2012/02/14

平気でうそをつく人たち


瞬発的に売れるのではなく、ずっと売れ続けているロングセラーだそうです。「うそ」という言葉から、たまたまインプット中であったカントの道徳性の追求が浮かんだので、今年は古典を集中的に読みます、最近は「カント」と本屋のおじさんに言ったら、それではと2つ出してくれました。


純粋理性批判、こちらは1から7ぐらいまであってなかなか重そう。

もう1冊は哲学ノート、更に更にと芋づる式のレコメンドは続く

…客単価アップ(笑)

2012/02/13

小さなDali達

よく小さな子供が、大きいグラスやお皿を両手で持って、グイッと一気飲みをすると見事に、唇の両端からピンとヒゲのようにグラスやお皿の液体がひっついている姿を見かける。どっかで見たよ君達。



そうDali でした。

小さなDali達から発せられるクリエイティビティを感じずにはいられない
そんな瞬間。

Awesome!

あのBlog風にアレンジしてみました(笑)

巣立ちの会


2月12日に「巣立ちの会」の集まりがあった。「巣立ちの会」とは学生時代からの友人の集まりで、以前私がカウボーイになるためのアイルランド渡航資金を貯めるためにバーテンダーの仕事をしていたころの先輩バーテンダーの母校である某W大学にあるサークルの名前を拝借して出来たグループ名だ。当時は彼女を作って巣立とう(ゆえに巣立ちの会)という著しく低い志を掲げた単なる男子会だったが、そのまま名前だけが残って今に至る。いや当時は、彼女を作るということは最重要なことだった(笑)、お互いに学校、バイト先、仕事先、友人を紹介しあい、合コンもよくやった。彼女いない歴が一番長い奴が、巣立ちの会会長となり、彼女ができると役職を解かれ、名誉会長に退くというような慣わしまでできていた。本当に大切な親友であり、悪友でもある。

大前研一さんは「自分を変える一番有効な方法」を3つあげている、①つきあう相手を変える、②時間の使い方を変える、③仕事を変える、世の中の大半の人々は、自分を変えたいと願っていると思うが、この3つに則って全てを変えるべきでないこともある、何年経っても変わらず素の自分を受入れてくれる、そのような相手は、人生のとある瞬間に、全てを失った絶望の中でも、必ず手を差し伸べてくれる心の拠り所となる。どこぞの経営者は「奥さん」以外は全て変えろ!! (笑)というぐらい、つきあう人を変えることは自分を変える大きな影響力となることは明白だけど、あえてNoと言いたい。

夏には全員でBBQをする約束をした。今では総勢22名になった大所帯、あと20年も経てば3桁ぐらいになるかもしれない(笑)結局、話は尽きることなく、2次会まで流れ込んでいった。半年後は全員が成長してBBQで再会したい。幸い全員異業種、経営者もいる、外資もいる、飲食、車、生産、SEと学ぶ機会はいくらでもある。全員が刺激しあって今後も成長できれば最高だと思っている。

本屋の店主の付加価値とは

駅前にあるこじんまりした本屋には、なぜかたくさんの顧客がついている。ただ自分が選んだ商品を店頭に並べているだけなら、どこにでもある本屋で、この規模では経営自体が厳しいというような大きさなのだが、なぜかたくさん人々が足を運んでいる。ここの本屋が他と一番違うところは、店主が付加価値を発揮する「接客」にある。まず私を例にとると、私の好みをよく知っている、前回何を買って行ったか、何を購読しているのか、興味が何かをよく知っている。Amazonのレコメンドに似た機能をちゃんと果たしている。そのうえ、その分野や書籍についてもよく知っているし、業界の販売動向まで教えてくれるので、Amazonより付加価値を発揮している。まとめると、キーワードを伝えると、1分以内にレコメンドする本を10冊並べてくれて、それぞれどこがいいのかポイントを簡潔に説明してくれる。そこで私が最近原書を読んでいるというと、ならば、この本は読むほどでもないと取り下げることを瞬時にやってくれる。買い物自体は5分程度で、知りたい情報があれば立ち話で様々な裏話や時代背景などを詳細に教えてくれたうえ、意見交換までやってくれる。まだ書籍の値段と中身の費用対効果までハッキリ伝えてくれるので本屋でウロウロするような時間の浪費もなく、とても短い時間で良い書籍や情報に出会うことができる。本屋の店主が持つべき付加価値とはこのようなことだと思う。大型の書店やAmazonと見事に差別化しているところが、このおじさんの本当に凄いところ。本当によく本を読んで学んでいる人間にしか、持ち得ない視点は大型書店の社員では絶対にできないことだし、Amazonでは第三者の書評に左右される。このおじさんがInternetを使いこなせたら、ロケーションの制約が取っ払われるのできっと大繁盛しそうなもの、404 Blog Not Found のようにアフェリで稼ぐこともできるのではないかなどと思ったりもする。

2012/02/10

なわとび rope-jumping


人生において、縄跳びに触れたことがない人はいないぐらいに、縄跳びはポピュラーだ。ただの縄一本をピョンピョン跳ぶことを体験するのは、小学校に上がる前、小学校に上がってからは交差や二重飛びなど、高度な技術を含め、結構縄跳びと付き合うようになる。その後、この縄跳びとは疎遠になる。私の人生においても同様だった。彼(縄跳び)と久しぶりに再会したのは新人店長に成りたての頃だった。健全な肉体に健全な精神は宿るということで、部下と一緒に夜な夜な公園で縄跳びをすることが店舗スタッフまで巻き込んで定例のイベントとなり、毎週金曜の勤務終了後の夜には個人技を競う、縄跳びと、全員で大縄跳びをする日々が続いた。どれだけ働いても、こんなことを平気でこなしていたのは実は体を鍛えていた賜物だったのだろう。今日はそんな彼とまたしても久しぶりの再会を果たした。大人げなく100回を3セット飛んだ後で、ムキになって連続300回、そして連続450回と自分で決めた1000回を突破するまで粘った。なんだろうか、この爽快感は。縄1本だけど侮れない奴だ。彼は。そして縄跳びのルーツは謎に包まれているところがまたなんとも言えない。

※当時の大縄は今も、当時の仲間が保管しているそうだ、これには驚いた。

2012/02/09

2020年 ~2009年から見た世界~


2020年

アジア経済バブルの様相を呈する
上海世界金融の中心地・株価高騰所得格差は埋まることなく拡大の一途

ベンチャーキャピタル環境の整備が進む
起業という文化が日本に根ざす
フリーター世代を親に持つ子供達が立ち上がる

小ロット高回転、アンチSPA型アパレル企業の台頭
SPAはひと昔前のビジネスモデルとなる。
クラウドを利用したアパレル企業が話題を呼ぶ

アジア経済圏バブル最も豊かな生活を謳歌する
中流階級の贅沢な暮らしぶりが目立つ

アパレル検索エンジン
姿のないインターネットアパレル企業の出現

間違いなく、もっと変化が起きているはず…

改めて10年先の世界を描くのもわるくないと思う。
描いているときもいいが、振り返ると、何?!ということが多い
だからできるだけ詳細に書き出しておくことを今後の自分に
お勧めしたい。

2019年 ~2009年から見た世界~


2019年

アジア経済黄金時代到来
中国マーケットの成熟化労働力の東南アジアシフト

高齢者からの資産移転が進む日本経済、
消費の回復とともに活性化

量産型のアパレル企業の不振がはじまる

大量消費社会顧客セグメンテーション明確化

世界の工場とマーケットの距離が離れるため
SPA企業のコスト吸収が難しくなる
高収益ビジネスモデルの変化

資産移転は早くして欲しい、一刻の猶予もない。相続税廃止しなさい。
あまりにも抽象度が高すぎて何もいいようがないぐらいの妄想。

2018年 ~2009年から見た世界~


2018年

欧米経済没落、欧米人のアジア圏進出激化世界中が人種のるつぼ化

外国人労働者の受入により労働力を確保第二言語が英語、
第三言語が北京語観光業に従事する人が増える

高額商品の時代がやってくる、質が非常によくデザインに優れた高価格帯の
プライスゾーンを有したブランドが台頭ファストファッションと
リッチファッションの2つの流れが起こる

衣料品はより多様性を求められるようになる。
インターネット販売が世界規模になり、ネット上で
買い物をするという娯楽が定着する。

高価格帯ブランドなど顧客セグメンテーションに合わせた
ブランド展開をしている企業の好調が続く

欧米経済2018年まで頑張れるのか?! と思いつつ、欧米人のアジア圏進出がビジネスを求めてなのか、雇用を求めてなのか、当時どう思っていてのだろうか。欧米人は今はドイツを目指している、雇用を求めて。あと2019年と2020年をアップしたら、この妄想の記録作業が完了する。

2017年 ~2009年から見た世界~


2017年

東南アジア経済隆盛世界経済の中心アジアにシフト

日本はハイテク産業、IT産業、観光産業を柱として産業構造自体が
変化する第三次産業比率が極端に上昇する

アパレル産業はマーケットのそばに工場を抱え、
原料を調達するビジネスモデルで進化を遂げる。
またグローバルECが標準となり、
顧客の一番そばにあるインフラ拠点からの搬送が整う

福祉・医療保険などの安定再び消費へと関心ごとが移ってゆく
環境事業への投資がさかんになる

BOPを顧客ターゲットとしたアンチSPA型企業の急成長が続く

もうここまで来ると単なる妄想に近い気がする、アンチSPA型企業って何者?! タイムマシンがあったら、2009年にもどって質問攻めにしたい…

2016年 ~2009年から見た世界~


2016年

インターネットクラウド革命新企業、新ビジネスモデル台頭

若き日本の起業家が登場する
世界の市場でプレーするような若者が続々と登場する
(Internetアプリなど)

関税、インフラ整備、燃料、原料コスト上昇のため工場の移転が頓挫した結果、
リバースグローバリゼーションが盛んに行われるようになる。

地方の活性化、インターネットによる情報革命関税、
原料輸送コスト増から、ローカル生産・販売直結世界各地ローカルで雇用創出が起こる

巨大アパレルコングロマリットも登場し企業買収により
業界が再編されてゆく典型的な1強100弱の時代

流石にIT関連の流れの早さには驚く、既に現在のこと。スマホの普及も拍車をかけていることが今となってはよくわかる。それにしても情報革命関税って何だ?! 一体当時、自分は何を考えていたのだろうか。巨大アパレルコングロマリット、ラグジュアリなどは既にヴィトンが帝国を作っている。

2015年 ~2009年から見た世界~


2015年

アフリカの資源・労働力が注目される

円の没落:円の価値が下がる全国民下流時代到来

原料価格の上昇が続き、東南アジアの労働力ではコストを吸収するのが難しくなる。
東南アジアからアパレル産業の移転がはじまる

安価な労働力がボーダーを越える時代に
少子高齢化の労働力不足を補うように移民が増える

新たなビジネスモデルを有した企業が出現する
FOREVER21のビジネスモデルをプロトタイプとして
SPAとは違った収益構造を有する企業が頭角を現す

アフリカについてはもっと時間が掛かるのではないかと思っている。円の没落、なんとも過激な表現をしている、そうならないことを祈りつつも、結構危機感はある。生産拠点の移転はこんな短期スパンでは起きそうにないが、単純に労働賃金が低く、繊維産業から国を興すようなところを見つけにゆくやりかたは早晩行き詰るはず。アパレル産業では見えていない競合の姿を思い描いているが、どうなることか。移民についてはシンガポールのリクアンユー元首相は強い国作りの政策として積極的な受入を言及しており、日本とは対極の舵取りとスピード感だ。

2014年 ~2009年から見た世界~


2014年

原油価格高止まり省エネ・環境保護が世界のテーマ

欧米カジュアルの時代が終わるアジアンカジュアルの時代へ
上海コレクションなど、東洋初のファッション黄金期

車離れが進む、所有してもエコカーが中心エコカーのインフラが整い、
購入価格も下がるリサイクルがライフスタイルに根付く

マーケット直結型、中国アパレル企業は足元で売上を伸ばしつつ、
欧米へ出店拡大を活発化アジアンカジュアルを欧米へ逆輸入してゆく

原油価格は、米国でシェール層から天然ガスを抽出する技術が確立したこともあり、エネルギーを軸に世界のバランスに変化が生じるだろう。原油高止まりの要因が外交問題なのか、世界経済の持ち直しによるところなのか、今となっては複数考えられることがある。この点では高止まりするかどうかはどうも怪しいと今では感じる。

2013年 ~2009年から見た世界~


2013年

■13年までは原油価格は底値
-物価下落圧力(デフレ注意)
-金利下げ方向

新興国家先進国として世界にリーダーシップ

いわゆる大企業と呼ばれた恐竜が絶滅倒産する企業があいつぐ

ファストファッション全盛期安価でデザイン性の高い洋服が売れる

価格戦争激化、人々は安くて良い物を懇願するPB全盛期、NB淘汰が進む、ワンストップショッピング

ZARA,
H&M世界2大トップブランドとして君臨

確かに昔はベンチャーとしてスタートアップして、大企業として日本の看板を背負ってきた企業の経営状態(経営体質)に変調が見られる。絶滅するかどうかはわからないが、来年のことを考えると今年は正念場なのかもしれない。ファッション、アパレルのところは前倒した感がある。PB全盛期はコンビニやスーパーの陳列棚を見れば、正にそのようになっていることを肌で感じることができるだろう。

2012年 ~2009年から見た世界~


2012年

■12年までにアジア諸国の社債の半分が償還を迎える
■08年12月には日中韓3カ国の間で通貨スワップ協定の拡大が合意されたが、
アジア全体としても通貨スワップ網の強化を実現することが課題
■域内の金融規制・監督体制の整備・調整を討議する機関の創設が検討されている

インド国内インフラ充実ブラジル世界での存在感

失業率欧米並みの水準社会不安が深まり、治安が悪化

中国の産業構造の大変化ハイテク産業や第三次産業が伸びる
世界の工場から世界の市場へと変化

貧富の差が世界的に深化する格差固定の世の中になる

アバクロ、アメリカンイーグルなど話題性の高いブランドがアジア圏へ続々と進出してくる

アパレルの流れが少し早まっていたことがわかる。世界の動向は国としても課題になっていることが、浮き彫りになってきていることは2009年から見た現時点でも殆ど相違ないが、失業率欧米並みは、欧州危機で悪化した結果、日本は数値として極端に変化していないので、現状維持といったところ、裏を返すと日本は著しく変化が遅い国ということがよくわかる。何事にも。

2011年 ~2009年から見た世界~


2011年

中国経済高成長率内需拡大

少子高齢化、年金破綻深刻化大増税時代突入

中国経済の回復とともに、人件費高騰東南アジアの繊維産業が活発化する

貯蓄率の上昇がトレンドになる買い控えの時代

旧態歴然とした企業体質のアパレルは倒産するGapの再編が行われる

政治が絡んでいるところは、スピード感がなくずるずるする傾向を感じるが、舵取りが早いビジネスの戦場では、優れた経営者による先手先手の判断によって大きな変化が起きていることがよくわかる。買い控えの時代という感じはしなかったが、選んで買うという印象は強い。アパレルで倒産というのはあまり聴かなかった。むしろ栄枯盛衰のサイクルが早い産業での新陳代謝や、企業姿勢が腐ることによって退場するケースの方が印象に残った。

2010年 ~2009年から見た世界~


2010年
世界金融危機脱却米国経済緩やかに復活

日本政治の混乱経済政策の空振り、失業率過去最悪

世界金融危機の影響を受け引き続き低迷が続く、世界の工場中国は健在

不況とデフレにより価格で判断する顧客がほとんどで、安くて、できるだけ良いものを時間をかけて購入するという生活様式

H&M,ZARAなどファストファッションの台頭TOP SHOP,
FOREVER21、欧米系ファストファッション世界的な流行と合わせて出店が加速する


ライフスタイルのところで良いものを時間をかけて購入するというところは最近では、店舗で現物を見て、Amazonやネット販売で価格を比較し一番安いところで購入するというようなことを普通にやる方が増えてきた。スマホの普及や情報のフラット化に伴うライフスタイルの変化はリアル店舗の在り方について再考しなければならないことを我々に示している。確かにファストファッションは台頭した年になったが、最近皆さん飽きてきた感も漂っている。

2009年 ~2009年から見た世界~

2009年に今後10年、世界はどうなるのかを自分なりに考えてまとめたものを発見した。休暇2日目は、改めて未来を考えることに時間を使うことにする。そう毎日忙しいことを理由にしてなかなか、こういったことを考えないものだ。内容の良し悪し、当たる当たらないはどうでもよいことで、考えること自体が大切なのだ。しかも振り返ると、なぜ自分が描いた未来と現在がズレていったのか面白いことに気づける。

2009年
■世界各国で実施される巨額の景気対策、いつ、そのツケを回収するのかが課題
■景気対策で経済成長軌道に乗った場合、暫くは好景気に浮き足立つ可能性大
■老いゆくアジアの視点を加えて考察する
-少子高齢化対策(福祉、保険の充実)
-人口ボーナスの影響力はどこまで続くか
■インドの経済発展にはまだまだ時間が必要である。
■米国債の残高膨張はすなわち、米ドル安圧力となる。

★米国経済(前半)
■BIG3に関連する雇用(300万人)が失われた場合、
失業率を2010年に1.2%ポイント押し上げ、
雇用者報酬は09年で1.6%ポイント、10年にも同0.6%ポイント
押し下げられる可能性がある。
■景気は、住宅市場調整の持続、住宅価格下落による逆資産効果、
ドル高や世界経済の減速を背景とした外需の減少、実体経済悪化
を映じた不安定な金融情勢の持続が要因で停滞。
■コアCPIは実質0%、主な原因は原油価格下落、デフレまで至らず
■大規模な景気対策は、米国債の大量発行を伴い、財政悪化の副作用
をはらんでいる。金融危機に対する昨秋からの政府の本格的支援に
より、米国財政収支は大幅に悪化。09会計年度開始3ヵ月で、
 既に前年度の赤字幅を上回るペース。
■デフレ懸念
■非農業部門雇用者数は08年通年で▲258.9万人と、1945年以降で最悪。
■米国債残高の膨張は、ドル信認の低下をもたらす懸念

★欧州経済(前半)
■デンマーク、スウェーデン(13年)、ポーランド(12年)は金融危機で金融市場が
混乱する事態に直面、金融市場の安定確保を目的にユーロ導入
の意思を表明した
■ユーロ圏・英国ともに09年の実質成長率見通しを大幅に下方修正。
景気は、実体経済の悪化と金融機能不全の悪循環に陥るなか、
雇用情勢の急速な悪化を背景とする個人消費低迷、企業収益や
資金繰り悪化を受けた設備投資の急速な縮小、などから、09年前半
にかけて大幅なマイナス成長が続き、その後も低迷が長引く見通し。
■長期金利上ブレリスク:財政悪化が懸念され、南欧諸国やアイルランド長期金利急上昇
英国・ドイツも同様に上げ。
■英国は、実質金利をゼロ近辺まで引き下げる見通し。追加金融安定化策に盛り込まれた
資産買取り措置のもとで、量的緩和政策へと移行する公算。
■スペインの失業率14%、ドイツ、フランスも上昇傾向

★中国経済(前半)
■4兆元規模の景気対策(1.18兆元:中央、2.82兆元:地方)
-低所得者向け住宅建設…7%
-農村インフラ整備(主に電力)…9%
-インフラ整備(鉄道、空港、高速道路など)…45%
-医療、衛生、教育
-省エネ、環境、ゴミ処理…9%
-産業構造調整(高度化)
-四川大震災復興…25%
-住民収入増加
-法人税制改定
-貸出総量規制撤廃
■09年2月家電普及PJ、一定家電13%補助金制度
■中国の失業率4.0%は農民工(出稼ぎ)を含んでいないので雇用を読む点に注意
■中国自動車産業前年同月比15%生産台数減68万台
■自動車産業振興策は、排気量1,600CC以下の小型車に係る車両購入税の軽減
(1/20~12/31)など6項目
■鉄鋼産業振興策は、企業再編の奨励など5項目が主な措置。技術革新への財政支援措置含む
■中国政府系ファンドの海外進出支援による対外直接投資の増加に注視
■中国による7分野14項目に及ぶ香港支援策は、深セン市在住の非戸籍者(出稼ぎ労働者など)
による香港旅行の解禁や香港とマカオ、広東省珠海を結ぶ橋の早期敷設、
中国に進出した香港系企業の経営難緩和に寄与する措置などが盛り込まれている。
■不動産市場活性化策の推進、1月1日から1年間の暫定措置として、2年以上保有した
個人向け住宅を譲渡した際の取引税を免除する等の施策を打ち出す(従来は5年以上)。
不動産市場の活性化を通じて、関連投資を喚起させる狙い。

★台湾経済
■雇用問題が急務、「愛台十二建設」の下で計画されているプロジェクトには、
台湾全島における交通ならびに情報ネットワーク化、高雄国際空港を含む空港、港湾の物流機能強化、
既存のサイエンスパークの連携や新たな工業団地の建設などがある

★ロシア経済
■08年8月8日のグルジア侵攻を受け、海外投資家が逃避、株価75%下落
原油価格下落を受けて急速に経済が減速基調、エネルギー輸出60%という
ウエイトを占めるロシアにとって、原油価格はロシア経済を大きく左右する。
1バレル95ドルなら国家予算通りの運営可能、50ドルだと危険水準。
ロシア経済は95$が境界線。09年GDP2.0%見通し(ここ数年平均6~7%)

★インド経済
■インフラ整備や住宅建設支援など40億ドル相当の公共支出を柱とする景気対策を発表した。
しかし、州財政や予算外支出を含めると財政赤字はGDPの10%近くに達するとみられ、
公共支出の拡大は非常に困難である。

★タイ経済
■タイは輸出がGDPの6割を超えるため、米国経済の不振を中国を通して直撃してしまう。

★韓国経済
■「緑のニューディール事業」(総額50兆ウォンには、4大河川周辺を整備する土木工事、
LEDの活用、エコカーの普及、太陽熱などの再生エネルギーの開発推進などが含まれている。
環境関連ビジネスを拡大させることにより、4年間で96万人の雇用創出が見込まれている

★日本経済
■潜在成長率を大幅に下回るペースでの成長が持続する見通し。
年度ベースでも、2008年度、2009年度ともに▲2%を超すマイナス成長。
■対ドルでは緩やかな円高ドル安傾向が続く見通
■長期金利は、景気後退の深刻化や主要国の大型金融緩和、世界的な
デフレ懸念などが、金利下押し圧力として作用する。
■株式保有残高の多い高所得者の消費動向に注視、株価低迷は
逆資産効果をもたらし、消費マインドに影響
■個人消費は所得減をデフレ影響による物価下落がカバーして購買を牽引している

★電気自動車産業
■一番のネックは走行距離であり、化石燃料ほどの走行距離を出せない
当面は軽自動車のような小型自動車のニーズにあった短距離での
普及をメインにインフラの整備を進めるのが賢明。
■但し香港など、100KM圏内での利用がほとんどの国や地域などは、
戦略的に普及が可能、環境保護、二酸化炭素排出権などを切り札に
政策と連動したビジネス展開は商機ありと判断。

考えた切り口は、世界経済、各国経済、日本経済、ライフスタイル、アパレル産業はどうなってゆくのかということで、2010年~2020年までキーワードを軸に予測している。わりと面白い。

2012/02/08

大人でも26円で夢中になれる遊び

本日からお暇を頂いております。

初日の創作活動は「手作りキーリング」です。
100円均一にA4サイズのプラバンが売っていますので
四等分すると丁度良い大きさになります。

プラバンに油性マジックで好きな絵を書きます。
好みによって色をつけても良い。
今回はsteve jobsでキーリングなので
顔の輪郭にそってハサミでカット、後で金具をつけたいので、
穴あけパンチで穴を事前にあけて準備しておく。

アルミを敷いたトースターに放り込むこと数分で
スルメイカのようにフニャフニャに曲がって縮み始める(一瞬焦る
縮んだらトースターを切って、トングでつまんで取り出して
本の上に置いた紙に載せる、紙ではさんで上から本を載せて平らにする
しばらくすると冷めるので、これで出来上がり(1/3ぐらいになる)

なかなかCoolな仕上がりです。
steve jobs key ring 世界でたった1つ非売品です。
※Amazonでも買えません(笑)

子供の頃はお金がなくても秘密基地を作ったり、野原の草を引っこ抜いて泥をつけてチョコレート菓子とか、目に映るもの全て、手に取れるもの全て、いつでもどこでも遊びの創造フィールドがドカンと広がっていたけど、めっきりお金を掛けて、どこかに行ったり、何かしないと楽しめなくなったのは、心の貧しさなのか、それともクリエイティビティの喪失なのか。プラバン遊びを通して退屈な大人って嫌だなとつくづく思ってしまった。

人生やり直し道場


気になる看板シリーズです。「人生やり直し道場」?! やり直せるのか?! でも「頼もうぉ!!」的なノリではないだろうと思う、たとえ道場だとしても。いや意外にもそっちノリで、師匠が掛け声かけて…いやいやそんなことは…気になる看板わりと多いです。

2012/02/06

2月6日はブログの日だそうだ。

2・6(ブ・ログ)なんでもかんでも語呂合わせすれば良いというものではないが、Blogの効用はストレス解消になるそうだ。言葉や文章にすることによって自分の中にあるものを吐き出すブログというものは、単に文章力向上や考える力を向上するということだけでなく、精神安定にも良いということが、どこぞの大学の研究で明らかになったそうだ。そもそもこのブログの日、サイバーエージェントが2007年に設定したようでアカデミックというよりも商業的な匂いのする1日の締めくくりでした。

grateful dead にマーケティングを学ぶ


ビートルズよりストーンズより儲けてしまったバンドの秘密。それはフリーでシェアでラヴ&ピースな、21世紀のビジネスモデル。オバマ大統領から、スティーブ・ジョブズまで、米国トップは皆グレイトフル・デッドから学んでいた?! 本当か?!思わず手にした1冊。著者のデイヴィット・ミーアマン・スコットも熱烈なgrateful deadのファンであるデッドヘッズ(愛称)だ。そんな彼もgrateful dead流のマーケティングを手本にして、余程彼よりも有名であるデイヴィット・スコット達との差別化を実現したひとりだ。Rockな人々ならgrateful deadを知らない人はいないかもしれないが、私は知らなかったモグリだ。

マーケティングをしっかり学び、その道で経験を積み重ねたベテランと、マーケティングのマの字もままならない、ド素人は果たしてどちらが革新的な仕事をするのか。その道のベテランばかりを集めた集団は、その道の当たり前の判断しかしない集団であり続けるリスクもある。常識すら知らないド素人の強みは、当たり前が当たり前でないことだ。革新性は違う畑からやってくる。

チームには異彩は放つ人間が必要なのだ。
grateful deadは見事に異彩を放っていた。
これこそが求めるべきBe unique
彼らはなんと過去からやってきた。


普通そんなにヒゲ伸びないけど(笑)