰まる世の中であっても、そんなこと明日になれば、どうにでもなるさ、と言わんばかりの空の寛容さ。こんな美しい星に生まれたことに感謝せずにはいられない。人間なんてちっぽけなものさ。くよくよしてないで、空を見上げてみよう。そんな空からの声を聴くと、生きる力が湧いてくる。

2009/10/09

経済危機からの教訓 新たな活路を探る

第11回日経フォーラム「世界経営者会議」、経済危機からの教訓 10月26日(月)27日(火)の2日間、帝国ホテルにて開催される。受講料は6万3000円と高めだが、公休をずらしても、参加したい面々が講演をするとともに、議論する場でもある。これを上司に言ったらなんと答えるかが問題だが、自社の社長も出席しているわけだから、返答に困るかもしれない。

2009/10/08

グーグルの働き方


日経ビジネスAssocieの10月20日号の特集はGoogleの働き方でした。Googleという文字について反応して立ち読みせずに、買ってみたところ。Google Japanの内側を見ることができた。本社の状況は以前呼んだ本や、テレビの特集、またInternet、特にYou tubeでGoogle社内での研修などの情報は自分で見ることができるので、想像がついたが、足元の日本は、過去一回ぐらいしか、目にしたことがないので、働いている方の顔が見えて、新鮮であった。これはというKeywordが「スケールする」これはとても参考になった。スケール=拡張可能性(Scalability)から来ているが、本誌にもあるように、グーグルの仕事に即して言うなら、日本で作った製品が欧米やアジアでも使えたり、ある広告顧客への問題解決提案が別の顧客にも適用できたりする状況を「スケールしている」と据えているらしい。この切り口は、今やグローバルという巨大な波の中で必要とされる考え方であり、逆にスケールしない仕事など、なんの役にも立たない、もしくは付加価値が低いと見なしていいだろう。グローバルオペレーションの構築やグローバルマーケティングなどは、ずばり、この「スケールする」かを問われる課題であると言える。つまり私達に求められている仕事とは、スケールする仕事であり、グローバルベストプラクティスなのだ。そのようなアプローチを日々行なう必要がある。それも頗る明るく前向きにだ。だから私はGoogleが好きで、かつGoogleのヘビーユーザーでもある。

スパークリング酒?!


大関との協力で開発された新商品「米づくり」という名の炭酸飲料水、ネーミングに引き寄せられて思わず購入、試飲をしたわけですが、米の甘みと炭酸が相まって、なんとも言えない「アンバサ」乳酸飲料のような感じ。スパークリング酒にしては少し甘さが強め。興味のある方はどうぞ。お勧めはあえてしませんが、挑戦すること、好奇心を満たすことはお勧めします。

これは絶品


差し入れをして頂いたお弁当。やはり手作りのお弁当は違う。味が違う。魚の味も全て違う。改めて手作り弁当の偉大さを感じた瞬間。このお弁当、美味なり。いつもありがとうございます。そして色々と提案も頂く毎日、良く考えて頂いていて、その感受性の鋭さは脱帽です。

2009/10/01

日本経済二番底か

企業はデフレの影響を受け、過度の低価格販売に踏み切り、販売価格の下落により企業収益が悪化。これが、雇用者所得・設備投資の減少に波及するであろう。また原油価格が高騰した場合も、原材料費のコスト上昇分を価格に転嫁できないため、収益の悪化に拍車をかける懸念がある。収益悪化に伴い、ボーナスカットや給与の減少、それにより一層消費マインドの冷え込みが起こる可能性がある。また継続して失業率が増加することも予想される。日本では、欧米諸国の景気回復までは、厳しい状況が続きそうだ。消費者マインドの冷え込みで、爆発的に売れる可能性は高いが、極端な冷え込みは、年末年始商戦に悪影響を与えかねない。今からあらゆることを想定しておく必要がある。

中国経済の現状(China economy outlook)

中国経済の現状と見通しについて、簡単にまとめておく。

政府主導の景気対策が奏功、年末に向け中国国内の景気状態は引き続き回復基調であり通年での成長率は目標である8%をクリアする見通しとなっている。但し輸出に関しては、未だ回復しておらず前年同月で23%減と苦戦状態、景気回復を牽引するのは内需である。政府主導での景気対策なくして中国経済の維持と成長が困難な状態は決して健全な状態とは言い難い、健全な内需拡大ができるかどうかが今後の政府の課題となる。また不動産開発投資が急増しており、不動産の高騰は1つの懸念材料だ。そして為替についても、1ドル6.8元とやや元高に振れている状況で、これ以上の元高は輸出に与えるダメージも大きく、同じく懸念材料と言える。景気が必要以上に過熱しないように配慮しながらも、政府は2010年に向け、法人税率を引き下げることを具体的に示していることから、経済成長についても、実際は不安材料を抱えているのが現実といったところである。

スタバで販売している「月餅」

勝間和代さんのブログでも紹介されていた、スタバの「月餅」は香港国際空港でも売っています。私は「月餅」が大好きなのですが、前回の帰国時には手荷物が多かったため購入しませんでした。年末には香港の友人の結婚パーティーがあるため、そのときはお土産に買ってこようと思っています。

必ず失敗できるマネジメント

必ず成功できるマネジメントではないところがポイント。多くの店長と話を聴いて感じた、いわゆるイケてる店長と、詰めが甘い店長のマネジメントの相違点、それは「理由付け」に要因が潜んでいることが1つあげられるのではないだろうか。発せられる言葉を聴いていると良くわかるのだが、理由付け=言い訳(Excuse)の使い方だ。

必ず失敗できるマネジメントの発言
「明日は、業務量が多くて、その仕事までできそうにないけど、頑張ろう」

一見聞こえが良いのだが…

既に業務量が多いため、仕事を完結できそうにない布石(言い訳)が打たれているのが特徴で、事あるごとに同じようなニュアンスの言葉を繰り返し使う習慣が定着している。それを共有されるチームは、既に心のどこかで、その仕事までやらなくてもいいとお墨付きをもらったような感覚になり、既にその仕事は放棄されているような状態になる。よって翌日は、ほぼほぼ高い確率で、その仕事は終わらない。

成功しやすいマネジメントの発言
「明日は業務量が多いが、その仕事は3ヶ月に一度だけだから絶対にやろう」

理由付けの使い方が逆なのだ。このようなマネジメントは、事あるごとに、今日だけはやるぞ、せっかくだからやってしまおう。兎に角、事有るごとに理由をつけては、業務遂行をチームに促すことになる。促されるほうは大変だが、間違いなく成功体験(やり遂げる習慣)を繰り返すこととなり、成果が出しやすい集団となってゆく確率が増すと考えられる。

なんとも納得感があるような、ないような理由付けだ。

今日だけって言いますが、今日も! やるんでしょ… 
折角? だからって何だろうと思いつつも、なぜか使命感が増すのが不思議。

ジョン・ステュアート・ミルの「自由論」

先週のNewsweek(2009.9.30)p42で、過保護な政治はもうたくさんという記事に、思想家ジョン・ステュアート・ミルの著書「自由論」で、彼が、個人の自由を妨げる権利が正当化されるのは、他者に害を与えるときだけだと論じている点を引き合いに出して、屋外での喫煙が受動喫煙となって他者に有害だという確証がない以上、全米に広がりつつある禁煙政策は彼の理論では正当化されないとあるが、受動喫煙はさておき、単純に「煙い」。このようなものに理論云々は必要ない気がする。特に歩き煙草、ポイ捨ては単純にモラルが低く、他者への配慮が足りない迷惑行為としか言いようがないのではないか…。こんなことに思想家を引き合いに出す必要はないと思われるが、政府がここまでしないと自己管理ができない、この有様はなんとも恥ずかしい限りだ。極めつけは「砂糖入り飲料を1日に1杯以上飲む成人の割合を20%削減」したいと語るマイケル・ブルームバーグ市長。どうせ削減するならCO2を20%削減して欲しいものだ。

このような流れのときに、爆発的に売れそうな商品開発は、1つのビジネスチャンスかもしれない。同じ風味で糖分大幅カットの健康飲料か、飲んだら早死に納得の濃厚砂糖漬け飲料かもしれない。不健康とわかっても、食べたくなるメガマックを考えると…アメリカ国民は憎めない素直な国民なのかもしれない。

店長MT


今朝は5:45に起床し(いつもと同じ時刻)、店舗へ出勤ではなく、名古屋に出張。目的は店長MTに参加をするためだ。昼から開始だが、事前課題のすり合わせなどをエリアの店長とともにするために、9:21には既に名古屋入りをしていた。人生で初の名古屋に少し期待をしていたが、食事をする場所も開店していない状態で、喫茶店にてブランチを食べた。店長MTは夕方18時過ぎまで行なわれ、その後はエリアで集まり、エリアMTを実施、10月度の商売について情報交換などを行なった。終わったのは20:30ぐらい、そこから小田原へ向け出発。あまりにも空腹で、名古屋名物の味噌カツなども食べることができず、駅弁を購入。こちらも売れきれしており、品薄状態の中、せめて名古屋コウチン弁当をゲット。名古屋をほんの少し感じることができた。自宅についた頃には日付も変わる直前で、本当に長い一日でした。明日はリフレッシュして、金曜日からまた仕事に全力投球だ。

周杰倫-夜曲


この楽曲を聴くと、香港の夜を思い出す。仕事に迷い、人生に迷い、香港の闇に吸い込まれそうになったときに、よく聴いていた曲だ。今日は名古屋でのMTを終えて、夜遅くに帰宅、暫くぶりに、音楽が聴きたくなって、何を聴きながら眠りにつこうか考えていたとき、ふと思い出したのが、この曲だった。今は日本の楽曲はほとんど聴かなくなって、英語も暫く聴いていない、専ら中国語だ。映画は英語が多い。呉老師(北京語の先生)と再会したときは、もう一度皆でカラオケに行きたいので、耳と舌が退化しないようにしよう。