2009/03/30

ベルリンの壁崩壊から20年

ベルリンの壁が崩壊して20年という月日が流れたが、依然として西側と東側の生活レベルや失業率には大きな開きがあり、監視社会によって人々がおった痛みや傷は未だに癒えてはいない。そして東西分断時代を知らない世代が成人した社会というのが現在のドイツである。ドイツは見える壁から、今度は見えない壁との戦いに挑んでいる。失業し生活保護で生活している親を見て育った子供は、それが当たり前と思って成長し、失業していること自体に危機感を持たなくなる。人間というのは周囲にいる人間と同質化しやすい弱い生き物だと思う。志の高い集団の中で仕事をしたり、生活していると、とても人間として成長し豊かな人生を創造できる確立は段違いに高まる。逆に無気力、不平不満、目標も無く、挑戦や苦難から逃げようとするような集団の中で仕事をしたり、生活していると人間としての魅力も色褪せ、目は濁り、ゾンビ化してゆく。あまりに疲れきると頭の回転も鈍り、あるべき姿すら描けなくなるので、仕事はカチッと終わらせて英気を養おうと思う。自分が正しく自分の状態を理解し、コントロールできるようにしておくことは、とても大切だ。定期的にセルフチェックをしないと海外事業では、自分を見失っていることに気づけなくなるようで、非常に危ないと肌で感じている。

2009/03/26

四季の美しさ

日本の四季は美しい。もうすぐ桜が咲く季節で、一面鮮やかな桜色に染まった風景が懐かしく思えます。四季というものには、風情があり、春夏秋冬それぞれ心を揺さぶる魅力がある。雪が解け、暖かくなるとともに桜が咲き、新しい季節がはじまる。梅雨を抜け、緑が濃くなり夏が訪れる。虫の鳴き声と紅葉、そして少しずつ涼しくなり、やがて雪が降り積もる。こうやって繰り返される四季という自然の恩恵を肌で感じられる日本という国は、繊細な心を育む素晴らしい土壌だといえる。四季が恋しい。気候というのはヒトの在り方に少なからず影響を与える。真夏の京都に行きたい、ふと思う帰り道。

2009/03/25

山東省訛り

先日、語学学校の先生から、私の北京語は「山東省訛り」だと指摘された。早く北京に戻りたいと思う。香港にいながら、北京語というのもなにかと思うが、山東訛りもなにかと思う。

自分の力と時代の力

自分の力を貪欲に磨き続けること、自分に投資し続けることはとても重要だ。梅田望夫さんの講演で語られた時代の力は、確かに私達のキャリアパスに大きな影響を与える。チャンスというものは日頃からチャンスに備えている人間にしか、そのタイミングが理解できない。時代の力ですら、待ち受けモードの人間には力を貸すことは少ないのではないか。フォーカスすべきは、その力を使って何を成し遂げるか、ではないかと思う。22歳で初めて海外に飛び出たときに、既に年を取りすぎたと感じていたが、この経験がなかったらと思うと正直背筋が凍る。19、20でまだ私は若い!!と挑戦することを放棄しているスタッフを見ていると、10年後の姿が目に浮かんでしまう。若者よ大志を抱け。

お国柄

この修羅場をユーモアで吹き飛ばそうとしているのか。なんともお国柄を感じさせる…




現米国財務長官ティモシーガイトナーに代わって、NYtimesのポールクルーグマンに代打を要望する熱い思いを歌い上げている?のどかな昼下がりムードに独特のユーモアを感じます…

2009/03/21

人生を楽しむ方法

「人生を楽しみたい…」という店長代行者のコメントを見て、ふと考えた。確かに人生は楽しむべきものだと。ではどうやって、というのが次のステップだと思う。私が思う一番最良の方法は、一番身近で人生を楽しんでいるヒトを見つけることで、その人物がなぜ、人生を楽しむことができているのか。またどうして、その人物が人生を謳歌していると自分が考えるのかを深堀してゆき、人生を楽しむエッセンスを搾り取るというもの。きっと毎日残業、迫り来る仕事の山、思うように成長できない、様々な問題が公私ともに絡み合って、切実な思いになったのだろう。人生を楽しむためには、人生を楽しんでいるヒトを見つけることが良いのではないか。

なによりも自分が一番切実になったけれど…。

人生は一度だけしかないが、1つの人生を増やす方法はある。それは体感することだ。映画や小説、歴史などは、自分とは違った人生をお手軽パックで体感させてくれる優れた娯楽と言える。また休みの前日は2時間かけてディナーを頂くとか、ご褒美をうまく自分に与えてあげないと完全に枯れる。心には栄養が必要だ。まぁ人生を楽しむ方法は、簡潔にFine People(人生を楽しんでいるヒト、楽しめるヒト)とお付き合いする(時間を共にする)ことが貴方が人生を楽しむためのBest。

人生を謳歌しているヒトは貴方の人生を活性化し、貴方は感化される。
ワークライフアンバランスでも楽しんでいるヒトはおりますし、バランスでも退屈なヒトはいるわけです。

さぁ次のステップに移りましょう。

2009/03/19

Coka Colaによる中国企業買収に独占禁止法

昨年9月に米国コカ・コーラは中国果汁飲料大手「中国匯源果汁集団」に対し、発行済み全株式を総額179億HK$での買収案を提示し、合意にいたるが、中国商務省は本件について果汁市場での競争が制限され、消費者が高い価格を押しつけられるおそれがあるとして、昨年制定されたばかりの独占禁止法によって、はじめてはじかれたケースとなった。中国商務省の見解は、コカ・コーラが炭酸飲料市場での支配的地位を利用して果汁飲料市場の競争を妨げるおそれがあるとしているが、そもそも炭酸飲料での支配的地位が、果汁飲料市場に影響を及ぼし、顧客に不適切な高値で商品を売りつけるようなプライシングをコカ・コーラがするとは、到底私には思えない。そうすれば他社にシェアを譲ることとなる。そもそも国内ビール産業を保護するような制度で、意図的に海外メジャービール企業のシェアを抑えていることを棚にあげて、国内の中小果汁企業の生存空間が押しつぶされるという論法は全く筋が通らないのではないか。健全な市場なくして健全な企業は育たない。政府は健全な市場を作るための法制度を整えるべきだろう。

FOREVER 21

今春、米国ロサンゼルスに拠点を置くFOREVER21というファストファッションが日本の原宿に初上陸。原宿から更に新宿、渋谷、銀座と大型店の出店を計画している。注目の一号店は、明治通り沿いのH&Mのお隣で、地下1階、地上4階の5層、売坪約500坪となっている。同社は1984年に韓国系アメリカ人であるダン&ジンチェン夫婦により設立され、現在では430店舗あまりをカナダ、中国、韓国などに展開している。UNIQLOに代表されるSPAと違い、同社は企画、生産を多数のアパレルメーカーにアウトソーシングをすることで低価格を実現している。今回の出店競合というより相乗効果を狙った出店と考えたほうがいいだろう。顧客視点からすれば、1ヶ所であらゆるタイプの洋服が購入できることは便利で有難い。UNIQLOもFOREVER21やH&Mのお隣に意図的な出店をしてみてはどうだろうか。そういえばハニーズはいつもUNIQLOの近くに出店している気がする。というよりどこのショッピングモールも変わり映えしないテナントばかりが軒を連ね、同一化しているというべきか。

2009/03/17

オバマが吠える

公的資金注入を受け、血税によって保護された保険会社のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が、こともあろうに幹部へボーナスを支給するという有様。これにはオバマ大統領も怒り浸透、法的措置に踏み切ると発言している。傾く会社は、やはり何かおかしいわけだ。

茶器

茶器がわかるって凄いなぁ、叔父さんが焼き物が好きで庭に小さな釜をつくって創作に励んでいるが、きっと奥が深いのだろう。茶器はわかるヒトに見い出されて、時空を超えてゆく。作者の名前がわからない焼き物が多いとは想像できなかった。それにしても、マイお猪口を持ち歩くなんてちょっと粋だな。





大人のお小遣い帳

お小遣い帳といえば、子供がつけるものという感じがします。家計簿というと大人がつけるものという感じがします。私は香港で生活するにあたって、お小遣い帳をつけていますが、予算を立てて生活するということは結構シビアなもので、毎週目標を超過しないように、ここで「出た」から、ここで「たたく」というように帳尻を合わせにゆく日々です。ご丁寧にメモリースティックに入れて持ち歩いているので、ちょっとした隙間時間にPCを取り出して忘れないようにインプット。レシートの類は即ゴミ箱に、備考欄には単語で行動がわかるように打ち込んでいるため、支出が続くと、いかんいかんというふうになりますが、なんとなく味気ない気もします。皆さんは大人のお小遣い帳つけていらっしゃいますか。家計簿よりはお手軽なので、大人のお小遣い帳とでも呼んでおきましょう。

2009/03/14

リンクリストの更新(Link list up-date)

①語学力向上の仕方(Improving your language)
正攻法というより一発芸のHow to、インパクトだけは強烈です。


②出張準備リスト(Business trip preparation list)
毎回同じものを準備したり、忘れ物がないか考えるのが煩わしいため
身軽に動けて無駄がないオーバーナイトバッグ1つ程度で収まるセット
荷物を預けたら手ぶら(本ぐらい)でGoです。後はネット環境があればOK

2009/03/13

イノベーションの経済学

本当によくまとまっていてわかりやすいと思いました。池田信夫さんのおっしゃる通り、Internetの凄さというのは、このような事だと思います。私からすれば、何年も、年十年もかけて蓄積された池田信夫さんの知識を一ヶ月かけて、まとめてくれた方がいて、それを1時間たらずで吸収できるのですから、こんなに時間を節約できることなど早々ありません。内容はとても素晴らしいです。感謝。

2009/03/12

Confessions of a Shopaholic 潮拜購物狂


香港はラグジュアリーブランドが集中的に出店しているモールが多いこともあり、海外から多くの観光客が免税店目当てに来航します。ニューヨーク五番街もそうですが、写真のようにたくさんのブランド品を買い漁って闊歩する女性を目にします。映画「Confessions of a Shopaholic」は正にそのような女性の生き方を巧みに描写しているウィットに富んだ作品と言えるのではないでしょうか。久しぶりに映画を見ましたが、お買い物はほどほどに(笑)誰しもこのような経験があるのではないでしょうか。邦題はわかりませんが(買物依存症の告白?)、十分に楽しめる作品なので、お勧めです。

2009/03/11

世界を牽引してきたリーダー Microsoft Bill Gates

Microsoft Bill Gates、彼もまた世界を牽引してきたリーダーですね。ウォーレン・バフェットとも仲が良くプライベートではテーブルゲームの勝敗でも、徹底的にこだわり、なんとしても勝ちにこだわるほどの競争心の持ち主ですが、現在はゲイツ財団を軸に慈善活動で世界へ貢献を試みている。彼もまたまぎれもなく世界を牽引してきたリーダーと言えるのではないでしょうか。








世界を牽引してきたリーダー Apple Ceo Steve jobs Mind map

最近病気のため休養にはいっているApple Ceo Steve jobsのスタンフォード大学でのスピーチをMind mapで説明してくれています。世の中いろんな人がいるものですね。関心関心。



まだ聴いたことがない方はどうぞ。
Steve jobsが実はDisneyのCGアニメを、この世に送り出したことを知らない方もいらっしゃると思います。Mac,Ipod,Iphoneなんというクリエーターなんでしょうか彼は。Steve jobsは間違いなく世界を牽引してきたリーダーですね。



日本は白洲次郎ブーム



日本に戻った時にやたらと書店に白洲次郎コーナーがあったので驚きました。私は以前の上司がとても白洲次郎にこだわっていた方だったので、興味をもって何冊か彼の人生や人柄について書かれた本を読ませて頂きましたが、後世に責任を持ち、志と使命感を持って信念を貫いた方として非常に学ぶことが多い人物だと感じました。真のリーダーが不在の日本で、今人々はこのようなリーダーを求めているのではないでしょうか。今の日本の政治家には、そのような人物は見当たりません。誰かを待つのではなく、自ら一歩でも白州次郎のような志を掲げて行動できるひとにならなくてはならないのだろうと思います。日本は今変わらないといけない時であり、日本は世界を変える原動力になるぐらいの気概を持つべきでもあるのではないでしょうか。失われた10年がもう1周やってくるなど安易な言葉を鵜呑みにして下を向くのではなく、日本をブレークスルーさせるために何ができるのか考えようではないか。土いじりの時間は、そんな彼の志を具現化させるための時間であったのではないか。




世界のインテリジェンス



世界のインテリジェンス、諜報活動なんて通常の生活を送る私達には一切関係なさそうで、非常に有名な英国保安部MI5は、あのLicense of KillerのJames pond様が所属するチーム。このぐらいなら少し想像できますが、実際、世界で諜報部員が活躍しているなんて、やぱりピンときませんが、国際政治には必ずと言って良いほど、このインテリジェンスが絡んでおり、定期購読していた情報誌にはインテリジェンスの欄が毎月必ずございました。それぐらい大切なんですねインテリジェンスは。実際この情報というのは、あるところには普通に転がり込んでいるもので、情報源を知っていると、そのひとが何に影響を受けたのか、どんな思考をする傾向にあるのかが想像つくようになります。実際ある人が話したりしている内容は、あそこから仕入れたな、この情報に触れたんだな、というように察しがつくようになります。この本に出てくるほどマニアックに行なう必要はありませんが、インテリジェンスは情報戦争を生き抜く知恵の1つではないでしょうか。

2009/03/07

ワインって凄い

以前ロスチャイルド家の繁栄を学んだときにワイン経営について詳しく書かれていたので、興味はあったし、ワインを投資対象としたヘッジファンドなんかも世界には存在しているということも、ワインについて考えるきっかけを与えてくれていたと思う。例えばお気に入りのワインに出逢うと、ふと思うのがワインの有限性について、なにげなく飛行機の中で頼むワイン、好んで購入するワイン、いつかは、このワインも地球上から無くなると考えると、寂しさを覚える。幸い私が好きなのは一般的なお手頃ワインなので量産型ザクのようなものだから、どこかの富豪さんと比較すると、そんなに心配はない。

Merlot Norma Jean 2005 USA
たまたま以前飲んだカリフォルニアワインが美味しかったので調べてみたら、わりと奥深い。
コルクに唇のマークが刻印されているのも、こだわりを感じるディテールだと思う。
たまには、お休みの前日にゆっくりとワイン片手に食事をしたいものだ。

昔の子育て、現代の子育て

モノが豊かになれば、20年、30年前とは違った子育て方法論も育まれている現代、Internetはそこに大きく貢献しているだろう。子供達は現代のテクノロジーを我々とは全く違った視点で捉えて、全く違った使い方や発想を未来に持ち込むかもしれない。そんな無限の可能性があるように感じる。
よく足を運ぶ九龍城のタイ料理の店の子供はよくYou-tubeを見ている、それも日本語のアニメを。

Internetやコンピューターと子育ては、今後も我々と身近な存在になるだろう。

よく著作権の絡みで昔の映像、特に子供達の好きな「みんなのうた」などが削除される事が多いが、暫くすると、世界のどこかの誰かが同じ映像をアップしてくる、完全なイタチゴッコだが、非常に救われている子供も多いのが現実。
またトミカ(プラレールやミニカー)などは長いプロモーションをYou-tube上で長期間流している。テレビで多額のお金を投資して宣伝するより、遥かに優れたプロモーションだと思う。
子供を持つ親は、よくどのようなキーワードで検索すれば、その映像に辿り付くか知っているし、リスト化していればアップ状態も即確認できる。

此処で紹介するのは「絵本」、絵本といえば読み聞かせが主流だが、是非一度試してもらいたい作品。
ピッケのおうち」英語も日本語も対応しているし、Facebookもある。
必見です。

2009/03/04

Benchの画像についてのお問い合わせ

右側にあるBenchの画像はいつ更新されるのですかという、お問い合わせに関して、世界の人々に「Bench」という名前で画像をアップするように伝えることができれば劇的に大量新しい画像を見ることができます。これはGoogleでキーワード検索することと同じ原理で、単純に私が「Bench」というキーワードでInternet上にアップされている画像を検索して、それをこの窓口で表示しているだけなんです。ですがこのBenchというキーワード、以前にもBlogで触れましたが、人々の思いがこもっている可能性が高く、非常にStory性を感じる言葉なんです。いくつかのBenchは実際私も腰をかけたことがあるものを見かけることがあります。今日も世界のどこかで誰かが同じBenchに座っているわけですね。

中国経済の展望について

世界全体が史上初の不況に陥っている。経済学者はあれこれと世界情勢を俯瞰しながらメディアで、様々な提言をしているようだ。今週は中国経済の現状と展望について熟考してみようと思う。福祉や保険のシステムが脆弱な中国では不安定な未来に備えて貯金を行なうため、貯蓄率は諸外国に比べて高い。つまり消費に向かえるはずのお金が塩漬けになっているわけだ。輸出に頼った経済成長(日本のように)では中国経済は外的要因に依存することになるため、基本的には内需を刺激することが有効だと思われる。但しケインズ型の公共投資が主であるバラマキでは中国政府が期待するような効果はあがってこないだろう。中国の足元の問題は失業率の上昇と社会不安の拡大による暴動や社会混乱だ。中国政府の命題は共産党による一党支配の継続に他ならないわけだから、党への不満の高まりや不信任は致命傷になる。種火は早めに消したいだろう。

雇用の創出と福祉、保険の充実、中国人よ消費せよ。

Newsweekぐらい

「世界一を目指そうという会社のマネージャーなら読んでください」と企業戦略研究の専門家の方が以前おっしゃっていた、あれから半年どれぐらいの店長が、それを実行に移したのか。また今回のタイミングで香港に来る前に共に仕事をした仲間が2人、店長になった。とても嬉しい報告だった。是非自分の内面を磨くことを怠らないで欲しいと思う。1週間や1ヶ月程度では意味はないが、何年も磨き続けることで、その変化を自分で感じることができる。コツコツやってゆくことが良い。完璧を好むひとは、1回滞ると全てを放り投げてしまいがちだが、人生そんなに平らな道のりはないわけだから、気分転換してまた取り組むと良いだろう。Newsweekぐらい読みなさいは、自己成長のための1つの切り口だろう。

2009/03/03

2009年3月3日

数字が揃っていると不思議と反応してしまう。日本ではひな祭りだが、香港ではそんな風習はない、香港で生活していると日本の風習など全く気にすることもなく時間が過ぎ去ってしまうが、数字が並んでいると何か特別な気がして自然に注意を払ってしまうのは私だけだろうか。今日と言う日は、人生にとって大きな決断をする日となった。新しい期を迎えた香港事業部のキックオフMTも行なわれ、心機一転、新体制でのスタートそして夜は、皆でささやかながら決起会をした。よい仲間に恵まれたと思う。数年後に日本人駐在員は、この国から姿を消す。消すことができなければ私達日本人駐在員は成果を上げていないことになる。成果をあげれば、このメンバーとも仕事をすることがなくなると考えると少し寂しい気がした。そんな夜だった。