2008/04/30

Brian Dolly’s MUSIC



A friend of mine,Brian Dolly's Latest album.

Remember the time of when I stayed in Ireland.

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=140226366

子供ながらあっぱれ


北京語の語学学校の部屋の壁に貼ってあります。香港の子供なかなかやります。名前がカタカナなのも笑える。

夏の季語、俳句作りは簡単だ。Byエリカ

夏あつい、すいかが大好き一緒に食べ。Byドリス

そしてこれを眺めながら、北京語で、これを言えない自分に少しへこむ…。

超高速で知見を深める情報プラットフォーム

超高速で知見を深める情報プラットフォームと自己鍛錬について、一定の成果が見られるようになったので、勉強方法をご紹介。この勉強方法だと、相当スピーディーにどの分野でも、それに精通している人々が存在するが、対等に話せるぐらいに1ヶ月でなれる方法。

プラットフォーム①基本は多読、アマゾンでその分野の本を一括購入して徹底インプット。
プラットフォーム②関連ブログで良質なものを選定し、RSSに20件ほど登録する
            ※しかも頻繁にアウトプットするブログでないと無意味
プラットフォーム③多読により、その分野のキーワードを50個以上マーキングして
           グーグルアラートに登録し、原則GMAILに送信する
           (大容量のストレージがないとできない)
プラットフォーム④あとで読む、というサービスを使って良質な記事(②と③)をこれまた
            GMAILに送信する。
プラットフォーム⑤集まった情報や知識をレポートにまとめる(5~8枚以下にする)
           少なく絞ると重要なことを選ぼうとするため良い。
           大体情報50に対してアウトプットは1という感じがする。


昔、ドイツのナチスの軍の組織や教育方法、人事配置などありとあらゆる情報を1冊の本にまとめて、捕まった方がおられるが、これは新聞などのクリッピングなどを丹念にやることで、その全体像と機密情報に当たる内容まで浮かび上がらせた手法にも近い。実際彼は、スパイでもなんでもないタダのマメな人であった。この勉強方法のプラットフォームは、膨大な情報の津波が襲ってくるので、めげない精神力と何が良い情報で、何が悪い情報かを即判断するスピード感、不要な情報はタイトルで判断したり、数秒で見切らないと、未読状態のメールやブログに負けて、断念することになると思いますが、良い訓練にはなると思います。この1ヶ月で、このボリュームにも慣れたので、最近はいつも既読状態の空になっていることが多く。このような状態は、やるべきことがルーチン化された結果起こることがほとんどなので、今回の勉強方法はある程度体系化されたのではないでしょうか。今度は、もっと速度と質を上げる方法を考えてきます。この方法は、今回のような海外赴任や転職など、新しい環境に入る際には有効だと思います。

功夫之王


昨晩は、仕事が終わった後、香港の店長と、お店のスタッフさんと映画を見に行きました。 かなり仕事がタイトだったので、お流れになりそうでしたが、香港に散らばった皆が 携帯をかけまくり、タクシーと地下鉄を使って合流。(公共料金は非常に安い) 王家油という店で夕食を取りました。ここはチェーン店らしいのですが、かなり美味しい。 値段もリーズナブルで大満足。映画館が入っている施設は下が商業施設になっており、 上は高層マンション、イメージ言うと六本木ヒルズでしょうか。価格は7億程度です。 テナントもハイエンドが揃っており、客層は欧米系の人達も多く、おそらく金融関係者ではないでしょうか。肝心の映画ですが、私は小さいころ、ジャッキーチェンの映画や少林寺などが好きで、カンフーなどは親しみがあり、映像も凄そうだったし、何よりテレビで、ジェットリーが涙を浮かべながら、力説していたのを見て、これは見たい。と思い、店長達を誘いました。主人公はアメリカの少年が、西遊記の世界に紛れ込み 冒険を通して、成長してゆくというものだが、全員の意見は不評(笑)私は満足。ポジティブな捕らえ方をするねぇとご意見頂戴しましたけど。大興奮でした。シートがふかふかでリクライニング、日本の映画館と比較するとゆとりもあって 贅沢なひとときを過ごした感があります。食事もあわせて2000円程度なので、費用対効果抜群でした。家族が遊びにきたら連れて行こうと思います。

本日は、勉強、掃除、洗濯などなど。夜は読書をして過ごそうと思います。
できれば今日中にレポートを仕上げて、明日は語学学校に行き、新しくコースを取る相談をして、手続きしてしまおうと思います。

2008/04/29

歓送迎会in香港


今晩はキー店舗にて歓送迎会でした。なんともエネルギッシュな仲間で、明日からの仕事が更にわくわくします。国は違えど、心でわかりあえるということを感じました。とても良い時間を過ごすことができています。広東語も北京語も絡めてコミュニケーションを取ろうとする姿勢は非常に大切です。この1年で是が非でもマスターしようと思います。しゃぶしゃぶのお店なのですが、どちらかというと鍋パーティ、肉のオンパレードで、本日は鳥の●●をご賞味させて頂きました。メニュを翻訳してもらったので、次回からは多少なりとも注文に困らないと思います。
彼、彼女らの中から、次世代のリーダーを育成してゆくミッションがあり、その人々の人生を左右する可能性があるため、私達の仕事は、非常に重要な役割だと思っています。いつか香港を家族で訪れたとき、彼、彼女らが幸せに、楽しく、やりがいを感じて働いていて、笑顔で再会できるように私は全力を尽くさなくてはなりません。そして孫子の兵法のように戦う上での自分を知り、相手を知るということではなく、純粋にあなた達を知ることを通して自己成長を果たしてゆきたいと思いました。
今夜はありがとう。

2008/04/27

仕事術について

世の中には仕事術と名がつくものは、たくさん存在しているが、改めて何が一番なのかを考えてみた。以前の上司から推薦図書が共有され、自分が推薦するなら何かを考えてみたが、あまりピンと来なかった。以前の上司がなぜ、その本を推薦するのか、その理由は、今まで自分が使ってきた仕事術が、その本1冊にまとめられたような本だからである。全てを網羅している本が最高の仕事術を提供してくれるのかを考えたとき、それは1つ1つの仕事術をよく理解し実践できる人間が、その本を使うと非常に理解しやすく便利なのに対して、土台がない人間が使うと完全に上滑りするのではないかと思った。なぜなら、私も自分なりに最高の仕事術を考えたときに辿り着いた答えは、1冊の本でも、いくつかの本でも最高は出ないである。様々な情報や仕事のスキル、環境の中で状況状況に合わせて、微妙に比率を変えたり、組み合わせたり、 分解したりと最善策になるように、それこそ毎分、毎時間調整をかけている。このサジ加減を本にまとめるのは至難の業だと考えているからだ。だから仕事術というのは、仕事の方法論ではなく、頭の使い方を鍛えるほうが仕事ができるようになると思う。しかも、その方法論がなぜ、その方法論に至ったかをご丁寧に説明してしまっている分、読んでしまうとわかったつもりになり、結局自分で考えていない分だけ垂れ流しになる感がある。仕事術の本は読み方を誤ると落とし穴に落ちる可能性も高まるのではないでしょうか。



仕事術、気づかぬうちに墓穴術。



そして頭の使い方は本で学ぶ点も多いと思うが、何よりも頭を使うことでしか使い方が上手になるとは思えない。毎朝毎朝一日を上手に使おうと考え続ければ自然に上手く使うにはどうしたらいいのかヒントも出てくるし、いつも何がいけないのかもわかってくる。そう考えると、仕事術を読むより、頭の使い方を勉強するより、どうすべきかを常に考え、どうしてうまくいったか、うまくいかなかったか、うまくやるにはどうしたらいいか、何ができるか、何をしないべきか、うまくやっている人の特徴は、などなど「どうしたら~か?」を考え続けることだけで相当人生うまくいってしまうのではないでしょうか。無論想定外は多発する。考えることは財産になる。また無駄に考えることは控え、どうせ考えるなら利益を生むような思考にこだわり時間の最大限の有効活用を考えるべきである。

悔しさはどこから来るのか

先日悔しい思いをしてから、そういえばなぜ、こんなに悔しいのか考えてみた。負けず嫌いと一言で言い続けていたが、よくよく考えると「自分に屈するのが嫌い」ということがわかった。その理由は、単純であった。自分で決めたことができないときでも、いくつかパターンがあり、悔しい場合は外的要因がほとんどないとき。つまり全責任もできなかった理由も全て自分に向いている時だ。これが譲れない一線だった。その反面、決めたけど、外的要因が存在する場合は許容範囲がある。それはチームで仕事をしたり、第三者の影響を受ける場合で、この場合は異常な悔しさはさほど沸いてこない。むしろなんで上手くやることができなかったのかを考える方向に力を使うようだ。そしてそれが最大の弱点になっているようにも感じている。最終的には、そこすら上手くゆくようにできなかった自分に同じくらい悔しさがわいてこないといけないのかもしれない。知らず知らずに脇が甘くなっているのが、この数年の私の一番の欠点だ。今回の不勉強は二度と忘れないくらい、例えるなら自分でガックリ両膝をついた感触だ。最大のライバルは自分を知り尽くした自分だと思う。

2008/04/25

ジェネリック医薬品について

今週は主に中国のエネルギー資源とジェネリック医薬品産業について勉強した。特にエネルギー産業については、以前ロシアの政策でインプットしていたので、比較的敷居が低くなっていたが、ジェネリック医薬品という分野は、正直空っぽだったので、相当梃子摺ったし、風邪を引いていたため睡魔とも闘う有様。体調が回復したらもう一度調べなおそうと思います。

                      
NPV(p2009-AVC )×q2009/(1+r)²+(p2010-AVC )×q2010/(1+r)³-E

p=原薬の市場単価
q=年間生産量
NPV=正味現在価値
AVC=平均可変費用(原薬1単位の原材料コストと労働力コスト合計)
E=参入コスト

これに特許切れの年数と需要が存在するであろう期間と、特許が存在しない途上国での
参入を想定して計算すれば、ジェネリック原薬市場における企業の参入決定のファクターが導き出せる。極論ずれば、特許制度が緩い国ほど、企業の競争力は高い。後は現状参入している企業をキャッチアップすれば、この分野はひとまずおしまい。知らないことほど莫大な時間を消費する。知らないことは知っているひとに聞くのが一番安上がりかもしれないと思った。このインプットが意味をなすのは、きっと特許が存在しない途上国(社内)から先進国(社外)へ出たときだ。

ジェネリック原薬市場は、ようするに計算式からインドと中国が優位性があるということだ。
アジアの人口動態を考えると医療費の負担軽減を、ジェネリック医薬品で補うことで、少子高齢社会へのソフトランディングの一部を補えるのだろうか。ソフトランディングはしないと思うが、今後ジェネリック医薬品のシェアは飛躍的に伸びてゆくだろう。

2008/04/24

自分の言葉の素晴らしさ

最近感じることの1つにブログで本の書評をする。もしくは誰かのブログについて自分の意見を書き出すものが多いのだが、何よりも0から書き出している方々の文章と言うのは素晴らしいと思う。内容が正しいか正しくないか、有益か有益でないかというのはまた別問題だと思う。その文章にはそのひとが表れている点が素晴らしい。献本されたものを書評するというのは、書いた本人の意思で感想をもらいたいから献本するのだろうから(売るためということもあるけど)それはそれで良しとしても、誰かの書いた内容に対して、何かを書くと言うことは非常にエネルギーもいらず簡単なことだと思う。それこそ論理の欠落している部分や情報収集してから物申せる点も、後発性のメリットに与れる。そう考えると先発性にはR&Dという負荷が大きくかかっているが、後発性ブログと比較すると圧倒的な存在感を感じる。ネット上には、先発性ブログと後発性ブログが存在しているのだ。ともに共通する特徴は、インプットはどちらも優れているが、アウトプットの質で差が出る。実は似ても似つかない。先発性ブログのアウトプットの特徴は、独自の表現があり、未開拓の領域にスパッと突き抜けた論理が突き刺さるのに対して、後発性ブログのアウトプットの特徴は言わば玉拾いの類。先発性ブログが動かないとアクションが起こせないか、過去の内容を穿り返すような何のためのアウトプットかわからないものが混在している。知的生産性に乏しいと感じる。梅田望夫さん著書「ウェブ時代の5つの定理」に集められている言霊の主達こそ、先発性情報発信の先駆者達である。自分の言葉をアウトプットする本来の素晴らしさを放棄してはならない。

香港の人々にとって台湾がブランド?

現在キー店舗になっているお店の店長が長期休暇をとっているのですが、行き先は「台湾」そして先日、ディベロッパーのイベントがありましたが、台湾夜市の再現版、そして魅惑の台湾食材。アイドルと言えば、台湾のスターが人気。もしかして香港にとって憧れの場所は「台湾」なのではないでしょうか。そういえば最近気づいたのですが、映るテレビ局が台湾系が多い。そしてそして北京語を習っているので、感じるのですが、どうも広東、北京、台湾で同じ表現でも使っている漢字が違うものがある。慣れてくると日々違うところが浮き彫りになってきます。ネットから引っ張ってくる場合、結構台湾で検索に引っかかるものが多く含まれています。語学学校の先生曰く、西洋人は発音(四声)は完璧にこなすが、漢字はボロボロ、日本人は四声はボロボロだが、漢字はそこそこいい。確かにその通りで、たまに中国語を聴いていると英語に聴こえる。ピーインと呼ばれる発音のアルファベットは、そのまんま英語です。なので、なるべくガチガチに四声に縛られないように音楽のメロディに乗って自然体で覚える方が早い気がしております。正しく発音できるようになっても文法が気になる我々日本人は完璧を意識して口下手になる傾向があるので、日頃から鼻歌歌うぐらいでいいのではないでしょうか。子供だってそうやって覚えてゆくでしょう(笑)そう考えると中国の方々はピーインと漢字の2つを人生で使い続けているから、英語も日本語も比較的習得しやすい言語を持っているということになるので有利なはずですが、気のせいでしょうか。

世界は狭くなった

本日、東京から研修のために教育担当の方が会社に来られました。また3年前にこちらを担当していた方がこちらのスタッフの結婚式に招かれて、会社に立ち寄られたので、夜は全員で食事となりました。風邪をひいていたので、どうしようか迷ったのですが、なかなかない機会だったので、参加しました。オープンテラスというか路上にテーブルが出ている広場のような場所が本部の近くにあり、そこで、飲み会をしたのですが、たまたまそこで隣の席にいた人達が話しているのが、気になったので、チラッと見たら目が合ってしまい。挨拶をしたことが、お話するキッカケになったのです。
一人は国際弁護士の投資部門担当の方で72歳のおじいちゃん。我が社の社長の20年先輩だそうです。そしてもう一人はオランダの金融マンで、現在は出張で香港のセントラルでお仕事をしているそうです。もう一方は、このおじいちゃんの奥様(かなりお若い)国際弁護士の投資部門の仕事が、どんな内容か想像つきませんが、主に資源に関わることをやっていらっしゃるようで、石油や鉄鉱石のお話をしていらっしゃいました。丁度、中国の資源とエネルギーを勉強していたところだったので、具体的にどこの油田に携わっているのか聞いてみたり、レアメタルの話、海底資源の話をしたりと、とても興味深い話を聞くことができました。70歳で、これほどスマートなのは凄いことだなと正直驚きましたが、名刺を頂いて翌朝ググッってみましたが、わかるのはご自宅の連絡先だけという状態。日本に帰ったときは、ご挨拶でもしようと思います。こうやって改めて感じるのは、世界はずっと小さく、狭くなったということです。

2008/04/22

語学力向上の1つに歌。

我的未來不是夢
張雨生 曲︰翁孝良 詞︰陳家麗

你是不是像我在太陽下低頭
流著汗水默默辛苦的工作
你是不是像我就算受了冷漠
也不放棄自己想要的生活

*你是不是像我整天忙著追求
追求一種意想不到的溫柔
你是不是像我曾經茫然失措
一次一次徘徊在十字街頭

#因為我不在乎別人怎麼說
我從來沒有忘記我
對自己的承諾 
對愛的執著

+〔我知道〕我的未來不是夢
我認真的過每一分鐘
我的未來不是夢
我的心跟著希望在動
〔跟著希望在動〕

重唱 +,*,#,+,+,+,

http://jp.youtube.com/watch?v=Oj0n81edrA4&feature=related

2008/04/21

格差も捉えよう

格差社会というと、非常に後ろ向きなイメージであると思います。日本の中で感じる格差と言えば、実際は所得格差社会の上と下があるなら下に入っていても実感していない、自覚がない層が多いのかと思います。そんな私もそうなのかもしれませんが、とんと認識できない。しかし日本で格差を痛いほど感じている人はと言えば逆に相当深刻で、絶望の淵に立たされているのだろうと思います。香港に来て、異常なほどに高層ビルが乱立し、(今となっては香港だけはないですが)洗濯物を外に干せないのは大変だね?なんでベランダを作らないの?という質問に自殺が増えるから。という答えが返ってきました。おいおい本当か?そんな高層マンションに住むひとが、自殺するの?と思い数値を拾ったのですが、やはり10万人当たりで換算した自殺率はハッキリ言って日本のほうがはるかに高く。信憑性にかける回答であったと思います。中国での様々な格差は、周知の事実であると思いますが、この自殺率は格差と関係があるのではないかと思い、情報に触れるたびにこの格差をどう国民が感じているのか知りたいと思っておりましたが、私が実際に人々から感じるのは、格差パワーです。この経済大国を支えているのは、農民工という地方の貧しい村から、賃金不払などのリスクはあっても、なんとか都会で仕事をしてお金を貯めて生活を豊かにしようという上海ドリームではないですが、そういった前向きなエネルギーすら感じます。現状はそれほど楽観的な状況ではないですが、格差を埋めようとするパワーは日本人よりもあるのではないでしょうか。一言で言えば「どうにかなるさ」と「どうにかするさ」の格差でしょうか。

思わず唸った先物取引

アメリカで25歳の自信満々の美人女性が、年収などのハードルの高い条件をあげて、結婚相手をネットで募集したことがあったけど一人のエリートに、「僕は君の希望を全部かなえられるし、君は美人だけど、お断りだね。なぜなら、僕の収入は今後もっと上がっていく可能性が高いが、君の美しさは、今をピークにどんどん下降していくばかりじゃないか。投資対象としては最低だよ」と書き込まれて、そのサイトを閉じたという。話を取り上げて小飼弾さんが、エントリーしたこの回、思わず唸った(笑)
詳しくは、以下を

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51037919.html

そして私は基本的に男は胃袋をつかまれると弱いと思っています。
以下をチラ見して直感的に判断。

http://d.hatena.ne.jp/reikon/

女性は何に弱いのでしょうか。

2008/04/20

創業期は、なぜか「なぜ」が少ない。

海外事業の立ち上がり時期は制度が未整備だったり、モノを置くことすら定位置が決まっていなく、その辺というような曖昧さがあったり、決まっていないことが多いが、決めようともしていないし、後から赴任してくると、「いつもこうです」とか「この国では」という言葉に流してしまうことが多いのではないかと感じた。また日本人は主張することよりも歩み寄る方を過度に配慮しながら、事を進めるのが特徴なのかもしれないと感じた。確かにその国の習慣や風土、考え方は尊重すべき点であることは違いないが、自社はこういう価値観でやるべきだと主張してもうまくいかない。日本ではこうだ!はもっと押し付けがましい。しかし「なぜ」は有効だと思う。昨晩は金銭管理を教えてもらったのだが、お金に関わることは、なにか不備があったりしたらまずいし、不正可能な状況を放置することは会社の存続に関わる。更には個人情報などの問題も絡んでくる。教えてもらう時は「こうやるんです」に対して「はいそうなんですか」では駄目だ。「そうやる理由はなぜですか」、なぜは世界共通の必殺技なのだ。そうやる理由が意味がない場合、その方法自体ナンセンスであり、それを突っ込んで確認してやれば無意味な仕事も削減され、かつ有効にオペレーションは機能する。「なぜ」を意図的に使わないといけない。煙たい人間になることは間違いないが、重大な問題が起きる前に始末するほうがよほどましなのである。

2008/04/19

苦い思い

香港に赴任して3週間が経過し、非常に苦い思いをした。仕事は仕事で120%やりきらなければならないのは当然。自己成長のための努力は仕事とははっきりと区別してやる。その自己成長のための計画が遅れている。計画は単純に雲雨傘だ。
①雲:客観的な事実を把握する。
②雨:自分の考えを①から抽出する。
③傘:具体的なアクションに移す。
つまり「雲を見て、雨が降ると予測し、傘を持って外出するという行動に出る」これを今回の計画に置き換えると、①中国の産業全体を把握する(俯瞰⇒ミクロ)②その事実から何が起こるか、何が起きているか考察し未来を予測する③会社に提案できるものは提案、自分でやるべきことは自分でやる。このようなステップを描いて渡航したのだが、失敗した原因は2つ、中国について、単純に自分があまりにも無知であったということ、情報のインプットだけでも多大な時間を要し、1ヶ月で②まで引き上げるような状況ではなかった。また産業についても、あまりにも知らなさ過ぎた。2つ目は想像以上に中国の産業の流れ、変化が早くインプットしている間にも変化をしており、社会主義特有の法律の改定により、昨日OKだったものが今日はNGや、中国のフィルターで情報収集をすると言語のハンデにより、読み込みに時間がかかる。また情報の信憑性や情報がいつ出たものかを注意して確認する必要があるため。私の力量が良くも悪くも明確になった3週間。苦いの一言だ。非常にいい経験にはなったので、今後は立て直しをして、自分が納得できる状態にしてゆきたい。ほか、外的要因は語学力アップのための施策、ネット環境整備の遅れぐらいで、そもそも出国前に①を完結すべきであった。苦々しい悔しさが頭の中、一杯だ。

ロゴとブランドステートメント

今朝、面白くも考えさせられた記事に、ドコモの新しいロゴとブランドステートメントについての厳しい指摘がされているものがありました。これを呼んで改めて自分の会社のロゴやブランドステートメントは、このようなマーケティングに携わる方々や顧客、昨今では、異国の地でどのように受け止められ、解釈されているのか再度よく考えないといけないのだと感じました。つまりは私達の会社はこういう会社ですが、単純明快で尖っていて顧客の心に突き刺さるものでなくてはならないし、それを実現するために具体的な行動を起こしていないといけないということになると思います。ドコモは確かに何がしたいか理解できないボヤけた感じを受ける。次に思い浮かべたのは自社。そしてGoogleでした。Googleは、世界の情報を整理し、私達にその利便性を最大限に提供してくれようとしている会社で、付加価値の高いサービスを低価格というかタダ同然で提供しているなぁ…と思い浮かびました。中国のシェアは百度に押されて伸び悩んでますが、それはMP3を検索で引っ掛けてダウンロードできるってことが1つの要因になっているのは、現地人も認識しているようです。(何でGoogleでなく百度なの?と質問してみました)知的財産の制度がゆるゆるである国ならではのシェア確保はなんとも皮肉です。次に考えたのは、自分です。ドコモの件を考えると、自分はこんな風な人間ですは、抽象的で良くないということがわかります。自分は、こんな人間ですと言い切れる必要が自分というブランドを認知してもらうコツなのではないでしょうか。単純明快で尖っていて心に突き刺さることはなにも会社だけでなく、個人にも必要なことだと思います。

http://ohnishi.livedoor.biz/archives/50535117.html
(記事)

台風来来


こんなマークで台風の影響を表示します。
昨日はシグナル1でした。
Tropical Cyclone Bulletin
The Strong Wind Signal, No. 3 is in force.
This means that winds with mean speeds of 41 to 62 kilometres per hour are expected.
At 7 a.m., Severe Tropical Storm Neoguri was estimated to be about 360 kilometres southwest of Hong Kong (near 20.2 degrees north 111.5 degrees east) and is forecast to move north at about 14 kilometres per hour towards western Guangdong.
Neoguri is expected to weaken further. On its present track, Neoguri will edge closer to Hong Kong and strong winds will continue to affect the territory for most of today.
今日の出勤は向かい風(暴風)ですね。
かなりビュービューで傘が意味をなさないけど大丈夫なのか疑問。
大丈夫は、こちらでは勇気ある男というニュアンスなので微妙にマッチ(笑)

2008/04/18

本が足りない。

こちらで感じたのは、書籍を扱う店舗がやたらと少ない。ファッション誌や週刊誌だらけで、香港のビジネスマンはどうやって勉強したり、情報収集をしているのか不思議になりました。アジアの国際金融センター中環(セントラル)のエリート達は皆様お取り寄せなのでしょうか。日本の本屋も普通にありますが、価格は1.5倍程度で品揃えはやはりファッション誌より、あってもアソシエなどのビジネス誌程度です。昨晩アマゾンで見積もったら17冊で、7000円も郵送費を取られますが、こちらで購入したと想定すると、それでもアマゾンの方が安くつきます。そんなことで、読書量が激減し、インプットを怠った1年を考えるとゾッとしますので(といよりゆとりと楽しみがなくなる)、最終的には発注すると思いますが、現在、奥さんと相談しています。その金額を語学学校に当ててベラベラにするというのも地の利を活かしたお金と時間の運用であることも事実。今週中にはジャッジします。こちらに来て家族サービスができない分、読書量も情報収集量も増加、一番良いのは筋トレにより、弛んだ体がしまることですが(笑)日本での良い習慣は絶対に絶やさないず、そしてMake it betterです。10年前に海外に居た時と比較すると現在はなんて便利なのでしょうか。つくづく素晴らしいと思います。
①インターネットの普及、情報のフラット化
②テレビ電話で家族と話せる
③欲しい物は望めば比較的短時間で手に入る。

2008/04/17

香港大富豪のお金儲けの教訓





出勤する場所にもよりますが、現在キー店舗になっている店にはフェリーと地下鉄を組み合わせてゆくのが定石なんです。ところが最近何百本も複雑に走りまくっているバスを活用することで、同じ目的地に最短で、もしくは同じ時間で到着できるルートを開拓しました。なぜバスが良いか?それは圧倒的に時間でしょう。フェリーと地下鉄は立っていたり、動いたりと細かい移動が連続するため、はっきり言って時間の無駄です。それと比較してバスは一度座ったら目的地まで自由にまとまった時間が使えます。ということで、読了した本が「香港大富豪のお金儲け」でした。ちなみに上の画像はバスの側面の広告ですが、左が新垣結衣、真ん中が優香、右が西川先生だね(笑)と同僚と笑いながら写真に収めました。くだらない気づきです。

さてさて今晩は宿題が山ほどあるので、脱線はここまでで、本題の7つの鉄則について
①経済的合理性を第一に考える。「Reasonable」
②お互いに儲ける。
③お金に感情をはさまない。
④資産は不労所得で増やす。
⑤一極集中投資こそ王道。
⑥国境を越えて投資する。
⑦つねに3年先を検証する。
なんで金儲けの本?という感じでしょうが、華僑について今週は勉強していたなかの1冊です。
①はなるほどと感じました。呼んで字のごとく。⑤はリスク分散のポートフォリオと対極的な考え方で、極端な話、リスクなしで儲けようなんて、そんなうまい話自体があるわけない。という華僑大富豪のお言葉です。まぁ確かにその通り、①を軸に自分が知る領域で⑤~⑦を徹底してやるということ。つまり自分が知らない分野や株、それ自体がハイリスクで一番避けるべきだという哲学がある。恐ろしいまでに考察を重ね、情報収集を徹底し、信頼できる人脈をフル活用した上での⑤は①であり、負ける要素を極限まで削り取っている凄みは感じることができた。またバスの中で身にしみたのだが、④にはDark side of moneyという金持ちになった人間がお金に試される瞬間というものが存在するということがリアルに描かれていた。それは人間の心の闇である。p140の一文で涙が出そうになった。それもバリバリに早朝の出勤途中のバスの中。お金の使い方で、その人間の品性が出る。そう我が社の社長はおっしゃっている。お金を持つこととは難しいものなのですね。
澳門はすぐそこだし、たまたま当たってしまったらどうなるんですかね。ギャンブルでなく香港の大富豪が澳門の町を歩いているなら、それを観察しに行きたいもんです。この本ではギャンブルと投資は③で境界線を引いております。ギャンブルは心を爆発させるワクワクしたもの…らしいです。

官製スローガンを読み解く

中国を考える上でのポイントとして、官製スローガンを逆さから読むと良い。という非常にシンプルな考え方を中国の方が書いていた。確かにその通りである。官製スローガン、つまり国による政策や方針であるが、現在の中国を代表する官製スローガンの1つと言えば「和諧社会」である。簡単に言ってしまえば和諧社会になってないってことだ。なるほどなぁと思った。地方政府が掲げる官製スローガンも意識的に逆さまに読むと現状を理解する助けになってくれる。北京オリンピックのCM(CCTV)などを見ているとギンギンな官製スローガンが映像としても言葉としても見えてくる。モラル低いぞ君たち。たくさんの海外の要人や観光客が北京入りする間だけは、なんとかつくろいましょう的な事なのか。彼らの意識改革が環境汚染、政治経済、社会ひっくるめてもかなり重要だと感じる。隣国による我々日本の環境汚染も決して見過ごせないレベルにまで達しているのも事実である。そして、これは日本に限った問題ではない。

2008/04/14

ジェンガが崩れた夜



Tsim Sha Tsui
Last night,I went to a Bar with my friends who works for the same company.
昨天我們晩上2時下班、所以我們一起朋友去了酒吧在尖沙咀。
昨晩は夜遅くまで働き、翌日が休みということもあり、店長仲間と約束をして、集まった。
集まったと言っても午前2時。喉も渇いていたので、飲み物だけでも飲みたいと思って町をふらふらしていると朝までやっている店があったので、そこで飲むことになった。現地の店長2名と私と、もうひとり日本の店長の合計4名、現地店長のうち一人が昨日北京在住の彼女と別れたということで、激励会という雰囲気もあったが、たまたま置いてあったジェンガで倒した奴が一気飲みのペナルティを設けて、3~4回遊んだところで、罰ゲームが店の入り口に座っているテーブルの人に声を掛けてくるというものになり、日本店長が運悪く、くじを引いた。笑えることにそこのテーブルは韓国から来た人たちの集団で、英語、広東語、北京語、日本語、韓国語と5言語が乱れ飛ぶ状況となった。それぞれ話せる言語がばらばらで自分が理解できる言語を相手が理解できる言語に置き換えながらの会話となった。私は主に、現在香港在住5年の人と家族の話題で色々と話をしました。事情があって離婚し、子供は国に残してきているそうだ。小学校にあがったばかりで、とても会いたそうにしていた姿を見て、私も日本にいる家族のことを考えていた。電話番号を交換したので、またみんなで飲む約束をした。韓国の友人は、これが初めてだ。


海外赴任の落とし穴

かなり意味深なタイトルですが、今日インターネットがつながって、ニュースやRSSに蓄積されたブログなど、丸一日お休みを使って情報をリセットしました。そこで改めて感じたことは、日本語は母国語であるがゆえに、聞き取り易く。読み易く単純だが、言葉の羅列が持つ価値というのは私にとって、非常に高くなる。香港に来て最初に感じるのが、広東語の中だと、英語が止まって聴こえるということ。つまり広東語より、英語の方が心地よいし、意味もわかるという現象。雑誌を読むにも英語が貴重な情報源で、テレビは専らブルームバーグに固定された。北京語でインプットすることとアウトプットする事といえば、低レベルに成り果てる。耳も慣らし、語彙も増やさないといけないので、ごくごく簡単な会話で構成されるテレビドラマをひたすら見るが、1日中見ているわけにもいかないので、時間配分を決めておく。言葉や情報源についての環境はこんな感じだが、なぜ海外赴任の落とし穴なのかというと、今まで、良質な言葉や情報を簡単に入手できる環境があったが、海外赴任すると何か特別な環境にいるから、とにかく流され易い。単純に相手に伝えるという手段でしかない語学に傾倒すれば、肝心の中身が1年もすればスッカラカンになるだろう。つまり伝える内容がペラペラになってしまう。手段に磨きはかかるが、目的を意味するところが希薄になる。唯一のメリットは日本のフィルターが外れることである。中国のフィルター、米国のフィルターは全く違う。無意識に複眼視できる環境に入るというのが海外赴任のメリットかもしれない。良質なインプットを今まで以上に行いながら、手段である語学を磨き、アウトプットの幅を広げることは決して容易でないことは、この3週間で身にしみたことだが、インターネットにつながった今日以降は、もっと負荷がかかってくることは目に見えてしまう。予定だと残り11ヶ月と1週間の赴任生活になるが、ここでしっかりと流れを整理整頓する必要がありそうだ。何よりも時間が有限であるがゆえに、新しい環境に入ると、いつもこの時間再配分が確立されるまでスッキリできない。

ウェブデザインをする方には必見。

アイデアが凄い。ネットを使った次世代メディアなどを考えると技術力も必要ですが、いかに人間が持つ想像力が重要であるかを思い知らされる。知識は誰もが手に入れることができるが、無から有へのクリエイティビティだけは、圧倒的に個人が持つ財産であると考える。

http://amaztype.tha.jp/

香港でのインターネット接続完了。

ようやく3週間目にしてインターネット接続が先程完了しました。これで一番不便と感じていたことが解消され、公私ともにインプットとアウトプットの充実です。社宅は海沿いにあり、香港島までのアクセスもすぐで、非常に住みやすいところです。ひとまず無事に生活を送ることができています。今後は以前のようにブログの更新やインプットのルーチンを導入して、香港赴任ならではの自己啓発も実施してゆこうと思います。北京語の学校に週に2回通っているのですが、最近職場でも使うことが多く、少しずつ語彙も増えて、現地のスタッフ達とのコミュニケーションも取れるようになってきました。なにやら一部香港では日本語ブームらしく、日本語を使うスタッフも結構いることに驚きました。中には今年、日本に1年間留学する子もおり、親日家も多いのだなというのが実感です。但し学ぶのは北京語で、耳から入るのは広東語なので、はっきり言ってテレビのドラマやニュース(中国本土系)でないと、さっぱり理解できないことの方が多いのはひとつのハードルです。今後はネットも利用して語学の側面も強化してゆこうと思います。




「社宅付近からの風景」


「部屋からの眺め」