2009/08/30

衆議院選挙 Japan Elections


今朝のGoogle Japanのiconは選挙を意識したDesignになっていた。民主党による歴史的な政権交代が濃厚とされている今回の衆議院選挙は、良くも悪くも日本の1つのターニングポイントとなるのではないでしょうか。とっくに沈没している日本にとって、今後の世界経済を牽引するであろうアジア地域の中心的な存在として、影響力を発揮できる分野、世界水準である環境テクノロジーなど、期待できる産業の発展と世界で通用するような人材を育む教育制度や支援など、国としてやるべきことは山積している。この点については、わたしも今日、明日で時間をとって、10年間の展望を取りまとめるつもりだ。野党となる自民党は基本的には経済成長を重視した政策を展開し、与党となる民主党は福祉に力点を置いた政策が軸となり、政治に不慣れな私達国民も、政策の違いをはっきりと認識できるようになってゆくだろう。但し現状では、薄っぺらい内容のものがほとんどで、一貫性に欠けるものもあり、与党となる民主党は、この点については、腹を据えて取り組んでいかなければならない課題だと感じている。米国大統領オバマが口にする「Change」が日本にもついに訪れるのか。我々日本国民のみでなく、世界が注目するのが今回の衆議院選挙である。そんなオバマ大統領の支持率が急速に低下している。ネックとなっているのは既に破綻している米国の医療保険制度にメスを入れる改革が頓挫しているからだが、米国民は制度の詳細を自分の目で確認すべきだろう。事実に反するデマに惑わされていては、これからやってくる荒波には立ち向かえない。米国もまた日本と同様に過去のツケを清算する絶好のチャンスが到来しているのだ。その点中国は多くの問題を抱えながらも、党によるトップダウンでサクサクと戦略的な政策や法改正を矢継ぎ早に施行してゆく。私達に必要なのはSpeed感と変化を受け入れる勇気、たったこれだけだったのかもしれない。何事もやってみないとわからないというのは楽観的すぎるかもしれないが、現実そのようなことは多い。