2009/12/31

箱舟


満月の夜は月明かりが雲を照らす。
雲は音も立てずにすっと流れてゆく、気持ち空が球面のように見える。
しばらく夜空を見上げていると、地球はまるで我々を乗せた箱舟ように感じる。
このなんともいえない雰囲気が好きだ。
この箱舟は宇宙空間を気ままに漂ってゆく。
空は夜でも青く澄んでいる。
2009年もあと10分足らず、皆さんの2010年がまた良い年でありますように。
A Happy New Year !! 
Masaki Goto 2010年1月1日

2009/12/28

2010年成長戦略

2010年の年度方針は、「成長、成長、成長」に決めた。


また2020年までの成長戦略も再度修正をかけた、今度はここから具体的な内容にブレークダウンをして、あらゆる戦術を落とし込んで成果に結び付けたいと思っている。この1年、そしてここからの10年を無駄にせず充実させてゆこうと思う。いよいよ2009年も幕を閉じ、新しい年がはじまります。皆様来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆様のご多幸、心よりお祈り申し上げます。


Masaki Goto 2009.12.31

悩みの特攻薬②

こんなのも1つの好例である。

悩んでいる暇がないほど多忙であればいい。
悩めるということは、贅沢な時間で溢れているということだ。
裏を返すと暇なほど心を病むには十分すぎる環境を整えていることになる。

つまり休息を取るどころか、忽ち精神も肉体も崩壊しかねないということだ。
私達は手帳の予定をぎっしりにしておけば1年でも2年でも、悩みとご対面する
チャンスすら実は逃してしまうのかもしれない。

悩みの特効薬①

悩みは精神を蝕み、そして肉体をも蝕む。
いつまでも対応策が見つからず、生き地獄を味わうのはやめて、
健やかに生きるためにできることで悩みの90%を吹き飛ばす。


①悩んでいることを詳しく書き出す
②自分が悩みについてできることを全て書き出す
③どれで対処するかを決める
④決めたら即実行する


悩んでいる期間を最短にするのが精神衛生上大変よろしい。


Case1
実家の母が病気で、母の仕事を看病しながら引き受けるが、自分も仕事があるので精神的にも、肉体的にも厳しい状況にある場合、一番の悩みは母の健康、自分の体力の限界、経済的な問題。


できること
-自分が退職して、母の仕事を引き受け、母を養ってゆく
-母をリタイヤさせ、自分が養っていく
-母の看病を誰かに任せ、母の仕事も誰かに任せる


どれで対処するのか
まず自分の能力を考え、自分の現職と母の仕事で得られる収入で最大化できるほうを選ぶ、もしくは人を雇うことで、出費はするが、2本の仕事から得られる収入との差額が、仕事を一本化したよりも上回る方を選ぶ


退職届を出すか、求人募集を行なう。
悩みは消すことができただろうか。どこを選択するにせよ、悩みのほとんどは消え、本来自分が備えている能力を最大化し、結果としてキャリアアップにつながる可能性も高まると感じている。

電子書籍端末キンドルの衝撃 Kindle impact


CNETの記事は、米国アマゾンが販売する電子書籍端末キンドル(Kindle)が2009年のクリスマス商戦で爆発的に売れたことを公表している。また25日には電子書籍が紙の書籍の販売数を上回ったと報じている。キンドルの販売数は正式に公表はされていないが、本の世界のiPodと呼ばれるように25000円程度の比較的値ごろな価格で、2012年には20億ドルの売上規模に達するのではないかと報じている記事もある。本を読む人間なら理解できるが、単価が1000円の本を1日1冊購入して読んでいれば1ヶ月で本体が買える。電子書籍の価格は紙の書籍に比べ安価であり、今後爆発的にキンドルの販売数が増加すれば、元々顧客に郵送するためのコストや原材料を必要としない電子書籍は益々、破壊的な価格になりうる。キンドルはアマゾンの金の卵なのだ。そして今年のクリスマスは、多くの本の虫にとっては最高の贈り物がプレゼントされたこととなる。日本は、電子書籍に関しては後進であり、もっと電子書籍の普及を促すべきだと考えると同時に、英語圏の情報インフラの1つとして日本人はもっと、このような機会を利用すべきだ。世界の変化から常に取り残されつつある日本人は、世界の中で井の中の蛙になりつつある。


それでも紙の書籍には、紙の書籍の良さがあるとは思っている。ただもしかしたら、世代を越えて引き継がれるのが、このブログのように電子の情報になる世界だって十分ありえる話だ。実家の本棚には母が若い頃、夢中で読んでいた難解な純文学がどっさりとならんでいるが、このような形で本が引き継がれなくなる日も近いのかもしれない。本を所有すること自体が実は収納コストを考えると1つの贅沢であり、効率的かつ経済的な側面で考えれば、一般市民には電子書籍の世界の方が実際は非常に魅力的である。

香港滞在記 第3話 なんだこれ①


日々の観察の中でふと目に付く不思議のうちの1つ、香港島のホンハム埠頭沿いの歩道には四角い穴がたくさんあいている。釣りのする穴のようなのだが、一体いつから此処にあって誰が開けたのかはわからない。しかしこれほどの穴をランダムに開けているということは、香港政府でもなければ公的機関でないのは確かだろう。香港人は、誰が開けたのかわからない、この穴で釣りを楽しんでいる。

Benちゃんご結婚おめでとう!!


香港の友人、Benちゃんがこの度大変おめでたく、ご結婚。本当は8月から、どうしても12月29日は有給を使って、結婚パーティーに参加をしたかったのだが、香港行きは年明けとなった。結婚祝いの食事会で再会するのを楽しみにしている。香港を後にした日、大雨が降る中、Taxiで一緒に香港空港まで来てくれたときのことをよく覚えている。いつかまた海外で一緒に仕事をしようという約束を果たさないといけない。いよいよ明日は、「小笨大婚之日」 いつも司会をやっているBenちゃんのイメージが強いので、当日は誰が司会をやるのだろうか、そこも気になるところです。御二人のご多幸をお祈りしております。本当におめでとう!!

我々の成長を妨げているモノは何か

我々の成長を妨げているモノは何か。そんな疑問が日本に戻ってから、ずっと頭から離れなかった。あまりにも、向上心に欠け、無気力で、使命感もなく、まるで生ける屍のような状態、成長意欲を感じることができない。何かが我々をそのようにさせている。1つのヒントとなったのは「マズローの五段階欲求」であった。
この「マズローの五段階欲求」を切り口として考えてみると、現場でどのようなことが成長を阻害しているのかが見えてくる。全てが短絡的に、このピラミッドで説明できるわけではないですが、ピラミッド上位の成長欲求、下位の欠乏欲求と大きく切り分けて考えてみても、今現場では、欠乏欲求で著しく問題を抱えていることが理解できる。成長を阻害するものを取り除き、自己実現への欲求を自ら導き出せる環境を整え、自発性を発揮できることが大きく人間を成長させるポイントになるだろう。そのことを経営者は理解しなくてはならない。

プチ忘年会


急遽催された店長のプチ忘年会。専ら話題の中心は、現場の疲弊についてだ。会社の成長に現場が追いついていない、様々な問題が山積している状態であり、ここをどのように乗り切るかが焦点であったが、志半ば、お開きとなった。2009年は、香港ではじまり、苦悩の日々、9月からは日本で、会社の現実を直視した怒涛のような3ヶ月で、ありとあらゆる筋肉を使い、とんでもない様々なことが脳みその中をぐるぐる駆け巡っていた、そんな一年であった。

優れた目標は文字通りSMART

優れた目標は文字通りSMARTである。

S(Specific)具体的である
M(Measurable)計測可能な数字が掲げてある
A(Agreedupon)同意できる内容である
R(Realistic)現実的である
T(Timebased)期日がある

スマートな条件を含むことで優れた目標を設定できる。

2009/12/24

香港滞在記 第2話 住めば都理論

住めば都理論

人間は自分と違うものを見たとき、ギョッとするが、毎日見ていると新鮮さがなくなり、何も感じなくなる生き物だ。ごく普通に考えられない受け答えを1つ、「貴方は、汚れきった東京湾や、川で水泳ができるのか?」という質問に、「もちろん大丈夫」という答え。でも香港の(一部だと思われる)人々は、そんなことはおかまいなしだ。毎朝季節を問わず、かなり多くの人々がビクトリア湾に飛び込んで泳いでいる。手前に視線をやるとゴミがプカプカ浮いているし、ご丁寧に排水処理場のあたりから、皆楽しそうに飛び込んでゆく。昔は水も今ほど汚れていなかったからいいのかもしれないが、とても真似はできない。もしかしたら、それは香港人にとっても同じで、今日はじめてこの光景を見た香港人にとっては、理解できないのかもしれない。小さい頃から毎日此処で泳いできた人達にとって、そこは今も昔も変わらない場所であり、最近少し水が汚いな程度の事なのだろう。なんどもギョッとしてゆくうちに、私たちは「住めば都」と言うようになる。端から見れば狂気であることもままあるのだ。そうやって順応という名の一種の全身麻酔をかけられる。

はじめに感じた違和感は書き留めないといけない、貴方の価値はその違和感の中にある。

これで450円は買得な情報



一橋大学大学院、国際企業戦略研究科(ICS)研究科長である竹内弘高教授のWayに関するプレゼンにて、Newsweekぐらい毎週読んでいないマネジメントは駄目だという言葉を頂いてから購読しているNewsweekですが、同じ450円という価格でも、今回は情報の質が良いと感じるときがある。今回の「ISSUES 2010」は特に優れた内容が多かったように思う。是非とも一読して頂きたい新年合併号に相応しい内容であった。日々テレビや新聞などに露出している情報も大切だが、様々な情報網から(インターネットや口コミ情報含め)複眼視することによって、実際はどうなのか、一部の事実だけが極端に脚色されていないのかなど、もっと深堀しないといけないことがあることに気付かされる。

各国シンクタンクの分析を長期間眺めていると、おおよそ3ヶ月から半年後に現実が分析結果に近づいていることが多い。これもまた有力な情報網である。予想はできても現実そうなるのかは神のみぞ知るのが現実なので、全く外していることが多いのも事実だが、雲、雨、傘の通り、雲を見て、雨を予測し、傘を持って外出する一連のプロセスを日頃から行なうことは思考力向上に必要不可欠だ。

今回の特集で、改めてなるほどと感じたこと、今後良く知っておくべきことを備忘録として、記しておこうと思う。米国国務長官の職務に対する基本的な姿勢として、緊急課題と重要課題を見極め、緊急課題のせいで重要課題を疎かにしないことというのは、マネジメントそのものだと感じた。またそこに長期的課題が加わる。この切り口は素晴らしい。他、アマゾンのキンドル戦略、事業の展望、中国の抱える問題の深さ、イギリス経済の行方ロンドン・シティーの位置付け、N11(次の11カ国)、バブルの歴史、新型結核XDRの脅威とどのトピックスでも1週間引きこもれそうな内容ばかり。

450円は格安。早朝5時半にキヨスクのおばさんに荷解きしてもらった価値があった(笑)

2009/12/22

シリコンバレーってどんなとこ









シリコンバレーが、意外な道を辿ってきたことに驚いた。
現在、アメリカ史をインプットしているので、ひとつアメリカを見る視点が増え、勉強になった。

仕事がどうにも終わらない時の施策とは

仕事がどうにも終わらない時の施策を4つ

①御裾分けする
②お土産にする
③仕分けする(蓮舫ばりに)

界王拳を使う
但し④は使用後のダメージに注意
私が良く使うのは④で
戦闘力が8000から20倍の160000まであげられます。

Lessons on Investing and life

"You have to figure out what your own passions are.
By following your passions, you'll never have a job.
You'll just get up everyday and have a lot of fun" by Jim Rogers.

so why you need to work?
coz I need to work for my fun by workaholic.

ウォッシャブルカジュアルジャケット提案

先日、来期の商品提案で、ウォッシャブル(自宅の洗濯機で洗える)のカジュアルジャケットを上司に提案したところ駄目出しを頂いた。12月15日の繊研新聞の一面に、タカキュー、機能性で攻める、ファッション性に着心地という記事がある。秋物ジャケットの建値消化率70%、また購入客の8割がオプションのウォッシャブル機能がついたジャケットを選んでいる。価格は4万円程度。私が考えるアパレルヒット商品の共通項とは、リーズナブルプライス、質、ファッション性、機能性の4つの要素を備えており、そのうちのどれか1つが際立って優れているというものだ。今回の提案は、そのような切り口で市場を眺めて、ここには需要があるが4つの要素のうちプライスに欠けているというところ、機能性で突出できるというところに着眼したものだ。これはグローバルでも売れる。そしてこのような商品を作れるのも自社だけだと考えている。私はMKよりだが、MDならどう考えるだろうか。

国家の危機と成長戦略

大前研一さんが取り上げている内閣府の世論調査の結果で「結婚してもしなくてもいい」という回答が70%に達しているということについて、国家の形成すら日本は危ういとおっしゃっていることについて、私は実際は、そう考えている人は70%もいないと思っている。この「結婚してもしなくてもいい」というのは、実はそのように回答している人々の最後の鎧だと思っているからだ。これは心理経済学という新しい経済学の分野の解釈に似ている。「結婚したくても、できない」と回答するひとは少ない。それには様々な理由があるだろう。経済的理由、複雑な問題(コミュニケーションエラー)、出会いの機会など、つまり「どちらでもいい」というのは、本音をオブラートに包んだ表現と認識するほうが至極自然だと私は思っている。そこでいかに国家を成長させるか、成長戦略という、ではどうするのか。に話を移してゆく。Globisの堀さんのブログにもある、成長とは何か?という定義、ここには国民の真意に肉薄した内容が綴られている。実はこの2つのコラムは、問題提起と問題解決という流れとも言える。堀さんが進言した成長するために財源がいらない3つの施策。

①成長に寄与している人を称えること
②成長の方法を教えること
③成長の足かせを取り払うこと

内閣府の世論調査の本音部分を想定して考えれば、成長を通して、このような問題も解決されることになるはずだ。経済的な安定や成熟した人間としての成長、特に国として大切なのは③の足かせとなっているものを取り払うことは重要ではないかと思う。実際この3つの施策は個人でも企業でも当てはまることであり、なぜ我々は成長できないのか?という切り口は③を浮き彫りにする。また実際は成長していても、成長に気付いていないことすらある人に対して、何が成長したのか教えてあげる必要もある、これは①

私が考える「成長」とは、現在の自分と「なりたい自分」のギャップを埋めることであり、ギャップをなんと設定するのかで取り組みは変わってくる(身長、知識、仕事の幅)、そのような取り組みの中で称えてもらえれば、凄く嬉しいことであり、そのギャップを埋めるプロからアドバイスを頂ければ、目標達成にかける時間を短縮することができる、そして何よりも成長の障害となっているものを取り除いてもらえれば、最高速で成長曲線を描くことができるだろう。

「成長」を考えるということは非常に意義がある。この「成長」ということを来年の方針に取り込んで、「なりたい自分」をしっかりと定めてゆきたい。

香港滞在記 第1話 First impression


香港を離れるときには既に打ち込みが済んでいたものを

少しずつ小分けにしてアップしてゆこうと思う。
10年前に香港を訪れたとき、まさか自分が香港で仕事をするなんて思ってもいなかった。当時はヨーロッパ一周バッグパックの計画を控えていたので、その予行練習にと思って、手っ取り早く決めただけだ。しかも当時H.I.Sが起業した頃で、激安パッケージツアーにちょっとした自由行動の時間があるという極めて自由度が低い旅であった。現在は香港国際空港は新しくなり、市街からは離れた埋立地に移転されているが、当時の啓徳空港は市街地にあり、離着陸の際は、町の中を飛んでいるような錯覚に陥るほど、ビルの谷間を飛んでいたインパクトがあり、世界的によく知られていた。1998年この体験ができたのは、非常に貴重であったと思う。2008年3月24日、10年ぶりに降り立った香港の空港は当然綺麗に整備され、当時と違った印象を受けたが、香港の日差しだけは、当時の印象となんら変わらなかった。とにかく湿度が高く、蒸し暑いの一言に尽きる。海外駐在員というと耳障りがよいが、やることは日本にいるときと何も変わらない。ただ見知らぬ土地の見知らぬ風土で育った人達と仕事をするときは、いつもより慎重になるだけだろう。新しい環境に胸を膨らませたのは、ほんの1ヶ月程度だけで、後は厳しい現実との戦いだった。今でも脳裏に焼きついているのは、香港島にある店舗を見学したとき、トイレに什器やマネキンなどがぐちゃぐちゃに押し込まれてあり、BR(倉庫)は乱れに乱れて、唖然としたことだ。この光景を見た瞬間、何をしなければならないのかを肌で感じ取った。
全ては整理整頓からはじまる。

2009/12/19

本当の人生とは

本当の人生とは、誰かの思惑の中に生きることではない。ところがほとんどのひとは誰かの思惑の中に生きている。そしてそれに気付いていない。誰かに言われて自分の目標を立てたり、誰かに合わせて自分の目標を書き換えたり。そんな生き方でいいのか、毎日なんとなく時間が過ぎてゆくのを傍観していていいのか。本当の人生を歩みたければ、自分で決断して、自分で責任を取って何でもやることだ。我を忘れて没頭することだ。夢中になることだ。こだわることだ。こういうのはユトリ教育が云々とか、モラルハザードということではなく、SF映画マトリックスの世界と同じで、脳天にジャックを突き立てられて現実の世界と仮想の世界の境界線が見えなくなっていることと変わりはしない。(正しくは首の後ろ)本当の人生を歩いている奴っていうのは、目の色が違う、真剣勝負をしているからだ。そして情熱は其処からやってくる。

来年の方針と抱負

2010年の方針と抱負を考えている。どんな年にしたいか、どんな年であるべきか、この1年は無駄にできない1年で、どこにいようと何をしてようとも、大変革の年としたい。とても真剣に考えている。

共通語の輪の中と外

大工と話すときは大工の言葉で話す。大工の輪の中にいる時はそれで良いが、ひどく孤立していると感じる瞬間があるのは、自分の言語を話す機会がない時だ。自分の言語を使っているときは、心地が良いが成長することは難しい。刺激的で、わくわくするような環境を作り出し、自分を磨くためには、異言語の輪に飛び込むことも1つの方法だ。英語圏とか、中国語圏という意味ではなく、例えば自分の知らないことで満ち溢れている人は創造力の源泉であり、そこから全く新しいものが生まれてくる。刺激が足りないのはアンテナが低くなっている証拠で、創造力が全く足りていない裏返しなのだろう。

2009/12/17

情熱と共に歩む

情熱を持つ1人は、情熱を持たない1000人に勝る(Walt Disney)

言い換えると
情熱的に過ごす1日は、情熱の欠片もない1000日よりも価値がある。
情熱を持って過ごす1年は、情熱のない1000年より意義がある。

僕らには情熱が足りていない。

2009/12/14

なつかしの飲み屋 Clane Bar in Ireland

最近はニュースを見ようとテレビをつけると年末ということもあり特番が多い。特番の定番と言えばナツメロだが、思い出の曲と言えばアイルランドでよく通ったClane Barで歌ったこちらの一曲だ。そしてその懐かしのClane Barは存在するのかどうかググッたら、直ぐに検索に引っかかった。全くこの世は便利になったものだ。このBarは生のアイリッシュミュージックを即興で演奏してくれる音楽家達が夜な夜な集い、軽快な足踏みのリズムに合わせて、みんながセッションするスタイルだ。当然音楽を聴きながら皆でガヤガヤと話をしながら、一杯やるわけだが、その夜は語学学校の友人達と一緒にいつものように足を運んだ。ミュージシャンの中に友人がいたので、彼の勧めで日本の歌を披露することになり、アイルランドの人達、ヨーロッパから留学に来ている友人達に純国産の歌をプレゼントした。歌の良さは、国境を越えられること。あの夜に戻りたいとふと思った。


2009/12/11

イノベーションが起こるとき

今の仕事を最短で終わらせようとか、労働時間を月に240時間に収めようともがいているときは、人はたいした成長はできない。そこには延長線上の成長があるだけだ。反復したり、少しの工夫の積み重ねでなんとかできるようになる。しかし、今まで3時間必要だったものを1分でとか、今まで100万円のコストだったものが10円でできるというふうになると、これは今までの延長線上では決して実現できない、極端に難度が高まる。これをどうにかするにはイノベーションが必要だ。これにはとてつもない試行錯誤と努力が不可欠であり、時には斬新なアイデアも必要になってくる。長期間の苦労の末に実現できることかもしれない。

ではどうしたらイノベーションは起こるのか、起こすのかということが重要になってきますが、かのドラッカーは7つの機会というものをイノベーションの重要な資源と考えておりました。

①The Unexpected( 予期せぬこと )
②Incongruities( 不調和、差 )
③Process Needs( プロセス、ニーズ )
④Industry and Market Structures( 産業と市場の構造 )
⑤Demographics( 人口動態、人口統計学データ、デモグラフィック )
⑥Changes in perception, meaning, and mood( 認識や意味づけの変化 )
⑦New knowledge( 新しい知識 )

この7つの機会を自己革新の原動力に置き換えることができれば、常に延長線上の緩やかな成長曲線から脱し、圧倒的な変化を遂げられる可能性を高められる。仕事とは、全てお客様のために存在しているということは、自らの変化は最終的に顧客へ還元される方向に向いていなくてはならない、何が求められるのか、何が求められているのかを、絶えず考えながら、その機会を常に狙い、結果として、それを実現できる仕事を生み出し、その分野でNo,1になる。リーダーになることがイノベーションである。日本で、もしくは日本がイノベーションを起こすことはグローバルな競争で生き残る必要条件だ。そして、これはどの単位でも言える事だ。個人、会社、産業分野、国すら問わない。

2009/12/10

黄金色の絨毯


銀杏の葉が鮮やかな黄金色に染まり、風が吹くたびヒラヒラと落ちてきて、創り出した黄金色の絨毯。今日は子供と一緒に公園で遊んだ。太陽の光が心地よく、楽しそうに遊んでいる(正しくは、一緒に夢中で遊んだ)子供の姿を見ていると、遠い昔、自分が子供で、自分の親が自分をこのような気持ちで眺めて過ごしていたのだと、当時の親の気持ちにふと触れることができた。私にも3歳の時の記憶があり、当時大人をどのように思っていたか、どんなときに寂しさや喜びを感じていたか今でも覚えている。今、私にできることは彼の立場にたって、当時自分が得ることができなかった、当たり前のようなことを当たり前にしてあげることだ。

語学ケア


日本にいると、英語と違って、あまり使う機会も、学ぶ機会も少ない中国語、日々退化が進むのを感じるので、DSで延命治療を行なうために衝動買い。中国語三昧というほど、中国語三昧な日々は送れないが、移動時間や休憩時間などを利用して、語学ケアをやろうと思う。洋書も手に入らない環境なので、Amazon頼みだ。

2009/12/08

今週の余暇はアメリカ史を

先日、本ブログで取り上げたGoogle Japanの村上式シンプル仕事術の「アメリカ史」について、今週の余暇を利用して徹底的にインプットしようと思う。理系だったせいか、アメリカ史とは縁遠かったので、好奇心をくすぐっている。今から本屋に行って先週見つけておいたやつを購入、電車に飛び乗り3時間、集中して読破しようと思う。もう1つはLEDについて調査する予定、こちらも楽しみだ。

2009/12/04

Investing In Africa's farmland

投資家JIM ROGERSはビジネスウィーク誌にて

"The gigantic acreage in Africa has been underfarmed because there is not much
infrastructure, not much machinery, not much expertise, not much fertilizer. I
think the world is going to have huge food problems in the next few years. Other
people seem to see that, too, so they're buying up farmland. You can either buy
it or lease it. It's very, very cheap, it's incredibly fertile, and it hasn't
been overexploited. And if you take in some expertise and some machinery and
some fertilizer, you should make a lot of money. The labor's cheap, everything's
cheap."

と語っている、JIM ROGERS氏のブログにも記載があるが、今後アフリカの農地に目をつけるなら、農業には、欠かすことのできないリン鉱石に投資することも有効ではないかと思う。リン鉱石と言えば、中国はリン鉱石の備蓄を強化しており、相当な量を抱え込んでいると推測されている。中国政府系ファンドの投資動向をチェックしていると、どのような目的で資源の確保を行い、他国を出し抜きたいのかが読めてくる。

視点を移し、教育という場でも、様々な批判は存在しているが、孔子学院の存在が中国文化を世界に広めるために一役かっている、それとは対照的に、資金を提供されにくい日本文化を学ぶための講座は米国の教育からは、姿を消しているのが現状である。国の懐事情の差だ。

このように積みあがる外貨準備金を後ろ盾に、触手を伸ばす中国だが、近い将来、新たなバブルを生み出す事になると私は考えている。世界金融危機を救うために、世界中で大量に刷られた紙幣は、行き場所を求めて、今日も実態の伴わない何かに群がっている。非常に危険だ。

2009/12/03

世の中を読み解く、先を見据える

世の中を読み解く、先を見据えるには着眼点を養いながら、点を線につなげる工夫が必要だ。鍵となる情報は、新聞などのマスメディアから電車の中刷り、インターネット上と、ありとあらゆるところに散りばめられている。それがなぜそのようになっているのか、そうなったのか考えながら情報を集めてゆくと、思考のトレーニングになると同時に世の中の動きが理解できるようになってゆく、そして次に起こりうることも、思いつくようになってゆく。今日改めて朝から、そのような視点で情報をピックアップしながらインプットしていったが、かなり有意義な一日になった。大学ノートにメモりながら、自分が考える展開をササッと書き足してゆこうと思う。1年繰り返したらどうなるか実験である。

例えば、鳩山首相と奥田碩トヨタ自動車相談役らと会食(鳩山日誌・新聞)、ドバイショック、円高、トヨタ収益悪化(電車中吊り広告)などをつなげて見ていると、この会食の席で、どのような話題が話されていたのか想像がつく。

ネット上には、このように首相の晩餐を丸ごと掲載しているサイトもある。
はっきり言って晩御飯の豪華などどうでもいいのだが、一国の首相が時間割いて会食する相手とその内容は非常に重要性がある。