2009/12/31

箱舟


満月の夜は月明かりが雲を照らす。
雲は音も立てずにすっと流れてゆく、気持ち空が球面のように見える。
しばらく夜空を見上げていると、地球はまるで我々を乗せた箱舟ように感じる。
このなんともいえない雰囲気が好きだ。
この箱舟は宇宙空間を気ままに漂ってゆく。
空は夜でも青く澄んでいる。
2009年もあと10分足らず、皆さんの2010年がまた良い年でありますように。
A Happy New Year !! 
Masaki Goto 2010年1月1日

2009/12/28

2010年成長戦略

2010年の年度方針は、「成長、成長、成長」に決めた。


また2020年までの成長戦略も再度修正をかけた、今度はここから具体的な内容にブレークダウンをして、あらゆる戦術を落とし込んで成果に結び付けたいと思っている。この1年、そしてここからの10年を無駄にせず充実させてゆこうと思う。いよいよ2009年も幕を閉じ、新しい年がはじまります。皆様来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆様のご多幸、心よりお祈り申し上げます。


Masaki Goto 2009.12.31

悩みの特攻薬②

こんなのも1つの好例である。

悩んでいる暇がないほど多忙であればいい。
悩めるということは、贅沢な時間で溢れているということだ。
裏を返すと暇なほど心を病むには十分すぎる環境を整えていることになる。

つまり休息を取るどころか、忽ち精神も肉体も崩壊しかねないということだ。
私達は手帳の予定をぎっしりにしておけば1年でも2年でも、悩みとご対面する
チャンスすら実は逃してしまうのかもしれない。

悩みの特効薬①

悩みは精神を蝕み、そして肉体をも蝕む。
いつまでも対応策が見つからず、生き地獄を味わうのはやめて、
健やかに生きるためにできることで悩みの90%を吹き飛ばす。


①悩んでいることを詳しく書き出す
②自分が悩みについてできることを全て書き出す
③どれで対処するかを決める
④決めたら即実行する


悩んでいる期間を最短にするのが精神衛生上大変よろしい。


Case1
実家の母が病気で、母の仕事を看病しながら引き受けるが、自分も仕事があるので精神的にも、肉体的にも厳しい状況にある場合、一番の悩みは母の健康、自分の体力の限界、経済的な問題。


できること
-自分が退職して、母の仕事を引き受け、母を養ってゆく
-母をリタイヤさせ、自分が養っていく
-母の看病を誰かに任せ、母の仕事も誰かに任せる


どれで対処するのか
まず自分の能力を考え、自分の現職と母の仕事で得られる収入で最大化できるほうを選ぶ、もしくは人を雇うことで、出費はするが、2本の仕事から得られる収入との差額が、仕事を一本化したよりも上回る方を選ぶ


退職届を出すか、求人募集を行なう。
悩みは消すことができただろうか。どこを選択するにせよ、悩みのほとんどは消え、本来自分が備えている能力を最大化し、結果としてキャリアアップにつながる可能性も高まると感じている。

電子書籍端末キンドルの衝撃 Kindle impact


CNETの記事は、米国アマゾンが販売する電子書籍端末キンドル(Kindle)が2009年のクリスマス商戦で爆発的に売れたことを公表している。また25日には電子書籍が紙の書籍の販売数を上回ったと報じている。キンドルの販売数は正式に公表はされていないが、本の世界のiPodと呼ばれるように25000円程度の比較的値ごろな価格で、2012年には20億ドルの売上規模に達するのではないかと報じている記事もある。本を読む人間なら理解できるが、単価が1000円の本を1日1冊購入して読んでいれば1ヶ月で本体が買える。電子書籍の価格は紙の書籍に比べ安価であり、今後爆発的にキンドルの販売数が増加すれば、元々顧客に郵送するためのコストや原材料を必要としない電子書籍は益々、破壊的な価格になりうる。キンドルはアマゾンの金の卵なのだ。そして今年のクリスマスは、多くの本の虫にとっては最高の贈り物がプレゼントされたこととなる。日本は、電子書籍に関しては後進であり、もっと電子書籍の普及を促すべきだと考えると同時に、英語圏の情報インフラの1つとして日本人はもっと、このような機会を利用すべきだ。世界の変化から常に取り残されつつある日本人は、世界の中で井の中の蛙になりつつある。


それでも紙の書籍には、紙の書籍の良さがあるとは思っている。ただもしかしたら、世代を越えて引き継がれるのが、このブログのように電子の情報になる世界だって十分ありえる話だ。実家の本棚には母が若い頃、夢中で読んでいた難解な純文学がどっさりとならんでいるが、このような形で本が引き継がれなくなる日も近いのかもしれない。本を所有すること自体が実は収納コストを考えると1つの贅沢であり、効率的かつ経済的な側面で考えれば、一般市民には電子書籍の世界の方が実際は非常に魅力的である。

香港滞在記 第3話 なんだこれ①


日々の観察の中でふと目に付く不思議のうちの1つ、香港島のホンハム埠頭沿いの歩道には四角い穴がたくさんあいている。釣りのする穴のようなのだが、一体いつから此処にあって誰が開けたのかはわからない。しかしこれほどの穴をランダムに開けているということは、香港政府でもなければ公的機関でないのは確かだろう。香港人は、誰が開けたのかわからない、この穴で釣りを楽しんでいる。

Benちゃんご結婚おめでとう!!


香港の友人、Benちゃんがこの度大変おめでたく、ご結婚。本当は8月から、どうしても12月29日は有給を使って、結婚パーティーに参加をしたかったのだが、香港行きは年明けとなった。結婚祝いの食事会で再会するのを楽しみにしている。香港を後にした日、大雨が降る中、Taxiで一緒に香港空港まで来てくれたときのことをよく覚えている。いつかまた海外で一緒に仕事をしようという約束を果たさないといけない。いよいよ明日は、「小笨大婚之日」 いつも司会をやっているBenちゃんのイメージが強いので、当日は誰が司会をやるのだろうか、そこも気になるところです。御二人のご多幸をお祈りしております。本当におめでとう!!

我々の成長を妨げているモノは何か

我々の成長を妨げているモノは何か。そんな疑問が日本に戻ってから、ずっと頭から離れなかった。あまりにも、向上心に欠け、無気力で、使命感もなく、まるで生ける屍のような状態、成長意欲を感じることができない。何かが我々をそのようにさせている。1つのヒントとなったのは「マズローの五段階欲求」であった。
この「マズローの五段階欲求」を切り口として考えてみると、現場でどのようなことが成長を阻害しているのかが見えてくる。全てが短絡的に、このピラミッドで説明できるわけではないですが、ピラミッド上位の成長欲求、下位の欠乏欲求と大きく切り分けて考えてみても、今現場では、欠乏欲求で著しく問題を抱えていることが理解できる。成長を阻害するものを取り除き、自己実現への欲求を自ら導き出せる環境を整え、自発性を発揮できることが大きく人間を成長させるポイントになるだろう。そのことを経営者は理解しなくてはならない。

プチ忘年会


急遽催された店長のプチ忘年会。専ら話題の中心は、現場の疲弊についてだ。会社の成長に現場が追いついていない、様々な問題が山積している状態であり、ここをどのように乗り切るかが焦点であったが、志半ば、お開きとなった。2009年は、香港ではじまり、苦悩の日々、9月からは日本で、会社の現実を直視した怒涛のような3ヶ月で、ありとあらゆる筋肉を使い、とんでもない様々なことが脳みその中をぐるぐる駆け巡っていた、そんな一年であった。

優れた目標は文字通りSMART

優れた目標は文字通りSMARTである。

S(Specific)具体的である
M(Measurable)計測可能な数字が掲げてある
A(Agreedupon)同意できる内容である
R(Realistic)現実的である
T(Timebased)期日がある

スマートな条件を含むことで優れた目標を設定できる。

2009/12/24

香港滞在記 第2話 住めば都理論

住めば都理論

人間は自分と違うものを見たとき、ギョッとするが、毎日見ていると新鮮さがなくなり、何も感じなくなる生き物だ。ごく普通に考えられない受け答えを1つ、「貴方は、汚れきった東京湾や、川で水泳ができるのか?」という質問に、「もちろん大丈夫」という答え。でも香港の(一部だと思われる)人々は、そんなことはおかまいなしだ。毎朝季節を問わず、かなり多くの人々がビクトリア湾に飛び込んで泳いでいる。手前に視線をやるとゴミがプカプカ浮いているし、ご丁寧に排水処理場のあたりから、皆楽しそうに飛び込んでゆく。昔は水も今ほど汚れていなかったからいいのかもしれないが、とても真似はできない。もしかしたら、それは香港人にとっても同じで、今日はじめてこの光景を見た香港人にとっては、理解できないのかもしれない。小さい頃から毎日此処で泳いできた人達にとって、そこは今も昔も変わらない場所であり、最近少し水が汚いな程度の事なのだろう。なんどもギョッとしてゆくうちに、私たちは「住めば都」と言うようになる。端から見れば狂気であることもままあるのだ。そうやって順応という名の一種の全身麻酔をかけられる。

はじめに感じた違和感は書き留めないといけない、貴方の価値はその違和感の中にある。

これで450円は買得な情報



一橋大学大学院、国際企業戦略研究科(ICS)研究科長である竹内弘高教授のWayに関するプレゼンにて、Newsweekぐらい毎週読んでいないマネジメントは駄目だという言葉を頂いてから購読しているNewsweekですが、同じ450円という価格でも、今回は情報の質が良いと感じるときがある。今回の「ISSUES 2010」は特に優れた内容が多かったように思う。是非とも一読して頂きたい新年合併号に相応しい内容であった。日々テレビや新聞などに露出している情報も大切だが、様々な情報網から(インターネットや口コミ情報含め)複眼視することによって、実際はどうなのか、一部の事実だけが極端に脚色されていないのかなど、もっと深堀しないといけないことがあることに気付かされる。

各国シンクタンクの分析を長期間眺めていると、おおよそ3ヶ月から半年後に現実が分析結果に近づいていることが多い。これもまた有力な情報網である。予想はできても現実そうなるのかは神のみぞ知るのが現実なので、全く外していることが多いのも事実だが、雲、雨、傘の通り、雲を見て、雨を予測し、傘を持って外出する一連のプロセスを日頃から行なうことは思考力向上に必要不可欠だ。

今回の特集で、改めてなるほどと感じたこと、今後良く知っておくべきことを備忘録として、記しておこうと思う。米国国務長官の職務に対する基本的な姿勢として、緊急課題と重要課題を見極め、緊急課題のせいで重要課題を疎かにしないことというのは、マネジメントそのものだと感じた。またそこに長期的課題が加わる。この切り口は素晴らしい。他、アマゾンのキンドル戦略、事業の展望、中国の抱える問題の深さ、イギリス経済の行方ロンドン・シティーの位置付け、N11(次の11カ国)、バブルの歴史、新型結核XDRの脅威とどのトピックスでも1週間引きこもれそうな内容ばかり。

450円は格安。早朝5時半にキヨスクのおばさんに荷解きしてもらった価値があった(笑)

2009/12/22

シリコンバレーってどんなとこ









シリコンバレーが、意外な道を辿ってきたことに驚いた。
現在、アメリカ史をインプットしているので、ひとつアメリカを見る視点が増え、勉強になった。

仕事がどうにも終わらない時の施策とは

仕事がどうにも終わらない時の施策を4つ

①御裾分けする
②お土産にする
③仕分けする(蓮舫ばりに)

界王拳を使う
但し④は使用後のダメージに注意
私が良く使うのは④で
戦闘力が8000から20倍の160000まであげられます。

Lessons on Investing and life

"You have to figure out what your own passions are.
By following your passions, you'll never have a job.
You'll just get up everyday and have a lot of fun" by Jim Rogers.

so why you need to work?
coz I need to work for my fun by workaholic.

ウォッシャブルカジュアルジャケット提案

先日、来期の商品提案で、ウォッシャブル(自宅の洗濯機で洗える)のカジュアルジャケットを上司に提案したところ駄目出しを頂いた。12月15日の繊研新聞の一面に、タカキュー、機能性で攻める、ファッション性に着心地という記事がある。秋物ジャケットの建値消化率70%、また購入客の8割がオプションのウォッシャブル機能がついたジャケットを選んでいる。価格は4万円程度。私が考えるアパレルヒット商品の共通項とは、リーズナブルプライス、質、ファッション性、機能性の4つの要素を備えており、そのうちのどれか1つが際立って優れているというものだ。今回の提案は、そのような切り口で市場を眺めて、ここには需要があるが4つの要素のうちプライスに欠けているというところ、機能性で突出できるというところに着眼したものだ。これはグローバルでも売れる。そしてこのような商品を作れるのも自社だけだと考えている。私はMKよりだが、MDならどう考えるだろうか。

国家の危機と成長戦略

大前研一さんが取り上げている内閣府の世論調査の結果で「結婚してもしなくてもいい」という回答が70%に達しているということについて、国家の形成すら日本は危ういとおっしゃっていることについて、私は実際は、そう考えている人は70%もいないと思っている。この「結婚してもしなくてもいい」というのは、実はそのように回答している人々の最後の鎧だと思っているからだ。これは心理経済学という新しい経済学の分野の解釈に似ている。「結婚したくても、できない」と回答するひとは少ない。それには様々な理由があるだろう。経済的理由、複雑な問題(コミュニケーションエラー)、出会いの機会など、つまり「どちらでもいい」というのは、本音をオブラートに包んだ表現と認識するほうが至極自然だと私は思っている。そこでいかに国家を成長させるか、成長戦略という、ではどうするのか。に話を移してゆく。Globisの堀さんのブログにもある、成長とは何か?という定義、ここには国民の真意に肉薄した内容が綴られている。実はこの2つのコラムは、問題提起と問題解決という流れとも言える。堀さんが進言した成長するために財源がいらない3つの施策。

①成長に寄与している人を称えること
②成長の方法を教えること
③成長の足かせを取り払うこと

内閣府の世論調査の本音部分を想定して考えれば、成長を通して、このような問題も解決されることになるはずだ。経済的な安定や成熟した人間としての成長、特に国として大切なのは③の足かせとなっているものを取り払うことは重要ではないかと思う。実際この3つの施策は個人でも企業でも当てはまることであり、なぜ我々は成長できないのか?という切り口は③を浮き彫りにする。また実際は成長していても、成長に気付いていないことすらある人に対して、何が成長したのか教えてあげる必要もある、これは①

私が考える「成長」とは、現在の自分と「なりたい自分」のギャップを埋めることであり、ギャップをなんと設定するのかで取り組みは変わってくる(身長、知識、仕事の幅)、そのような取り組みの中で称えてもらえれば、凄く嬉しいことであり、そのギャップを埋めるプロからアドバイスを頂ければ、目標達成にかける時間を短縮することができる、そして何よりも成長の障害となっているものを取り除いてもらえれば、最高速で成長曲線を描くことができるだろう。

「成長」を考えるということは非常に意義がある。この「成長」ということを来年の方針に取り込んで、「なりたい自分」をしっかりと定めてゆきたい。

香港滞在記 第1話 First impression


香港を離れるときには既に打ち込みが済んでいたものを

少しずつ小分けにしてアップしてゆこうと思う。
10年前に香港を訪れたとき、まさか自分が香港で仕事をするなんて思ってもいなかった。当時はヨーロッパ一周バッグパックの計画を控えていたので、その予行練習にと思って、手っ取り早く決めただけだ。しかも当時H.I.Sが起業した頃で、激安パッケージツアーにちょっとした自由行動の時間があるという極めて自由度が低い旅であった。現在は香港国際空港は新しくなり、市街からは離れた埋立地に移転されているが、当時の啓徳空港は市街地にあり、離着陸の際は、町の中を飛んでいるような錯覚に陥るほど、ビルの谷間を飛んでいたインパクトがあり、世界的によく知られていた。1998年この体験ができたのは、非常に貴重であったと思う。2008年3月24日、10年ぶりに降り立った香港の空港は当然綺麗に整備され、当時と違った印象を受けたが、香港の日差しだけは、当時の印象となんら変わらなかった。とにかく湿度が高く、蒸し暑いの一言に尽きる。海外駐在員というと耳障りがよいが、やることは日本にいるときと何も変わらない。ただ見知らぬ土地の見知らぬ風土で育った人達と仕事をするときは、いつもより慎重になるだけだろう。新しい環境に胸を膨らませたのは、ほんの1ヶ月程度だけで、後は厳しい現実との戦いだった。今でも脳裏に焼きついているのは、香港島にある店舗を見学したとき、トイレに什器やマネキンなどがぐちゃぐちゃに押し込まれてあり、BR(倉庫)は乱れに乱れて、唖然としたことだ。この光景を見た瞬間、何をしなければならないのかを肌で感じ取った。
全ては整理整頓からはじまる。

2009/12/19

本当の人生とは

本当の人生とは、誰かの思惑の中に生きることではない。ところがほとんどのひとは誰かの思惑の中に生きている。そしてそれに気付いていない。誰かに言われて自分の目標を立てたり、誰かに合わせて自分の目標を書き換えたり。そんな生き方でいいのか、毎日なんとなく時間が過ぎてゆくのを傍観していていいのか。本当の人生を歩みたければ、自分で決断して、自分で責任を取って何でもやることだ。我を忘れて没頭することだ。夢中になることだ。こだわることだ。こういうのはユトリ教育が云々とか、モラルハザードということではなく、SF映画マトリックスの世界と同じで、脳天にジャックを突き立てられて現実の世界と仮想の世界の境界線が見えなくなっていることと変わりはしない。(正しくは首の後ろ)本当の人生を歩いている奴っていうのは、目の色が違う、真剣勝負をしているからだ。そして情熱は其処からやってくる。

来年の方針と抱負

2010年の方針と抱負を考えている。どんな年にしたいか、どんな年であるべきか、この1年は無駄にできない1年で、どこにいようと何をしてようとも、大変革の年としたい。とても真剣に考えている。

共通語の輪の中と外

大工と話すときは大工の言葉で話す。大工の輪の中にいる時はそれで良いが、ひどく孤立していると感じる瞬間があるのは、自分の言語を話す機会がない時だ。自分の言語を使っているときは、心地が良いが成長することは難しい。刺激的で、わくわくするような環境を作り出し、自分を磨くためには、異言語の輪に飛び込むことも1つの方法だ。英語圏とか、中国語圏という意味ではなく、例えば自分の知らないことで満ち溢れている人は創造力の源泉であり、そこから全く新しいものが生まれてくる。刺激が足りないのはアンテナが低くなっている証拠で、創造力が全く足りていない裏返しなのだろう。

2009/12/17

情熱と共に歩む

情熱を持つ1人は、情熱を持たない1000人に勝る(Walt Disney)

言い換えると
情熱的に過ごす1日は、情熱の欠片もない1000日よりも価値がある。
情熱を持って過ごす1年は、情熱のない1000年より意義がある。

僕らには情熱が足りていない。

2009/12/14

なつかしの飲み屋 Clane Bar in Ireland

最近はニュースを見ようとテレビをつけると年末ということもあり特番が多い。特番の定番と言えばナツメロだが、思い出の曲と言えばアイルランドでよく通ったClane Barで歌ったこちらの一曲だ。そしてその懐かしのClane Barは存在するのかどうかググッたら、直ぐに検索に引っかかった。全くこの世は便利になったものだ。このBarは生のアイリッシュミュージックを即興で演奏してくれる音楽家達が夜な夜な集い、軽快な足踏みのリズムに合わせて、みんながセッションするスタイルだ。当然音楽を聴きながら皆でガヤガヤと話をしながら、一杯やるわけだが、その夜は語学学校の友人達と一緒にいつものように足を運んだ。ミュージシャンの中に友人がいたので、彼の勧めで日本の歌を披露することになり、アイルランドの人達、ヨーロッパから留学に来ている友人達に純国産の歌をプレゼントした。歌の良さは、国境を越えられること。あの夜に戻りたいとふと思った。


2009/12/11

イノベーションが起こるとき

今の仕事を最短で終わらせようとか、労働時間を月に240時間に収めようともがいているときは、人はたいした成長はできない。そこには延長線上の成長があるだけだ。反復したり、少しの工夫の積み重ねでなんとかできるようになる。しかし、今まで3時間必要だったものを1分でとか、今まで100万円のコストだったものが10円でできるというふうになると、これは今までの延長線上では決して実現できない、極端に難度が高まる。これをどうにかするにはイノベーションが必要だ。これにはとてつもない試行錯誤と努力が不可欠であり、時には斬新なアイデアも必要になってくる。長期間の苦労の末に実現できることかもしれない。

ではどうしたらイノベーションは起こるのか、起こすのかということが重要になってきますが、かのドラッカーは7つの機会というものをイノベーションの重要な資源と考えておりました。

①The Unexpected( 予期せぬこと )
②Incongruities( 不調和、差 )
③Process Needs( プロセス、ニーズ )
④Industry and Market Structures( 産業と市場の構造 )
⑤Demographics( 人口動態、人口統計学データ、デモグラフィック )
⑥Changes in perception, meaning, and mood( 認識や意味づけの変化 )
⑦New knowledge( 新しい知識 )

この7つの機会を自己革新の原動力に置き換えることができれば、常に延長線上の緩やかな成長曲線から脱し、圧倒的な変化を遂げられる可能性を高められる。仕事とは、全てお客様のために存在しているということは、自らの変化は最終的に顧客へ還元される方向に向いていなくてはならない、何が求められるのか、何が求められているのかを、絶えず考えながら、その機会を常に狙い、結果として、それを実現できる仕事を生み出し、その分野でNo,1になる。リーダーになることがイノベーションである。日本で、もしくは日本がイノベーションを起こすことはグローバルな競争で生き残る必要条件だ。そして、これはどの単位でも言える事だ。個人、会社、産業分野、国すら問わない。

2009/12/10

黄金色の絨毯


銀杏の葉が鮮やかな黄金色に染まり、風が吹くたびヒラヒラと落ちてきて、創り出した黄金色の絨毯。今日は子供と一緒に公園で遊んだ。太陽の光が心地よく、楽しそうに遊んでいる(正しくは、一緒に夢中で遊んだ)子供の姿を見ていると、遠い昔、自分が子供で、自分の親が自分をこのような気持ちで眺めて過ごしていたのだと、当時の親の気持ちにふと触れることができた。私にも3歳の時の記憶があり、当時大人をどのように思っていたか、どんなときに寂しさや喜びを感じていたか今でも覚えている。今、私にできることは彼の立場にたって、当時自分が得ることができなかった、当たり前のようなことを当たり前にしてあげることだ。

語学ケア


日本にいると、英語と違って、あまり使う機会も、学ぶ機会も少ない中国語、日々退化が進むのを感じるので、DSで延命治療を行なうために衝動買い。中国語三昧というほど、中国語三昧な日々は送れないが、移動時間や休憩時間などを利用して、語学ケアをやろうと思う。洋書も手に入らない環境なので、Amazon頼みだ。

2009/12/08

今週の余暇はアメリカ史を

先日、本ブログで取り上げたGoogle Japanの村上式シンプル仕事術の「アメリカ史」について、今週の余暇を利用して徹底的にインプットしようと思う。理系だったせいか、アメリカ史とは縁遠かったので、好奇心をくすぐっている。今から本屋に行って先週見つけておいたやつを購入、電車に飛び乗り3時間、集中して読破しようと思う。もう1つはLEDについて調査する予定、こちらも楽しみだ。

2009/12/04

Investing In Africa's farmland

投資家JIM ROGERSはビジネスウィーク誌にて

"The gigantic acreage in Africa has been underfarmed because there is not much
infrastructure, not much machinery, not much expertise, not much fertilizer. I
think the world is going to have huge food problems in the next few years. Other
people seem to see that, too, so they're buying up farmland. You can either buy
it or lease it. It's very, very cheap, it's incredibly fertile, and it hasn't
been overexploited. And if you take in some expertise and some machinery and
some fertilizer, you should make a lot of money. The labor's cheap, everything's
cheap."

と語っている、JIM ROGERS氏のブログにも記載があるが、今後アフリカの農地に目をつけるなら、農業には、欠かすことのできないリン鉱石に投資することも有効ではないかと思う。リン鉱石と言えば、中国はリン鉱石の備蓄を強化しており、相当な量を抱え込んでいると推測されている。中国政府系ファンドの投資動向をチェックしていると、どのような目的で資源の確保を行い、他国を出し抜きたいのかが読めてくる。

視点を移し、教育という場でも、様々な批判は存在しているが、孔子学院の存在が中国文化を世界に広めるために一役かっている、それとは対照的に、資金を提供されにくい日本文化を学ぶための講座は米国の教育からは、姿を消しているのが現状である。国の懐事情の差だ。

このように積みあがる外貨準備金を後ろ盾に、触手を伸ばす中国だが、近い将来、新たなバブルを生み出す事になると私は考えている。世界金融危機を救うために、世界中で大量に刷られた紙幣は、行き場所を求めて、今日も実態の伴わない何かに群がっている。非常に危険だ。

2009/12/03

世の中を読み解く、先を見据える

世の中を読み解く、先を見据えるには着眼点を養いながら、点を線につなげる工夫が必要だ。鍵となる情報は、新聞などのマスメディアから電車の中刷り、インターネット上と、ありとあらゆるところに散りばめられている。それがなぜそのようになっているのか、そうなったのか考えながら情報を集めてゆくと、思考のトレーニングになると同時に世の中の動きが理解できるようになってゆく、そして次に起こりうることも、思いつくようになってゆく。今日改めて朝から、そのような視点で情報をピックアップしながらインプットしていったが、かなり有意義な一日になった。大学ノートにメモりながら、自分が考える展開をササッと書き足してゆこうと思う。1年繰り返したらどうなるか実験である。

例えば、鳩山首相と奥田碩トヨタ自動車相談役らと会食(鳩山日誌・新聞)、ドバイショック、円高、トヨタ収益悪化(電車中吊り広告)などをつなげて見ていると、この会食の席で、どのような話題が話されていたのか想像がつく。

ネット上には、このように首相の晩餐を丸ごと掲載しているサイトもある。
はっきり言って晩御飯の豪華などどうでもいいのだが、一国の首相が時間割いて会食する相手とその内容は非常に重要性がある。

2009/11/30

不況下でどのように商売をするべきか

売上を上げるために

①客数を伸ばす
  ※足を運んでもらう企画をとにかく増やすことにつきる
    いつも通っている横浜亭らーめんでは、餃子を頼むと次回無料という
    サービスを実施しており、早い話半額で餃子を提供しているが、来店頻度を
    上げる施策として非常に素晴らしいと感じている。

②客単価を伸ばす
  -平均買い上げ点数をあげる
  -平均単価をあげる
  ※実はデフレのため、平均単価はむしろ今後も低下をする
    雇用情勢、デフレのために所得が減少するため個人消費は冷え込むので
    平均単価は下げる方向でないと売上を伸ばしにくい
    よって買い上げ点数をあげる施策に注力するのが望ましくなる。

低価格で利益を確保するには薄利多売が基本的な構造になるが、単品のコストダウンで 利益を確保するという努力と大量に効率よく売りさばくオペレーションが必要になる。特に小売業の場合、大量に物を売るためにはそれを陳列、販売するための人件費が圧し掛かってくる、ここをよく理解し、できる限り簡単に陳列、販売ができるように切り替える。抜本的な改革が必要かもしれない。

これが不況下でどのように商売をするのかの切り口となる。
では自社でいえば…というのは社内にて提案していこうと思う。

今を生きるということ

我々にとって、大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだと歴史家のトーマス・カーライル(Thomas Carlyle)は言っている。過ぎ去った昨日は過去のものであり、どうにもこうにも変えることのできない世界、やってくる未来は不確実であり、存在するかどうかもわからない世界、未来を描き、進んでゆくことは大切なことかもしれない、しかし今、圧し掛かる現実ですら、重荷である我々が、未来の重荷まで背負い込んでは、前進する気持ちすら打ちのめされてしまいかねない、1日という区切りで生きる、今を生きるということの重要性を、この言葉は教えてくれる。われわれは今日と言う日を精一杯生きるべきなのだ。

名曲



Mr.Children
君が好き

もしもまだ願いが一つ叶うとしたら
そんな空想を広げ一日中ぼんやり過せば月も濁る東京の夜だ
そしてひねり出した答えは君が好き
僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 アパートの脇くたびれた自販機で二つ 缶コーヒーを買って
僕の手が君の涙拭えるとしたらそれは素敵だけど
君もまた僕と似たような誰にも踏み込まれたくない領域を隠し持っているんだろう
君が好きこの響きに 潜んでいる温い惰性の匂いがしても
繰り返し 繰り返し煮え切らないメロディに添って思いを焦がして

歩道橋の上には 見慣れてしまった濁った月が浮かんでいて
汚れていってしまう 僕らにそっとあぁ 空しく何かを訴えている

君が好き僕が生きるうえでこれ以上の意味はなくたっていい
夜の淵 君を待ち行き場のない 想いがまた夜空に浮かんで
君が好き 君が好き煮え切らないメロディに添って 思いを焦がして

追い詰めろ強盗犯

強盗犯は複数で3名~4名、昨日の警察からの情報だと比較的若い地元のギャングのような人物というのを聞いた。聞いた瞬間は、そうなんだと思った程度であったが、今朝目が覚めたときに、ピンと来た。この数日でおかしな動きをしていた人物がひとりいた。おそらくこの事件、その人間が絡んでいるのは濃厚だと思う。犯人の背丈、着ていたもの、顔つきハッキリと覚えている。事件解決に向けて有力な情報となればいいのだが。

黒いMLBのキャップ、サイズシールはつけたまま、黒いスカジャンにグレーのライン、グレーのスウェットパンツで身長は165cm前後、11月21日にレジの内側ギリギリまで入り、スタッフに接客を求めているフリをしていた人物で、その人物は数時間後に今度はレジの逆側からレジ内を覗き見ていた。このような不自然な動きをしていれば、当然私は、マークする。事件はその翌週に起こった。

2009/11/28

成功の秘密とは

言うのは簡単だが、これが至難の業だと思う。

What is the secret of your success?

As I was not smarter than most people, I was willing to work harder than
most. I was prepared to examine conventional wisdom. If everyone thinks one way,
it is likely to be wrong. If you can figure out that it is wrong, you are likely
to make a lot of money.

投資家JIM ROGERSのインタビューより

沈む船の上でどう戦うのか

衝撃的な記事の内容だ。沈む船を、沈ませないようにするためにできることは何かという点がない、沈む船から脱出する方法が起業というのも、また違う気がする。心底好きな事で、世の中を良くしたい、変えたいというような志がなければ起業しても、毎日が苦痛の連続ではないだろうか。それこそ、その分野には24時間365日、そのことに明け暮れても楽しくてしょうがない人間がごろごろしているわけだから。自分が乗っている船が沈むかどうか問われれば、沈む船に違いはないと答えるだろう。沈む船の上で考える、それも最速で、沈まない方法を。

2009/11/27

Dale Carnegie How to win friends and infuluence people デール・カーネギー 人を動かす


デール・カーネギー著書「人を動かす」必読中の必読の書である、この1冊を知らない方はいらっしゃらないだろうというぐらい有名。「人を動かす」などという大それたことを私はできないが、人の為に何ができるかを考えて実行することはできる。デール・カーネギーが明瞭かつ簡潔に取りまとめた、この一冊は非常にシンプルな原理原則が並んでおり、およそ難しい内容などは見当たらない。短くまとめられた実例を元に構成されているので、短時間、細切れな時間でも読み進むことができる。なぜこれほどまでに世界で愛されたのかは、このシンプルで読みやすい点、誰しも理解できる内容であるということ。ではなぜこれほどまでに、シンプルで実現しがたいのか、それは、一度この本を読んだだけで、分かった気になってしまい、犯しやすい過ちを繰り返してしまう人間の弱さの現われなのだろう。魂の伴わない行動では、「自分は動かない」「人を動かす」為の究極の一歩は「人、つまり自分を動かすこと」に尽きるのではないだろうか。もしこの不朽の名著「人を動かす」を読んだことがないのなら、今すぐお読みになることをお勧めしたい。

そこでふと感じたことを少し。
社内公募で海外事業に参画したいひとに応募のレポートを提出してもらうという人事のやり方というものは、デール・カーネギー氏が私達に教えてくれる原理原則からおよそ対極にあると感じてしまう。やりたい方は手をあげてください、私達が貴方を評価して、適任かどうか見極めたいと思いますので、どうぞ。これでどれだけのマネジメントが手をあげるのだろうか、疑問を感じる。海外事業に興味を持っているマネジメントの心境、立場になって考えてみれば、どのようなアプローチが有効で、かつ魅力的なのかは、5分も考えれば想像がつくものだろう。彼、彼女らが一番知りたいのは、渡航までの日程、給与体系、手当て、生活水準、日本までの飛行時間、できれば現地で働いたマネジメントの生の声、労働環境、異文化コミュニケーション、食事、余暇の過ごし方、仕事はハードということは言うまでもない。心の底から強力な欲求をかきたてさせるには、人の立場に身を置くことが大切だということは、本著でも触れている原理原則の1つである。私など到底敵わない優秀な人材の集団でも、このような初歩的な原理原則に躓いている。

2009/11/25

プロフェッショナルの条件

最近不平不満を口にすることが多くなった。もう言うまい、たとえ理不尽な事が多かったとしても、その一言、一言が人間性を歪めることになる。プロフェッショナルの条件、実はシンプルだが、実行するのは日に日に困難になってゆく。このような弱さが、成長に足かせをはめる。不や負ではなく、可が生きるうえでは大変よろしい。

2009/11/22

決戦・前人未到

今までの水準を遥かに凌ぐ売上規模とオペレーションで決戦当日を迎えた。朝は3時には起床し、4時前には店舗への道を歩いていた。とても冷え込んだ早朝、店舗のシャッターの前には若者の集団が既に開店を待っていた。10分も経たないうちにちらほらと車が駐車場に入ってくる。もしかしたら、もしかすると…と予感がしていたが、5時には既に100~200名ほどに人々の群れは拡大し、列の整理をしないとまずい状況となった。そこから開店までの50分は、押し寄せる人の波と車の波に、一体今日はどうなるのか、武者震いがした。およそ500名を越えるお客様の列がずっとずっと遠くまで伸びている。駐車場に入れなかった車の列、ハザードランプが遠くまで見えている。未だかつてないインパクト。決して満足いくような状況ではなかったし、お客様にもとても迷惑をかけてしまったが、各チームリーダーとチームメンバーの活躍で、大きくオペレーションが崩れることも無く想定内で全てが進んでいた。長い長い1日が終わった。本当にお疲れ様。そして本当に有難う。怒涛の3連休が明けて、懇親会が催され、みんなで乾杯をした。9月から着任して、シルバーウィーク商戦、FR60と濃厚な時間を共に過ごした皆と、今度は年末商戦を迎える。頼もしい仲間達は、この2つの山を越えて凄く成長したと思う。振り返れば嵐のような1年が終わろうとしている。あともうひと踏み込み頑張ろう。

2009/11/18

村上式シンプル仕事術


Google Japan名誉会長である村上憲郎さんの著書「村上式シンプル仕事術、厳しい時代を生き抜く14の原理原則」40年近くのキャリアで培った仕事術というより、仕事をする上での仕事人としてのプラットフォーム作りのノウハウが詰まった1冊。

★はじめに、の部分で英語ができなきゃ話にならないではじまっている。
つまり英語はもはや十分条件ではなく、必要条件であるという時代になっているということ。

第1部 仕事における7つの原理
☆①会社のしくみを知る
★②財務・簿記の基本知識を身につける
☆③疑問はその日に解決する
☆④仕事の目的は顧客満足にある
☆⑤仕事にプライオリティ(優先度)をつける
★⑥デール・カーネギーに学ぶ

第2部 グローバルに仕事を動かす4つの知識
×①キリスト教の基礎を理解する
☆②仏教の基礎を理解する
☆③西洋哲学の基礎を理解する
×④アメリカ史の基礎を理解する

第3部 仕事に活かす3つの経済学
☆①心優しい日本人が陥りがちな陥穽(経済学オンチ)
★②マンキューの経済学を学べ
★③フリードリヒ・ハイエクの自生的秩序がもたらすもの

第4部 理系諸君へ

村上さんが一番大切なことは、森を見る、つまり全体像をまずはつかむことが大切だとおっしゃっている。目次を見ると、仕事術とはかけ離れているような内容が多いように見えるが、この全体像は、およそビジネス界においては、必要条件であることが、様々な角度から、お手本にすべき人の人生において度々登場していることからも、うかがうことができる。

例えばグロービス学長の堀さんのブログから
■アスペンで「人間学」を学ぶ~その1)学ぶ目的とその目的
■アスペンで「人間学」を学ぶ~その2)何を学んだのか。
つまり第2部にあるような、西洋文明の基盤の理解が必要で、このような研修を受けているわけなのだから、それがどれほど重要であるかは明確である。

またハイエクと言えば、池田信夫さんを連想してしまうのだが、本著でも推薦図書に、池田信夫さん著書「ハイエク 知識社会の自由主義」PHP新書がある。

何よりも、この本で一番強調して置きたい点、それは40年試行錯誤して蓄積したノウハウを最低限の時間で私達がインプットできるということだ。そのコスト1500円と1時間ちょっと、読書に時間を割くということだけ。そして、これは! と思えるものをシンプルに取り入れてゆくことが重要だ。なるほど、と思える内容が実に多く、やっておきたいこと、やるべきことが増えた1冊でした。

☆既に実施済み
★現在実施中
×未実施、未計画

それにしても仕事もできなきゃ、評価もされていない自分と向き合うのは四苦八苦である(笑)
(P103参照)

2009/11/17

心意気


横浜亭のマスターが食後に、蜜柑のお土産を、前回は柿を頂いた。いつも至れり尽くせりのサービスをして頂き、感謝感激。地域コミュニティでも様々な活動をされているようなので、交流してみたいと思う。こちらのマスター、大の焼酎好きで、なぜか、ラーメン屋のカウンターに、魔王や森伊蔵などが、普通に並んでいる。とてもフレンドリーな私のお気に入りのラーメン屋である。ここの餃子がまた美味い。

2009/11/15

金相場は1000US$が底値か

とうとう金相場の底値が1トロイオンス当り1000US$以上になってしまったのか。トレーダーのブログを見ていても、金相場の展望は1000US$よりは下がらないとみている。JIM ROGERSは、次の10年で2000US$まで価格が釣りあがると見ている。確かに上がる材料はあっても、下がる材料が見当たらない。

電子Bookと紙の本

池田信夫さんのブログにあるように、日本は電子ブックの潮流に乗り遅れたようだ。ガラパゴス携帯といい、日本人はどうしていつも、このように不思議の国なのか。書籍で言えば、日本語圏にしがみつかずに、英語圏の比率を上げて、電子ブックの恩恵を存分に受けることがいいのではないかと思う。但し紙には紙の良さがあり、連日PCの画面でインターネットの情報と向き合っていると、やはり目が疲れる、長文や論文を読むのも、紙の方が早く読み込むことができる。人それぞれだと思うが、やはり電子ブックと紙の本は差別化して利用するだろう。読書をしている私達の行動や思考をもっと理解しないといけないのではないか。

2009/11/13

金銭不正を見破る目

エンロンの粉飾決算も、現場で発生する金銭不正も、見破るための目を養うには、現実、現物をとにかく見るということだろう。他者が言うことを鵜呑みにせずに自ら確認をするということだ。よく信頼はしても、信用はするなというが、自らの責務を果たすとしたら、信用しないというより、真実を自分で見極める習慣を癖付ける、単純にそれを実行するということ。後を絶たない金銭不正、はした金で人生を棒に振る人の身には一体何が起こっているのだろうか。1000歩譲って、少なくとも生涯稼げるであろう金額、一生働かずとも食べていける金額以上の誘惑でないと、リスクを取る気にはならない。

ブログをやる意味って何だろう


ブログをやる意味って何だろう、という問いに答えてくれる1冊、勝間和代さんの著書「目立つ力」は、オリジナルメディア、インターネットとの付き合い方を誰でも簡単にわかるように、説明してくれている。私には私のブログに対する考え方があるが、思考の可視化からはじまって、人生の目標を達成するための手段としての戦略的なアプローチまで、非常に丁寧に、そして体系的に書かれているので、ブログやってみようかなと思っている人や、ブログで自分を成長させたいひとには必読かもしれない。

2009/11/12

変わり行くベネチア



Newsweek日本版11月18日号で「外国人の海に沈む水の都」という記事があって、衝撃というか、残念な気持ちになった。ベネチアの永住人口は、この40年間で半減し、年間800人が流出、2030年までに一人もいなくなるという話。外国人が別荘として購入したり、レストラン経営もアメリカ人やイギリス人にとってかわっているらしい。ベネチアが海面の上昇で海に沈むといわれ続け、何十年も経過したが、海に沈む前に、外国人の海に沈むというブラックが入った記事のタイトル、建築に詳しいひとは知っているだろうが、ベネチアの地盤に突き刺さっている杭や建築に使っている石などは、トルッチェラ島から、ベネチア人が現在の場所に移動するときに持ってきたもので、地盤の弱さの懸念もあるが、それとともに海面上昇という問題にも直面している。街には運河がはりめぐらされており、通常の移動はバポレットという水上バスのみで、車がないから、とても静かだ。私が訪れたのは1998年12月の雨の日で、水が海面に当たるたびにエメラルドグリーンに光っていたのが印象的だ。小さいリストランテがたくさんあり、イタリア人のノリが良いおじさんが、美味しいパスタを作ってくれた。そしてベネチアにあるベネチアンマスクの店は全て訪れてみた。そう、ベネチア市民のいないベネチアなど、ベネチアではない。

まあ今回の特集記事である本と雑誌と新聞の未来も気になったのですが、それはまた後日。

ロシアの未来は明るいのか

2009年の実質GDPはおよそ-7.5%の見通し、世界金融危機が起こる前までは平均7%と高成長を続けていたが、2006年時点で、1989年のGDP水準に戻しただけというのが現実、通貨ルーブルについても非常に不安定であり、資源に依存した国の経済は原油価格によって大きな影響を受ける。新興国家BRICsとして、言われているほど未来は明るいとは思えない。本当にロシアの市場は魅力的なのか、見極めが必要だと思っている。

残業0に向けて

日経新聞にイケア・ジャパンのCEO、ラース・ペテルソンのインタビュー記事が掲載されていた。1日8時間、週で40時間より多く働くべきでない、驚くべきことに有給は100%消化、残業は禁止ということだ。この記事について自社の社長もふれていたが、それから3週間経過しても、全く現場には、そのような変化は起こっていない。まるで違う世界の出来事のようだと感じた。思うに、それを実現するために知恵をしぼる時間すらないのではないか。小売業というものは労働集積型産業であり、たくさん売るには、たくさん陳列しなくてはならない。一定の仕事をするためには、一定の経費を当てる必要はある。ここでのポイントは管理能力の質的アップだろう。どうやって、この残業0を実現するのか。ここにメスを入れようと思っている。自分ができたら、次は上司へ要求しようと思う。上司ができたなら会社へ要求しようと思う。いつまでもダラダラやるべきことではない。日本式、有給は消えて当然などという常識も同様、上司の働き方を見ていると、とても週6出勤、1日12時間労働、食事抜きなどという働き方はできないと思う。

①固定シフト制、ピンポイント採用
②ルーチン業務圧縮
③売上動向に合わせて、事前人員調整を徹底的にやる
④高度な権限委譲
⑤商品陳列方法工夫
⑥商品補充方法工夫
⑦有給消化を含めた年間計画

実際、仕事の質を落としまくって、単なる「残業0」で弱体化したサラリーマン社員も多い…。
時間が来たので帰りますというようなトンデモナイ働き方にならないように注意は必要だ。

2009/11/07

店舗スタッフと一杯。


店舗の店長代行者とVMDリーダーと急遽1杯やることになり、はじめて足を運んだBarがまた清潔感があって、落ち着ける空間だった。普段なかなか話さないようなプライベートな内容や、仕事上の話、最近のアパレル、何から何まで話す機会があった。プライスも高くなく、今後も足を運びたいお勧めのお店。ここのバーテンさんは国際バーテンダー協会からちゃんと認定されている方がお酒を作っており、味はお墨付き。あんまり頻繁には行くことはできないが、時折、物思いにふけりたいときや、皆と語らいたいときは利用するつもりだ。

2009/11/05

資格試験勉強中

学生時代は大嫌いだった勉強ですが、現在では、勉強することは好き。とはいえ資格取得のための勉強となると時間制限もハードルもあるので、話は変わるものだと久々に感じている。保有している公的資格を、社内の人材情報には書き込んだことはないけど。コツコツやっていこうと思う。今は超繁忙期で、時間のやりくりするのは困難だけど、この分野の面白みが段々わかってきたので、苦痛もなくなってきた。勿論現在の仕事と未来のキャリアにも直結するものだから、どう転んでも損はないので、時間を確保すればするほど、ちゃんと投資回収できるから、春に向けて一層頑張ろうと思う。以前不動産会社にいたときも、月1休みで、毎日20時間労働のような環境下で、宅建を取れと支店長に言われていたことを思い出す。当時は何を言っているんだ、このひとは…と心の中で思っていたが、人間やろうと思えばなんとかなるもんだとつくづく感じている。2年以内にもう2段階上に!!

Google CEO Eric Schmidt 5年後のInternetを語る@Gartner Symposium/ITxpo Orlando 2009 



このインタビューからGoogleが考える、Internetの将来像とどんな点にフォーカスしたビジネスチャンスを創造してゆくか姿勢が伺える。特にInternetには中国語のコンテンツがあふれ、今の若者が創り出すライフスタイルが将来Webが備える機能のロールモデルになりえる、現在の若者はアプリケーションからアプリケーションへとシームレスに飛び回る。またブロードバンドの通信速度は圧倒的に高速化し、動画を中心としたコンテンツが主役になり、情報はリアルタイム情報にランク付けができるようになる。

アジアで3番目のDisneyland開業へ

中国政府は10月、上海にアジアで3番目となるDisneylandの開業を許可した。これにより香港DLとの顧客の奪いあいが激化する。本土からの旅行者が香港DLを利用する場合、入境許可やパスポートが必要であり、手続きが面倒だが、上海DLはそのような手続きも不要であるため、本土からの観光客の割合が大きい香港DLでは集客力が落ちる可能性がある。香港と言えばアジアの金融センターであるが、上海は、この点でもアジアの金融中心となるべく、着々と準備を進めており、この2つの都市の争いは今後も過熱してゆくと思われる。

店長飲み会


今晩は店舗MTが終わった後、急遽エリアの店長と飲み会を決行。グラス1,2杯と決めて駅前のBarに足を運んだ。会話はやはり仕事の話が中心だったが、お互いの取り組みや事例などの共有をリラックスしながらできるのは良い機会だ。1杯目はSidecar on the rockで2杯目はCharlie Chaplinをお願いした。次はエリアの店長全員で飲もうか。という結論に至り1時間ちょっとで解散。ちょっとした憩いの場、年末年始もお世話になりそうな気がする。

2009/11/02


苦楽を共にする靴。この靴は香港のCauseway Bayで購入した思い出深い靴、日本に戻ってきて2ヶ月で既によれよれになり、踵の部品が外れたため、もう履くことができない。400坪とか300坪ぐらいの店舗を毎日歩きまわって、1週間過ごせば自分も疲労するが、自分よりももっと靴に負担がかかっていることを改めて靴を眺めると感じることができる。本当にありがとう、そしてご苦労様でした。人も靴も一期一会。

心理経済学



大前研一さんの著書でもある「心理経済学」 についてふれている記事を読んで、新古典派、ケインズ派など、経済学ではどっちよりかなどが話題になるが、この心理経済学、いわゆる行動経済学は比較的歴史も浅いが、心理学と経済学の融合により、人間は合理的に自らの利益を最大化するような行動を取るという他の経済学派とは違うところに立ち、経験主義的に人間の行動を理解しようとする。そう考えると大前研一さんが今回書かれている記事のような打ち手は非常に有効ではないかと感じる。経済学と言えば、池田信夫さんが監修していた先週のNewsweekの特集内容は体系的にまとめられていて非常に分かり易かったので、経済学を学ぶきっかけには最適だと思う。

2009/10/23

やがて来る大増税時代のための準備

やがて来る大増税時代のための準備という内容の記事があった。働き方についてはともかくとして、貴金属や外貨の準備は必要だろうと私も思っている。残念ながら、最近は金の価格が高騰して1トロイオンス当り1000ドルというような状況になっている。外貨についても、ユーロ建てで。円の没落は覚悟をしておく必要がある。特に恐れているのは、インフレで、実際起こりえないことが世界では何度も起こっているのが現実であり、日本だけが特別、そのような問題を安全に回避できるわけでもない。起こりえないことなどないと思って危機管理することが大切である。振り返ればLTCM(Long Term Capital Management)の破綻を誰が想像していたのか。今や国家すら破綻してもおかしくない状況だって散見される時代である。国に頼るのは、自殺行為だろう。話は元に戻して、外食=税金を日本国民が理解したら、外食産業は淘汰が進んで、1つの産業が傾くかもしれない。裏を返すと調理学校や家飲み系情報ハウツー特集などの分野は、ビジネスチャンスになってゆくということなのだろうか。興味深い…。

2009/10/22

景色


すれ違った老夫婦が、「何年ぶりかね、こんな綺麗な夕日は」とつぶやいたのが聴こえ、「こんなに綺麗な夕日は久しぶりだわね」と返す言葉が遠くのほうで聴こえた。立ち止ってみれば、鮮やかな夕日と山の影。蝉の声もすっかり虫の声に移り変わったある日の夕方。日本という国の豊かさは、こんな景色に凝縮されている。日本人よ、もう一度、取り戻そう、心の豊かさを。

「知恵」と「勇気」と「力」

小学生の時のカードゲームか何かのCMで流れていた決め台詞をふと思い出した。「知恵」と「勇気」と「力」でGo!だった気がする。今、私達に欠けているものは、これなんじゃないかと思っていた。店長業務を全うするスキルが低下しているとか、現場が弱体化しているなんていうのは、本当に物事を見ているようには思えない。何が変わったかって何も変わっていない。本当に生き残ろうと思ったら知恵と勇気と力が必要なだけだ。知恵と勇気と力って何だ?! 知識じゃなくて、どうにかしようとする知恵、常識に囚われない勇気、長いものに巻かれない勇気、壁や蛸壺をぶっ壊す力、どうでもいいルールなんて根っこから破壊する力。学ぶ時間もなく、同じ日々を繰り返していて、どうやって世界で戦えるのか。世界を俯瞰し、政治を見つめ、経済を知り尽くし、次に何が起きるか想定し、自分達が何者であるのかを世界で表現し、認めてもらうためには、それ相応の集団でなくてはならない。もっと学ぶことだ。どうしたらもっとうまくやれるか、心底考えることだ。誰かの思惑の中に生きてはいけない。自ら考え行動してこそ、生きる価値がある。子供の頃、カードゲームが与えてくれたキーワードは生きるための原理原則なのかもしれない。グローバリストは知恵と勇気と力でGo!!

秋空


冬がせまる頃の澄み切った冷たい空気を、お腹一杯に吸い込んで、見上げた空は秋の色だった。生きていることを実感する瞬間。この世に生を受けたことの幸せを感じる瞬間。息が詰まる世の中であっても、そんなこと明日になれば、どうにでもなるさ、と言わんばかりの空の寛容さ。こんな美しい星に生まれたことに感謝せずにはいられない。人間なんてちっぽけなものさ。くよくよしてないで、空を見上げてみよう。そんな空からの声を聴くと、生きる力が湧いてくる。

2009/10/09

経済危機からの教訓 新たな活路を探る

第11回日経フォーラム「世界経営者会議」、経済危機からの教訓 10月26日(月)27日(火)の2日間、帝国ホテルにて開催される。受講料は6万3000円と高めだが、公休をずらしても、参加したい面々が講演をするとともに、議論する場でもある。これを上司に言ったらなんと答えるかが問題だが、自社の社長も出席しているわけだから、返答に困るかもしれない。

2009/10/08

グーグルの働き方


日経ビジネスAssocieの10月20日号の特集はGoogleの働き方でした。Googleという文字について反応して立ち読みせずに、買ってみたところ。Google Japanの内側を見ることができた。本社の状況は以前呼んだ本や、テレビの特集、またInternet、特にYou tubeでGoogle社内での研修などの情報は自分で見ることができるので、想像がついたが、足元の日本は、過去一回ぐらいしか、目にしたことがないので、働いている方の顔が見えて、新鮮であった。これはというKeywordが「スケールする」これはとても参考になった。スケール=拡張可能性(Scalability)から来ているが、本誌にもあるように、グーグルの仕事に即して言うなら、日本で作った製品が欧米やアジアでも使えたり、ある広告顧客への問題解決提案が別の顧客にも適用できたりする状況を「スケールしている」と据えているらしい。この切り口は、今やグローバルという巨大な波の中で必要とされる考え方であり、逆にスケールしない仕事など、なんの役にも立たない、もしくは付加価値が低いと見なしていいだろう。グローバルオペレーションの構築やグローバルマーケティングなどは、ずばり、この「スケールする」かを問われる課題であると言える。つまり私達に求められている仕事とは、スケールする仕事であり、グローバルベストプラクティスなのだ。そのようなアプローチを日々行なう必要がある。それも頗る明るく前向きにだ。だから私はGoogleが好きで、かつGoogleのヘビーユーザーでもある。

スパークリング酒?!


大関との協力で開発された新商品「米づくり」という名の炭酸飲料水、ネーミングに引き寄せられて思わず購入、試飲をしたわけですが、米の甘みと炭酸が相まって、なんとも言えない「アンバサ」乳酸飲料のような感じ。スパークリング酒にしては少し甘さが強め。興味のある方はどうぞ。お勧めはあえてしませんが、挑戦すること、好奇心を満たすことはお勧めします。

これは絶品


差し入れをして頂いたお弁当。やはり手作りのお弁当は違う。味が違う。魚の味も全て違う。改めて手作り弁当の偉大さを感じた瞬間。このお弁当、美味なり。いつもありがとうございます。そして色々と提案も頂く毎日、良く考えて頂いていて、その感受性の鋭さは脱帽です。

2009/10/01

日本経済二番底か

企業はデフレの影響を受け、過度の低価格販売に踏み切り、販売価格の下落により企業収益が悪化。これが、雇用者所得・設備投資の減少に波及するであろう。また原油価格が高騰した場合も、原材料費のコスト上昇分を価格に転嫁できないため、収益の悪化に拍車をかける懸念がある。収益悪化に伴い、ボーナスカットや給与の減少、それにより一層消費マインドの冷え込みが起こる可能性がある。また継続して失業率が増加することも予想される。日本では、欧米諸国の景気回復までは、厳しい状況が続きそうだ。消費者マインドの冷え込みで、爆発的に売れる可能性は高いが、極端な冷え込みは、年末年始商戦に悪影響を与えかねない。今からあらゆることを想定しておく必要がある。

中国経済の現状(China economy outlook)

中国経済の現状と見通しについて、簡単にまとめておく。

政府主導の景気対策が奏功、年末に向け中国国内の景気状態は引き続き回復基調であり通年での成長率は目標である8%をクリアする見通しとなっている。但し輸出に関しては、未だ回復しておらず前年同月で23%減と苦戦状態、景気回復を牽引するのは内需である。政府主導での景気対策なくして中国経済の維持と成長が困難な状態は決して健全な状態とは言い難い、健全な内需拡大ができるかどうかが今後の政府の課題となる。また不動産開発投資が急増しており、不動産の高騰は1つの懸念材料だ。そして為替についても、1ドル6.8元とやや元高に振れている状況で、これ以上の元高は輸出に与えるダメージも大きく、同じく懸念材料と言える。景気が必要以上に過熱しないように配慮しながらも、政府は2010年に向け、法人税率を引き下げることを具体的に示していることから、経済成長についても、実際は不安材料を抱えているのが現実といったところである。

スタバで販売している「月餅」

勝間和代さんのブログでも紹介されていた、スタバの「月餅」は香港国際空港でも売っています。私は「月餅」が大好きなのですが、前回の帰国時には手荷物が多かったため購入しませんでした。年末には香港の友人の結婚パーティーがあるため、そのときはお土産に買ってこようと思っています。

必ず失敗できるマネジメント

必ず成功できるマネジメントではないところがポイント。多くの店長と話を聴いて感じた、いわゆるイケてる店長と、詰めが甘い店長のマネジメントの相違点、それは「理由付け」に要因が潜んでいることが1つあげられるのではないだろうか。発せられる言葉を聴いていると良くわかるのだが、理由付け=言い訳(Excuse)の使い方だ。

必ず失敗できるマネジメントの発言
「明日は、業務量が多くて、その仕事までできそうにないけど、頑張ろう」

一見聞こえが良いのだが…

既に業務量が多いため、仕事を完結できそうにない布石(言い訳)が打たれているのが特徴で、事あるごとに同じようなニュアンスの言葉を繰り返し使う習慣が定着している。それを共有されるチームは、既に心のどこかで、その仕事までやらなくてもいいとお墨付きをもらったような感覚になり、既にその仕事は放棄されているような状態になる。よって翌日は、ほぼほぼ高い確率で、その仕事は終わらない。

成功しやすいマネジメントの発言
「明日は業務量が多いが、その仕事は3ヶ月に一度だけだから絶対にやろう」

理由付けの使い方が逆なのだ。このようなマネジメントは、事あるごとに、今日だけはやるぞ、せっかくだからやってしまおう。兎に角、事有るごとに理由をつけては、業務遂行をチームに促すことになる。促されるほうは大変だが、間違いなく成功体験(やり遂げる習慣)を繰り返すこととなり、成果が出しやすい集団となってゆく確率が増すと考えられる。

なんとも納得感があるような、ないような理由付けだ。

今日だけって言いますが、今日も! やるんでしょ… 
折角? だからって何だろうと思いつつも、なぜか使命感が増すのが不思議。

ジョン・ステュアート・ミルの「自由論」

先週のNewsweek(2009.9.30)p42で、過保護な政治はもうたくさんという記事に、思想家ジョン・ステュアート・ミルの著書「自由論」で、彼が、個人の自由を妨げる権利が正当化されるのは、他者に害を与えるときだけだと論じている点を引き合いに出して、屋外での喫煙が受動喫煙となって他者に有害だという確証がない以上、全米に広がりつつある禁煙政策は彼の理論では正当化されないとあるが、受動喫煙はさておき、単純に「煙い」。このようなものに理論云々は必要ない気がする。特に歩き煙草、ポイ捨ては単純にモラルが低く、他者への配慮が足りない迷惑行為としか言いようがないのではないか…。こんなことに思想家を引き合いに出す必要はないと思われるが、政府がここまでしないと自己管理ができない、この有様はなんとも恥ずかしい限りだ。極めつけは「砂糖入り飲料を1日に1杯以上飲む成人の割合を20%削減」したいと語るマイケル・ブルームバーグ市長。どうせ削減するならCO2を20%削減して欲しいものだ。

このような流れのときに、爆発的に売れそうな商品開発は、1つのビジネスチャンスかもしれない。同じ風味で糖分大幅カットの健康飲料か、飲んだら早死に納得の濃厚砂糖漬け飲料かもしれない。不健康とわかっても、食べたくなるメガマックを考えると…アメリカ国民は憎めない素直な国民なのかもしれない。

店長MT


今朝は5:45に起床し(いつもと同じ時刻)、店舗へ出勤ではなく、名古屋に出張。目的は店長MTに参加をするためだ。昼から開始だが、事前課題のすり合わせなどをエリアの店長とともにするために、9:21には既に名古屋入りをしていた。人生で初の名古屋に少し期待をしていたが、食事をする場所も開店していない状態で、喫茶店にてブランチを食べた。店長MTは夕方18時過ぎまで行なわれ、その後はエリアで集まり、エリアMTを実施、10月度の商売について情報交換などを行なった。終わったのは20:30ぐらい、そこから小田原へ向け出発。あまりにも空腹で、名古屋名物の味噌カツなども食べることができず、駅弁を購入。こちらも売れきれしており、品薄状態の中、せめて名古屋コウチン弁当をゲット。名古屋をほんの少し感じることができた。自宅についた頃には日付も変わる直前で、本当に長い一日でした。明日はリフレッシュして、金曜日からまた仕事に全力投球だ。

周杰倫-夜曲


この楽曲を聴くと、香港の夜を思い出す。仕事に迷い、人生に迷い、香港の闇に吸い込まれそうになったときに、よく聴いていた曲だ。今日は名古屋でのMTを終えて、夜遅くに帰宅、暫くぶりに、音楽が聴きたくなって、何を聴きながら眠りにつこうか考えていたとき、ふと思い出したのが、この曲だった。今は日本の楽曲はほとんど聴かなくなって、英語も暫く聴いていない、専ら中国語だ。映画は英語が多い。呉老師(北京語の先生)と再会したときは、もう一度皆でカラオケに行きたいので、耳と舌が退化しないようにしよう。

2009/09/29

価格で対抗するのは賢明か、マーケターの手腕は?

18日にイオンはPBで、680円のフリースの販売を発表した。価格とカラバリ(カラーバリエーション)で勝負するようだ。前年比2倍の450万枚の販売を見込んでいるようだが、確かに「安い」だが、価格設定は前年比でどうなっているのか、また原料費はどうなっているのか。価格設定が前年の半額以下なら2倍売っても、採算が合わない、採算が合うなら原価を抑えている、つまり技術革新によるものか、大量生産によるコストダウン、もしくは質の低下、または話題性の提供のみで、来店客数の増加により、他の商品を買ってもらうことで空いた穴を埋めていこうとしているはずだ。(マクドナルドのコーヒーの無料券と同じやり方)低価格戦略は正解なのか、以前本ブログでも書いた、売れるもマーケ当たるもマーケの①、そして②に該当するような事例に当たっている。ユニクロの代名詞のフリースと低価格を掲げてのマーケティング戦略、果たして吉と出るか、凶と出るか。顧客は価格もさることながら質にもこだわる。このような分野はファストファッションの安くて、ファッション性が際立っているから売れるとは別の領域であることをマーケターは理解しなくてはならない。またスーパーのユニーも同様にユニクロの代名詞である「ヒートテック」に対抗して、「ヒートアップ」という商品開発をし、PBとして販売を発表したが、こちらも同様。

ラーメン処 桜亭

昨夜は仕事が終わった後、スタッフのお誘いで「桜亭」という隠れた地元のラーメン処にて食事をした。小田急線の線路沿いにあるお店で、駅からは少し離れているため、やはり知る人ぞ知る名店である。店長さんは非常に愛想も良く、スタッフが以前から良く利用しているため、サービスで水餃子が前菜に、そして注文したラーメンに、煮玉子のサービス。水餃子は、生姜の風味が利いていて、さっぱりしているが、衣の柔らかさが格別、口に入れるとふわっと生姜の香りが広がり、衣がとろけてなくなる食感。超美味。肝心のラーメンはトロッとした豚骨醤油、濃厚な味わいが舌に絡みつき、スープ全部飲み干したくなる仕上がり、サービスの煮玉子は中は半熟かと思いきや、ほとんどレア状態で、ひきしまって歯ごたえがある白身とは対照的、しっかり煮付けられた白身には醤油味が浸み込み、中からあふれ出す黄身は濃厚なスープと相まって、これまた美味。これだけの品なら相場は900円以上だが、これでなんと700円(麺は大盛り)店長さん気前良すぎ…と心の中で思いながら完食。ひときわ個性的なスタッフも食事に参加し、この世には多種多様な人間が存在していることも再認識。また来よう「桜亭」な夜でした。
差し入れして頂いた水餃子が格別でした。

劣悪な労働環境でいかに戦うか

ブラック企業でなくても、厳しい労働環境なんてものは、いくらでも世間に溢れていて、結局のところ、どうやって仕事を楽しむのか、切り抜けるのか、成長するのか、よりよくやるにはどうするのか、そんな心構えやマインドがないと、どこに行っても「溜め」はおろか、消耗しきってリタイヤすることになる。この記事や、この記事などは読んでいて刺激になる。1つ1つの仕事を短時間で最高の質で仕上げるこだわりと創意工夫、自ら変化を受け入れ、改善を積み重ねる取り組みさえあれば、こんなトンデモない蟻地獄からは這い上がれるだろう。一分将棋を指し続ける毎日から長考する時間を確保できるようになるためのBreak through pointは卓越性の追求だ。簡単に言うなら、加速装置を使って高速で仕事を畳み込みながら、徹底的にトドメをさせるか否か。そしてその力を増幅させるのがTeamworkだ。現場には、このような力を磨くのには絶好の混沌さが存在している。

今日は改めて日本で働くときの有利なポイントを再認識した。それはなんと言ってもインフラ、システムの精度の高さにある。Excel出力も自由自在、数値についてはあらゆる情報が瞬時に手に入る、そして何よりマクロが使えるので、コピペで数秒で、自分の頭の中で描いた、確認シートが仕上がるわけだ。蛍光ペンで異常値チェックなんて、ふた昔前の時間を垂れ流す方法は投げ捨て、10分もあれば週間単位のあらゆる数値を軽々インプットできる環境が整っている。これが大きな相違点だ。そして全世界で同じインフラを使用することになれば、優位性は格段と増すことになる。特に全社の数値異常などはオートマチックにピックアップでき、そのまま提案シートの作成まで行なうことができる。所詮数値異常の発見はプログラミングで拾い上げさせれば良い。帳票と数時間にらめっこしている幹部職がいるとしたら、時間の浪費もいいところだ。自分の頭で考えたこと、自分が問題点を発見する視点や基準をExcelに教えてやることが1つの卓越性の追求になる。トレーナーがトレーニングする相手は人間だけとは限らないわけだ。今日はそんな相棒を育成した。

2009/09/25

香港がくれたモノ。

香港がくれたモノ。
なぜ大きな失敗したヒトが這い上がってくるのか、なぜ屈辱を味わい、葛藤と苦悩の日々を送ったヒトが力強く成長するのか。香港がくれたモノ、それは不屈の精神と理想に向かって絶えず挑戦してゆく熱意、そして高く掲げた志。味わうことができなかった達成感、失敗に終わったネガティブな開放感が入り混じった丁度、子供の頃に、ころんで味わった、砂に血が混じったような味が口いっぱいに広がった感覚。それをぬぐう時が来た。香港がくれたモノ、それは不屈の精神と理想に向かって絶えず挑戦してゆく熱意、そして高く掲げた志。

Break Through

2009/09/24

勝間和代 脳力UP


日本に戻ってきてからの読書によるインプットが新聞やNewsweekなどのビジネス誌に偏っていた状態だったので、少しずつ今、私に必要な良質な情報源の特定と、インプットの仕組みの再構築を実施。読みやすいもので、今、必要に迫られているものに何か良い影響を与えてくれるだろうというものを選んでみた。早い話が「思考力」を鍛えるには、というもの。差し迫って、営業部へ提案を毎週しなくてはならない状態にある場合、どうしたら毎週効率的にかつ、効果的な提案ができるのかを考えてみた。

何が提案できるのか。という問を直接考えてしまっては早晩ネタが尽きると思い。どうしたら、創造力を働かして、毎週バンバン提案ができるのかという問に切り替えてみた。どんな商売もそうだが、売上と利益をあげることや顧客満足を達成するために、仕事が存在しており、その仕事を改善、改革することで、より上手に、会社の目標にアプローチし成果をあげることができる。原点をそこに置き、私達が携わる仕事を大きく分類した項目を書き出して、それぞれ問を付け足してみた、付け足した問は、ムリ・ムダ・ムラがあるものは何か。できていないことはなにか。これが上手く機能しなかった(電車の中で15分程度熟考)次に思いついたのは、ロケーションから考える方法。これが上手く機能した。店長室内で何かないか(ムリ・ムダ・ムラ)もちろんPCもあるし、文房具もある、そんな具合で、ロケーションで切っていき、最後は店舗を飛び出てチラシとか、マーケティングというようなところまで、スキャンするように問題点をあぶりだし、解決策を創造していった。出るわ、出るわ、様々な提案を思いつくことができた。先週までは、ピンとこなかったものがスイスイとできる。

いくつか、アイデアを並べて、どうやってそのアイデアを導き出したのか、共通点や思考パターンをとらえて、次に、どうしたら効率的に効果的なアイデアを出せるのかという思考の仕組みを作ってしまうことで考える力が飛躍的に向上する例だ。勝間和代さんの著書「脳力UP」は、実は大変シンプルに日頃から自分の頭を使って考えることを実行する、習慣化することの重要性を示している。

提案を考える上での視点をMECEに、そしてアプローチを体系化することで、効率的かつ効果的な提案が可能となった。思考するために試行錯誤する思考もまた思考なり。考えるヒトと考えないヒト、この思考格差は、所得格差なんかよりよほど恐ろしい。

2009/09/23

休日の朝は…


休日の朝は、早起きをしたい。とびきりの朝食を求めて、近所をお散歩。店舗スタッフに美味しい食べ物が食べられるところは近くにないかヒヤリングをした結果、返ってきた答えが、ここ「みちぱん」のふかふか焼きたてのパン。のどかなゆるい坂道を歩いてゆくと、可愛い家がたくさんあることに気付く、煙突があったり、ロッジ風だったり、どうやらこの辺はある程度の所得層の方々が住まわれているようだ。ほどなく多くの家族連れが庭で食事をしていのが見えてきた。五連休中というこもあり、庭で朝食なんて素敵だと思いながら近づくと、「みちぱん」の看板が…。中は本当に絵本に出てきそうなパン工場のようで清潔感があり、見ただけで美味しいとわかるパンがズラリと並んでいた。

写真だと、その光沢感が伝わらないが、休日の朝食にふさわしいリッチなラインナップ。焼きたてだから、上手さも格別。これは癖になりそう。そして実は値段もリーズナブル。

小田急線沿線を考えると、第一の「山の手」が山手線の内側、そこから第二、第三と時代の流れと共に、杉並、相模大野周辺と都心から郊外へ高所得者層の居住区が移り変わってきた。このパン屋の周辺はどのような位置付けと背景があるのか、とても興味深い。そんなことを考えながら次は「みちぱん」の中庭で朝食を頂きたいと思うのであった。










2009/09/07

時間に打ち克ち、仕事の質を上げる施策とは

自社について言えることは、金曜日の時間の使い方が1週間の勝敗を決める。1週間の勝敗の合計数が、月そして、四半期、半期、通期の良し悪しを決めてゆくということだ。時間の使い方、つまり時間に打ち克つことができるかどうかが、仕事の質を上げる第一歩となる。仕事の質を上げることができるような行動が取れるかどうかは、次の問題だが、何よりも第一歩はここだ。

では「時間に打ち克ち、仕事の質を上げる施策」とは、

①標準タイムテーブルを1週間分レコードする。

②標準タイムテーブルを最適に組み替える
③標準タイムテーブルに実施事項を抜け漏れなく埋め込む

④その通りに動き、時間別、項目別の内容を消しこんでゆく
⑤予定と違うことをした場合は、書き込んでおく

⑥1週間を振り返り、効率的な配置に換える
⑦時間短縮できるものは配分時間を変える
⑧余った時間を部下育成に投資する

私が日本に戻ってきてまず実施したことは、過去に使い込んでいた標準タイムテーブルを使って、その通り動き、現状との差異を明確にし、追加なり、削除なりをしてルーチンと呼ばれる仕組みに則って自分が最速で機能できるようにしたこと。全ては実施できないことは理解していたので、後方管理、基本中の基本の土台は100%徹底する週と据えていたこと。当然それ以外には、不足部分が出る。

毎週同じ曜日、同じ時間、同じ順序で、動くので、1週間、2週間もすれば、体と頭が覚えて、時間短縮が起こるので、その時間を今度は、後方から前方の売場やヒト、数値などに振り替えてゆく、またその中で委譲できるものは、チームメイトに教えてゆき、持ち時間を最大化させる。ここまでが土台となる。ここまででは平凡しかうまれない。非凡をうみだすには…という切り口が次だ。

ルーチンというものは、私にとっては事務的な仕事で、一致しているか確認するなどというものは、自分の成長に殆ど影響を与えてくれないと考えている。仕事の楽しみというのは、自由な手持ち時間を創造的な仕事に使うときに感じることができ、そしてまた非凡な仕事への入り口となる。まずは平凡から。今の会社の仕組みを上手に行なうには、根性などではなく、やみくもに走ることをやめて考えることだ。自分を動かす仕組みができたなら、根性入れて、やみくもに走ることだ。そうすれば、長い暗いトンネルを抜けることができるだろう。

カレーのお裾分け


朝、出勤すると店舗で働かれているパートさんから、お昼ご飯を差し入れて頂いた。本当にありがたいことです。感謝感激でした。しかも、このカレーライス、超美味、レンジで温めて、パクパクと頬張ってしまいました。サラダもつけて頂いて、本当に何と言って良いのか。ありがとうございます!! 写真を撮る前に思わず腹ペコでフライングしてしまいました。このカレーで昨日の激務乗り切りました(笑)

2009/09/04

リスボン条約

EU最後の条約とも呼ばれている「リスボン条約」、私はこの条約に非常に注目している。リスボン条約は、10月2日にアイルランドで、批准が行なわれる可能性がある。アイルランドによってリスボン条約が批准されれば全27ヶ国のEUという大きな国家が動き出すこととなる。EU大統領やEU外相などのポストが新設され、1つの集団としての権限が強化される。動向を見守るとともに、その時、世界はどう動くのか考えるネタがつきない秋だ。

2009/09/01

最高の仲間に出会う。

9月1日、日本での出勤初日が終わった。途中エリアのミーティングがあって中抜けしたが、朝から晩まで働いた、店舗の仲間とたくさんのことを話した。最高の仲間に出会った。仕事が楽しくて仕方がない瞬間。これからどんな凄いことができるのか、皆で考えて一致団結し、頑張ってゆきたい。仲間が働きやすく、やりがいを感じてもらいえる環境を提供するとともに、全員が成長し、豊かな人生を送れるように、自らの職責を果たそうと思う。心が躍る。目指すは顧客支持率120%店舗。スタッフ支持率150%店舗だ。上長もそのまた上長も稀にみる厳しい方々だが、わたしは上長のために仕事をしているわけではない。自分に最も厳しくすべきだ。最高の仲間と最高の職場を、最高の仲間と最高の店舗を目指す。新人店長の頃のような躍動感、初心に戻れたのだろう。よい兆しだ。

2009/08/30

Twitterの使い方色々、Blogの使い方色々

小野さんが書かれたエントリーをいくつか紹介。

■エンタープライズとネットの距離
■ Twitterで就職
■私がTwitterに毎日何十回もアクセスする理由
■精読のTwitterと速読のTwitter

と4つのエントリーでほぼほぼTwitterの正体が明らかにされている。
なるほど…私も試してみようと思った瞬間だった。

A4 Size Brain


同じく磯崎先生の記事にあった「A4 Size Brain」、実は私もA4 Size Brain派、なんてことはない、A4サイズの紙に自らの考えを書き出してゆくというもの。しかも直感的に素早く思いついたら、ササッと書き出す。クリエイティブな仕事だとデッサンやデザインになるかもしれないが、私の場合は、仕事やプライベート全般なんでも、書き出して考えをまとめてゆく。「メモ書き」と読ばれているが、以前、会社経営に携わっていた方から教わったもの。メモ書きで、また年末に向けてアウトプットを強化してゆきたい。



そして出てきたのがこちら…。

Twitterの効果的な活用方法とは

正直、Twitterに効果的な活用方法があるのか疑問を持っていたが、磯崎先生のブログに、効果的な使用方法と、ユーザーの状況が記載されてあったので、参考になった。感度の高いひとをフォローすることによって、重要な情報を手に入れやすくするとともに、流れを見極める。または流れを作り出すということも可能なのでは、と感じた。140字程度で物事の本質を伝えるということは、大昔、ポケベル9文字で、どうやって相手に伝達内容と感情を伝えるのかで頭をふりしぼった学生時代と同じではないだろうか。FacebookもTwitterも知らないひとが非常に多く、日本人の感度は世界的に見ても、相当低いのではないかと感じてしまう。これからは世界はどうなっているのか、という視点がなければ生きてゆけない世の中だ。このようなテクノロジーは娯楽とも取れるが、ビジネスモデルでもあり、娯楽性、創造性がないテクノロジーは、成功できない。遊びながら学んだ幼少時代を思い起こせば、このようなツールやプラットフォームはビジネスモデルの宝庫でもある。視点を切り替えて、まずは遊んでみることをオススメする。

Pioneer spirit

Pioneer spiritというと大袈裟だが、見知らぬ土地に来ると、とにかく近道を見つけたくなる。どんなお店があって、人々が暮らしているのか気になる。近道どころか、とんでもない遠回りになることも多いが、取りあえず挑戦してみる。Pioneer spirit、開拓者精神が旺盛なのかもしれない。

どこに続くのだろうか、この道は…。

秦野は湧き水で有名。背後の山は開発が進んでいる。
売上を上げる要素はまだありそうだ。

衆議院選挙 Japan Elections


今朝のGoogle Japanのiconは選挙を意識したDesignになっていた。民主党による歴史的な政権交代が濃厚とされている今回の衆議院選挙は、良くも悪くも日本の1つのターニングポイントとなるのではないでしょうか。とっくに沈没している日本にとって、今後の世界経済を牽引するであろうアジア地域の中心的な存在として、影響力を発揮できる分野、世界水準である環境テクノロジーなど、期待できる産業の発展と世界で通用するような人材を育む教育制度や支援など、国としてやるべきことは山積している。この点については、わたしも今日、明日で時間をとって、10年間の展望を取りまとめるつもりだ。野党となる自民党は基本的には経済成長を重視した政策を展開し、与党となる民主党は福祉に力点を置いた政策が軸となり、政治に不慣れな私達国民も、政策の違いをはっきりと認識できるようになってゆくだろう。但し現状では、薄っぺらい内容のものがほとんどで、一貫性に欠けるものもあり、与党となる民主党は、この点については、腹を据えて取り組んでいかなければならない課題だと感じている。米国大統領オバマが口にする「Change」が日本にもついに訪れるのか。我々日本国民のみでなく、世界が注目するのが今回の衆議院選挙である。そんなオバマ大統領の支持率が急速に低下している。ネックとなっているのは既に破綻している米国の医療保険制度にメスを入れる改革が頓挫しているからだが、米国民は制度の詳細を自分の目で確認すべきだろう。事実に反するデマに惑わされていては、これからやってくる荒波には立ち向かえない。米国もまた日本と同様に過去のツケを清算する絶好のチャンスが到来しているのだ。その点中国は多くの問題を抱えながらも、党によるトップダウンでサクサクと戦略的な政策や法改正を矢継ぎ早に施行してゆく。私達に必要なのはSpeed感と変化を受け入れる勇気、たったこれだけだったのかもしれない。何事もやってみないとわからないというのは楽観的すぎるかもしれないが、現実そのようなことは多い。

2009/08/27

新生活準備

日本で新生活準備と言えば春ですが、残暑と秋風が爽やかな今の日本で新生活の準備をしています。新生活での財務面でのポートフォリオ、こちらは保険を含めて再度調整を実施。お小遣いは、習い事と資産運用に振り分け、最後の仕上げに自己学習のレポートを1日かけて完成させます。仕事では半年のマイルストンなどは数値面も含め、組んでおくので、これで公私ともに全て臨戦態勢に入ります。若干カントリーサイドですが、エネルギーとやる気が漲って、非常に充実した精神状態。また体力面も増強を行い、気力、体力ともに最高の状態でスタートを切れると思います。あとは力づくで成果を引き寄せるのみというところ。新人店長とときのようなワクワク感があり、仕事が待ち遠しい。同じランクの店長が5名という異例の地区で、どれだけリーダーシップを発揮できるのかも、また新しい挑戦であり、切磋琢磨して成長したい。そもそもライバルがいないこと自体、大きなビハインド。ライバルは多く、強敵なほうが、戦闘種族としては本能をくすぐります。上司もパワフルなので、ガチンコ。最高にエキサイティング。血が騒ぐっていうのはこういうことでしょうか。

2009/08/24

ああ我が祖国、日本。

確かに祖国の地を踏むと安心感が違う。文化も何もかもしっくりくるし、快適そのものだが、感性を定期的に刺激しないと、感覚はあっという間に鈍化し、鎖国文化、島国ライフスタイルに浸りすぎると、相当危険だ。1年いれば十分。祖国というものは外から戻った時に、そのありがたさを感じるものだ。

Emobileでつながりました。


帰任後の着任店舗が郊外路面店ということもあり、本屋でのインプットなど全てを考慮して、自宅に戻ってInternetという環境よりも、常に必要ならアクセスできるような状況にしておきたかったので、Emobileにしてみました。Anytime Anywhere 必要なときにいつでもどこでも。下り21メガも出ているようで非常に高速ですが、私のは標準(なぜならサービスエリアがギリギリアウトなので意味がないから)引越先も決まり、いよいよアウトプットを本格始動。ガンガンに振り切る予定。

お見送りありがとう

帰任日当日、わざわざ空港に見送りに来てくれたBenさん、Ericさんありがとう!!、Benさんのフィアンセもカナダまでの長距離フライトから空港に戻って疲れている中、顔を出してもらいました。本当にありがとうございます。感謝感謝です。

2009/08/21

延長線上の成長

香港から日本に戻り、いよいよ現場に入る日が近づいてきた。方々から情報を集め、現状の日本はどのようになっているのか下調べしてみたが、単純に危ないと感じている。我々の仕事は極論ずれば、売上を取り、利益を残すこと。当然利益を最大化するためには経費を圧縮すればよいのだが、この経費で一番コントロールしやすいのが、販管費の中の人件費だ。ここに前提条件がつく、お客様が満足できる売場を提供すること。またサービスレベルを維持または、向上させること。人件費を抑制すれば、労働集積型、特に小売業では、現場にダイレクトに影響が出るのは当然、そこを工夫したり、上手にバランスを取るのが肝なのだが、言うほど簡単ではない。現在の日本は依然と比較しても圧倒的にやることが増えている。やることがとてつもなく増えているのに、人件費は異常なほど抑制されている。

ここに焦点を当てて考えてみたのだが、「延長線上の成長」では補いきれないのではないかと思っている。やり方自体を変えないと、アルバイト1名分を残業代がほぼ皆無の店長が残業してカバーしてどうにかなるレベルではない。このような日々を繰り返すと店長の生活とことんは疲弊し、世界と戦えるような自己研鑽などはできず、みすみす店長という一番層が厚いマネジメント集団の成長を止めているようなものだと感じている。たとえそこを突破しても、延長線上の成長では限界がある。イノベーションが不可欠であるが、イノベーションには、それなりのインプットと知恵が必要になる。全体感言えば相当危ない状態だ。

私個人に目を向ければ「延長線上の成長」から環境の変化を利用して、速やかに見えていない突破口へチームをリードしてゆく必要がある。今日はそんな突破口について随分と考えた。

2009/08/16

無事帰国しました。

8月14日16:00無事日本に帰国しました。ともに働いてきた仲間は成田でそれぞれの場所へ戻ってゆき、海外チームは解散。個性もパワフルさも備えた頼もしいチームメイト達でした。当日は早朝ということもあったのですが、香港の仲間が空港までわざわざ見送りに来てくれて、非常に嬉しかった。日本で生活をはじめて2日目ですが、今でも日本にいるのが、信じられない。香港では香港の新しい日々がスタートしている。心機一転頑張ろうと思う。またいつか、共に働きたい。そんな志を胸にひめて、いざ出陣。

現金主義

磯崎さんのブログにあるように、現金へこだわることは経営の本質だと思います。正に、この余裕資金がジャブジャブにある企業でも、「現金(のフロー)」に意識を集中することで、(売掛金の回収とか在庫の圧縮とか)、大いに経営が引き締まるという部分、その通りだと思いました。以前自分で問屋から商品を仕入れて商売をやっていたときは、この売掛(買掛)と在庫の圧縮を上手にコントロールして月締め単位で、現金を最大化するように毎日調整をかけていました。健全で引き締まった経営とは当時は思っていませんでしたが、今考えると、正解であったと思います。というよりはビジネスをスタートして、月を追うごとに、どうやったら一番儲かるかを学んだ結果だったのだと思います。FCオーナーなどは、こういうことを毎日考えて数値を眺め、商売を組み立てているので、通常の雇われ店長とは肌感覚も、真剣さも、やはり違うのではないでしょうか。売上利益と給与が連動したら、今の会社は飛躍的に業績が伸びる気がします。身銭を切るということは1つの経営感覚を養うための手段であり、勉強代でもあるのではないでしょうか。

2009/08/10

強烈な努力

最近、「強烈な努力」をしただろうか。最近「強烈な努力」をしてきただろうか。努力と聞かれれば、努力しないことなんて殆どないが、強烈、がつくと話は変わってくる。更新頻度は低いが、堀さんのブログはいつも参考になるエッセンスが含まれている。特に子供の教育に「必修科目」を3つ、「選択科目」を1つ取り入れているのは、かなり戦略的だと思う。自らが率先垂範しながら、子供達を巻き込んでいく、できそうでなかなかできるものではないと思う。「必修科目」3つ、囲碁、水泳、英語は心技体のバランスを反映している。囲碁は地頭を鍛え、水泳は体を、英語は知識とコミュニケーションの幅を、3つとも努力を要し、自分と向き合うことが求められる。「選択科目」は所謂個性を反映したものになろう。このような人を育ててゆく仕組みは、様々な局面で応用できると思う。私も意識的に取り入れてみようと思う。

10年後を考える

帰任という節目ということもあり、恒例の「10年後を考える」をやってみた。
今回実施したのは、3つ、うち1つは会社の課題と重なっていた。

①10年後を考える
   -10年後から1年単位でブレークダウン
   -世界、日本、自分が携わっている産業、顧客ライフスタイルの変化、
    競合他社、自社(3C)そして自分という切り口
   -無理のないキャリアパス、効率的かつ戦略的な順序

②4ヵ年計画
   -特に4年間で集中して深堀したい専門的知識習得のためのステップ

③年間計画
   -直近1年の月ごと、日ごとの計画をカレンダー形式で落とし込み

10年後を正確に予言できるひとはいないので、自分が色々な情報を元に考えてひねりだした、こうだから、こうなりそう、こうだから、こうなるというような仮説を積み上げた未来予想図をもとに、自分のキャリアや成長がどうなるのか、どうなりたいのかを詰めてみた。当たるかどうかは全く別問題だが、こうやってシュミレーションすると、ビジネスチャンスや今自分がどうすべきかが、全体を俯瞰できるため見極め易くなる。1年を1コマにしているので、1コマの内容を裏付ける情報や調査、考察が必要だが、これは結構面白いトレーニングになる。まあ2015年の「世界」を一言で表すこと自体無謀とも言えるが、このような事は、定期的にやると非常に良いのは間違いない。

既に会社の課題と重なっていたものは提出してしまったが、もう少し1項目ずつを深堀して、1枚のシートにまとめてみたいと思う。こちらは自分用。

黄金の貯金箱


Goldに関して、しばらく勉強していたこともあり、最近目に留まるのは黄金アイテム。これは黄金の貯金箱、なにやらやたらとゴージャス、完全に一目惚れの1品、これにコツコツとお小遣いを貯めようと思う。あの有名な投資家であるJIM ROGERSも、子供の頃から、ちゃんと貯金箱にお金を節約してゆくという生活習慣を身につけなさいとおっしゃっている。額ではなく、習慣になるように取り組んでゆこうと思う。こんなピカピカした貯金箱なら、子供もウキウキしながら貯金しそうなものだ。

2009/08/08

九龍城の再開発


香港の九龍城と言えば、昔は魔窟と呼ばれたような混沌とした場所であった。以前は啓徳国際空港が目と鼻の先にあったため、建築物の高さ制限があったが、新国際空港になってからは、しばらくこの近辺の開発は頓挫していた。香港政府の都市開発計画の重要課題として、この地区の開発があったが、ようやく本格的にプロジェクトが始動しているようだ。写真でわかるように高層ビルが従来の九龍城の景観の背後からニョキッと姿を現している。いよいよ以前の歴史を感じるような町並みも、香港島にみられるような高層ビル群のように変貌を遂げる時期が来たようだ。香港の人々は、どのように、このような時代の変化を見つめているのか、大変興味深い。

サービスが伝説になる時


ノードストロームの伝説のサービスがいかに醸成されたのか、その背景に迫る素晴らしい一冊。

仲間にはできる限り全てのことを伝えなさい。
知れば知るほど、彼らはよく気付いてくれるようになる。
ひとたび気遣いできるようになれば、
放っておいても彼らは進んでやってくれる。

これはサム・ウォルトンの言葉。

美徳は、訓練と習慣の賜物である。
我々はあらかじめ美徳が具わっていたり、
卓越した能力があるから正しい行動ができるのではなく、
正しい行動をするからこそ、美徳や卓越した能力が得られるのである。
我々が何であるかは、
我々が繰り返し何を行なったかによって決まるのである。
それゆえ、美徳は行いではなく、習慣なのである。

こちらはアリストテレスの言葉。

伝説のサービスの主役は他でもない、現場の最前線に立つスタッフであり、
彼、彼女らに期待すること、良き習慣を持続することこそが伝説のサービスを
生み出す最初の一歩である。
事実を見つめれば、およそ私達の会社の一番低い賃金で働いている人々が
顧客が抱く自社のイメージを決定付ける全ての真実の瞬間に携わっている。
この現実を強烈に認識すれば、私達マネジメントが集中すべき仕事は
会社の主役であるスタッフがどれだけ働きやすく、活き活きと仕事ができるか
ということに収束してゆく。

伝説のサービスを実現できるマネジメントと企業に必要なのは3つ

①スタッフを信頼し、最大限働きやすい環境を提供する。それを心から実践する
②リーダーによる率先垂範、誰よりも誠実に顧客と従業員に奉仕する
③体系的に本書を理解し再現性を発揮できるようになる。

私がおかした間違いは①、ヒトのできない点ばかりを見つけるようなスタンスや、できないものは去れというような100年前の化石思考パターンでは、本当に顧客が感動するようなサービスを提供できるマネジメントや企業には到底なれるわけがない。それはただのスローガンでしかない。香港に来てから、このような思考パターンに陥ってしまった。ここ3ヶ月は意識的に矯正してきたので、ほぼ元に戻ったが、非常に危ない思考パターン、行動パターンであり、これからも十分用心しようと思う。

2009/08/03

2009年8月3日

今年も8月3日がやってきた。8月3日がやってくると、いつも彼の事を考える。私がまだ準社員だったころ、新店のオープンの応援で大宮に足を運んだ。彼は契約社員としてバリバリと働いていた。その姿は、とても頼もしく、いつか自分も彼のように契約社員として活躍したいと思っていた。当時は準社員からキャリアアップすると契約社員となり、最終的に店長になった時点で正社員登用となる、私は店長を目指して今の会社に入社したが、当時はまだ人事制度も整っていたわけではなく、道のりは非常に厳しいものであった。彼は私の憧れで、その姿を見て、私の中のロールモデルとして、前向きに頑張ろうと思ったものだ。彼と再会したのは私が新人店長として着任した店で、ほとんど出勤がなく、既に転職をしようと有給消化のような状態だった彼がたまたま店に顔を出したときだった。何日かに分けて彼と話をした後、彼は店に留まる決心をした。それからの日々は非常に多忙を極め、売上は絶好調、充実しすぎる日々が続いた。1年後彼は私達の前から去っていった。

今年も香港から、彼に乾杯!!

日本に戻ったら彼にお線香をあげにゆこうと思う。

2009/08/01

Basketball 7月30日


恒例の香港BasketBallは残念ながら、私は今回が最後の参加になった。東京から出張に来ていた海外MDの方も参加、香港人SVと上長のDirector、合計5名で2 on 2でひとりは休憩で真剣勝負をした。天候はあいにくの曇り時々晴れ、いきなり豪雨。気温は30℃をこえる炎天下。

ただし朝の9時から11時までという時間帯だったので幾分まし。確かに暑くて大変だけど、やはり体を動かすことはとても気持ちが良い。久々にバテバテになるまで走りまくりました。Basketballは日本人駐在員の同僚に渡して帰国しますが、日本に戻っても心と体の健康のために、何か運動は続けたいと思います。

上海料理で夕食会


今日はMTのふたりが夕食会をひらいてくれた。旺角にある上海料理「王家沙」という以前何度か足を運んでお気に入りになっている店だ。旺角の支店に来るのははじめてだったが、意外と店舗によってメニュが違うのが驚いた。しかも味も微妙に違う気がする。ご存知「豚の角煮」はこちらでは関東煮と呼ぶらしい。

定番中の定番、小龍包や牛肉餅など、19時から食べ初めて、かれこれ3時間はずっと会社について話をしていた。こうゆうときは点心は非常に良いと思う。
今までに一度も食べたことがなかった健康志向なメニュに挑戦。ゆっくりと、そして着実に満腹となり、相談の結果、そのあとは甘いものを食べにゆくことになった。残念ながら携帯で検索した有名店は大行列ができており、断念。近所の普通の憇品(ティンバン)のお店へ足を運ぶ。香港は亜熱帯気候だけあって、マンゴなど南国系のフルーツはピカイチに美味。夕食に誘ってくれたMTのふたりありがとう。