2008/07/31

部下の哲学


というわけで、江口克彦さんの「部下の哲学」成功するビジネスマン20の要諦、計画通り香港への帰りの飛行機の中の所要時間内で読了できる2冊を選んで置いたうちの1冊。会社のトップになると上司はいなくなるので、そのような状況下にない限りは間違いなく誰でも「部下」と呼ばれるポジションで仕事をすることになる。もちろん部下をやりつつ、上司をやるということもあるだろうが、部下としてどうあるべきかを1冊である。正直目頭が熱くなったページもあった。これはお勧めと言うよりは必ず読むべき1冊と言ってよいだろう。上司としてもどかしく感じる点が良く描かれており、逆に自分は「部下」としてどうなのかという点を大いに自省できた1冊である。上司のあるべき論は死ぬほど巷に溢れているが、今一度、部下のあるべき論を考える必要があるだろう。帰りの飛行機はエコノミーで狭い感じが読書に最適でした。お隣は香港の方で、中国政府の富国論のような本を読んでおりました。まともに読書している方をはじめてみました。休暇で家族旅行に日本を訪れていたようなので、ある程度の所得がある知的労働者なのでしょう。この2席だけ終始読書、ちょっと気持ち悪い絵ですね。

2008/07/29

我が家の誕生日の風習

特大大人ティラミス、大きさは携帯電話で比較して下さい。
玉葱の姿形もなくなり濃厚な風味のビーフシチュー、肉はトロトロ。
私の誕生日に妻が、ビーフシチューとティラミスを作る風習があり、一口食べると、嗚呼またいい1年を過ごせたな、と感じます。私にとっては元旦よりも、人生の開始地点である誕生日を軸として、1年回転させる意識が強く、次の1年はこれをやってやろう!この1年は前年よりも、もっと成長してやろう!など新年ばりに抱負を考える日になっています。ビーフシチューは最高傑作で、妻の祖母が妻に伝授したもので、おばあちゃんは、どこかの有名なホテル主催の料理教室で覚えたらしいのですが、水を一滴も使わない濃厚なビーフシチュー、この日ばかりはお肉も極上を使い、世界水準の一品と言ってもよいのではないでしょうか。そしてティラミスですが、こちらは我が家スタイルなので、一般の方は驚くかもしれません、そのぐらいアルコール度数が高めの大人ティラミス、ティラミスで酔っ払います(冗談です)この2品、私の誕生日の定番です。1年とても充実しておりました。どうもありがとう!次の1年は今の10倍成長しますので、1年後も、この2品よろしく。

旧友と再会


新店を立ち上げたとき、以前地元の店舗で一緒に働いていた友人に、再入社して一緒にチームを組もうと誘い、苦楽をともにした友人は今でも、あきる野周辺の店舗で勤務していたので、電話を入れておいたのですが、たまたま川遊びが終わった時に電話があり、奇遇にも300㍍ぐらいの先のコンビニにいることが判明。今日は健康診断の後、たまたま以前一緒に立ち上げた店舗に顔を出していたようです。やはり縁があるのですね。嬉しい再会でした。そしてすっかり成長して以前より、キリッとしていて頼もしかったです。またいつか一緒に仕事がしたいですね。同じ会社なので、志を掲げていれば、またコラボすることも大いにあるはずです。その日をとても楽しみにしています。

秋川渓谷にて川遊び

川遊び、バーベキューに最適なスポット。
人生初の川遊び、怖いものなしの勢い。
スイカを冷やしていました。水はひんやりして気持ちいい。
大自然豊かな、あきる野市は子供の天国。
以前、新店の立ち上げ担当をした時に半年間住んでいた、あきる野市は大自然豊かで、少し車を走らせると秋川渓谷という名所があります。子供が大きくなったら川遊びをしに来たいねと話していたこともあり、一時帰国の休暇を利用して子供と最後のお出掛けに行ってきました。車は海外赴任に伴い売却してしまったので、レンタカーを利用したのですが、なんとも便利12時間で保険もろもろ手厚く組んで9000円程度、ガソリン満タンで1400円と以前所有していた車よりも燃費も良く済みました。日差しは強いですが、カラッとした暑さで、自然豊富な環境によって、風も涼しく、緑も濃く、空気も美味しい。お弁当に煮物を持参し、後はおにぎりを買ってランチを済ませ、早速川遊び。子供はおおはしゃぎでしたが、石がぬるっとしていて、足元をすくわれ私は真正面から転倒し、川にダイブしましたが、これがまた冷たくて最高でした。子供は流されずに済みましたが、川遊びでの事故で亡くなる方は、流れの速い地点や深みにはまって溺れるのだと体感した瞬間でした。今まで水に対して恐怖心をもっていなかった子供も、お腹より深いところは避けるようになったので、逆に学習する機会を作ったようで良かったです。たまたま林間学校で小学生がたくさん川に来ており、石の上から深いところへダイブして泳いだり、先生がしっかりとサポートしながら教えておりました。このように自然の中で伸び伸び授業を受けている姿を見ていると、とても素晴らしいなと関心しました。子供が子供らしく輝いているのは良いことですね。冷房のきいた教室で夏季講習というのもいいですが、大自然と対話することも1つの学びだと思います。

2008/07/28

1週間という時間の単位

1週間という時間の単位を短いと感じるか、長いと感じるか。1週間という時間の単位は非常に使いやすい。もちろん1日1日が勝負で大切に使うことは当たり前だが、1日の組み立てより、1週間という単位で物事に挑むと、とても大きな成果を挙げられる単位だと感じている。何よりも私達が生活する上で、比較的様々な事柄が週間単位でのマネジメントやルーティンになっていることが多い。今朝は1週間ちょっとという時間の塊を利用して研修に参加された方のブログが非常に興味深く、目に留まったので、考えを巡らせてみた。たった1週間~10日間で何ができるのか?人間が飛躍的成長するには最低どれぐらいの時間が必要なのか、濃厚な1週間を過ごせば良いのか。1週間のうち、それぞれの1日をどう使うのか、この塊こそが成長を促す時間の使い方なのだと感じることができた。人間はこれほどの可能性を秘めている。貴方は今、1週間自由に使えたとして飛躍的成長を果たせるだけの負荷を自らに与え、志を持ち、一心不乱に努力できるだろうか。時間は平等に与えられたものだけに、人によって使い方も成長速度も大きく変化してしまうのは、やはり時間の単位にどれくらいの価値を見出しているかに依存している気もする。1週間で自らの世界観をひっくり返すことだって人間にはできるわけだ。最高学府がインターネットに取って代わる現代では、選抜された者だけに与えられるような高度な研修を受ける機会を得られない状況で、同じインパクトを自らに与えられるかを深く考え、代替案をサクサク実行できるかが、プロフェッショナルな人々と対等にやりあうための、策であり、鍵である。学べるところは何もビジネススクールだけはない。そんな可能性を大切にしたいと思う。
でもこのようなトップがいらっしゃるグロービスはとても魅力的ですね。

http://blog.globis.co.jp/hori/2008/07/1_ab7e.html

http://blog.globis.co.jp/hori/2008/07/2_68ca.html

2008/07/27

ママのお出掛けとパパの留守当番

普段はここで、お遊戯をしているようで踊っていました。

見てください、この高さ、本格的なアスレチックです。
パパ友さんが紙芝居を読んでくれました。みんな聴いてる?
本日はママが揃って子供抜きでのお出掛けです。よってパパは子供の面倒を見ながらお留守番ですが、今日はパパ友の児童ホームで待ち合わせをして子供を遊ばせて、昼を一緒に食べて子供を昼寝させて、夕方のんびり逃げ切ろう作戦を決行しました。ここの児童ホームは凄く大きくて1階から2階へアスレチックのネットがつながっていて、大人でも満足いく遊び空間です。久しく児童ホームに足を運んでいなかったので、最近の児童ホームがどうなのかは知りませんが、とても魅力的です。12時まで遊んだ後、パパ友のご自宅にお招き頂き、皆で昼食(結果、男ばかり4名のランチ)その後、眠気でご機嫌が傾きはじめたので、自宅に帰還しましたが、帰宅途中のベビーカーに座りながら眠りに落ちてしまいました。眠ったままベッドまで運んだのですが、おむつを替えようとしたときに、おむつ内が大爆発状態になっており、シャワーへ直行。その後は、お目覚めのまま、ママが帰宅する夕方まで、ずっと遊んでおりました。朝から晩まで365日ママと一緒にいるわけなので、ママにとってはリフレッシュ、子供にとっては試練ですね。途中何度か、ママ、ママと泣いていましたが、あきらめたのか、ひたすらパパと遊んでくれました。長い長い1日が終わり、いつもより早く子供はぐっすりと眠りにつきました。

2008/07/26

名物ピザ屋でお食事会

釜焼きピザが超美味な店。子供も大満足の一品。
土日はピザのアクロバットショーも開催しています。凄い!
以前勤務していた店舗の近くにピザがとても美味しいお店があります。ここのマルゲリータが特にお勧め、香ばしいピザ生地が釜で焼き上げられた独特の香りとともに、テーブルに運ばれてきます。トマトは酸味があるはずですが、ここのトマトソースは実にマイルドでとろけたチーズとバジルの葉が織り成すシンプルでリッチな味わいは、予約をしてでも食すべき一品です。これがまた辛口の白ワインとピッタリなんです。そのほかにも美味しいピザや、ラザニアなど、どれを選んでも美味。そして何よりキッズスペースが個室になっていて、家族連れでも安心して過ごすことができます。というわけで日本へ一時帰国が決まったときに真っ先に希望にあげたのが、此処「オールドヒッコリー」イタリアのピザ生地アクロバティック部門でも優勝したりするぐらい有名で、土日はショーもあるため舌でピザを堪能することもできますが、目でピザを楽しむこともできるという超お勧めのお店なんです。今日はママ友付き合いから家族づきあいまで発展したご家族とご一緒にお食事会を開きました。子供達はご上機嫌でムシャムシャ食べていましたね。とても良い時間が流れました。昼間からワインという贅沢ありがとうございました。妻はなぜか帰り道で和菓子屋に立ち寄り水ようかんを購入。こういうのは日本人にしかできない感覚ですね。そんな私もゆずまんじゅうを。

2008/07/25

絶品、我が家の餃子。



うちの奥さんは料理が上手で、何を作っても美味しい。そして私の体重はドンドン増えるわけですが、本日は手作り餃子でした。どうでしょう、この焼き具合、サクサクのアツアツで、一口ほおばると、ジュワっと野菜と肉のエキスがにじみ出て、ビールとの相性は抜群です。100個作って、75個が消えました。我が家はこんな感じです。

泥ん子



先日の海で、水でバシャバシャやる楽しさを知った、うちの子はパパにニヤリと笑って、一瞬の隙をついて泥沼に突進。Oh,My God....

脳を活かす勉強法



脳を活かす勉強法、茂木健一郎著書、妻の実家から拝借した車を返却するため神奈川から渋滞の首都高をのんびりドライブ。4ヶ月ぶりのドライブはちょっとペーパードライバーチックで緊張するが、全く車を乗らない生活も意外といいものだ。今回の香港赴任で車は売却してしまったので、一時帰国しても足がない状態。地元の歯医者の予約とあわせて車を返却し、帰りの電車の中の過ごし方を考えた結果、やはり読書が一番だという結論に、地元の商店街の本屋は既につぶれてなくなっており、ショックを受けた。妻の実家の近くには大学が2つあり、高校も県内進学校がわりと近くにあるにも関わらず本屋がつぶれるというご時勢に少し不安を覚えた。そとは30℃を越える夏日であったが、帰りの電車をボーっと過ごす、寝て過ごすのはあまりにも苦痛であったため、快適さを求めて少し離れたスーパーにの2階にある書店まで足を伸ばした。本が好きな人は本屋がどこにあって、どんな品揃えかをよく知っているものだ。ちなみにここは、あまり品揃えは良くないが、贅沢は言っていられない。但しここは、売れ行きが良くて普通の書店だと取り寄せになる本が、普通に余っていることもある穴場だ。ようやく本題に移るが、そこで選んだのがこの1冊、要するに帰宅するまでの時間で読みきれない少しウエイトの重いものも読みたかったが、とにかく駅まで到着するまでの時間内に読みきれて、それでいて有益なものを選ぼうとザザザと観察していった結果、手にした1冊である。正解。仕事は貴方の口で進むものではなく、手の器用さでもない(職人除く)視力の良さやでもない、要するに何事も我々をコントロールしているのは頭であり、脳であるということを考えれば、仕事術がウンタラカンタラよりも、マシな対処法を導き出してくれるだろう。この脳に対して対応方法をうまく当て込んでゆくという勉強法は大変素晴らしく、私自身、無意識に強化回路を回している感がある。これは己を知るということにも通じており、自分の脳に如何に刺激を与え、喜びを感じさせることで、物事をうまく運ぶか仕組みを作ってしまうことが大きなポイントとなる。そして最近グーグルで馬鹿になる?というような本も出たようだが、これは単純に外部記憶装置としてインターネットやグーグルが提供するようなサービスに溺れた場合に限るわけで、この馬鹿になるかどうかの境目は本著でも書かれている、記憶したものを、如何に使うか!である。使ってこそ記憶は強化される。脳は使いようなのだ。そして感銘を受けたのは、最高学府は今やインターネットであるという一文。私の尊敬している叔父も、学べるところは何も学校だけではないと、人生に行き詰まった私に助言をしてくれた言葉、当時はインターネットの普及が始まったばかりの頃で、現在の状況を想定していたのではないかもしれないが、正にその通り、もはや大学を出たからなんだという時代でもなければ、それが通用する環境は、どんどん限られて来ているわけだ。これからの時代は、学び上手がインターネットを駆使して、圧倒的な成果を挙げるであろう世代が台頭してくるに違いない。それでも茂木さんは、基礎的なことをおざなりにしてはいけないことにも触れている。最後に子供にとっての親の在り方にも触れており、ここは良く理解して実践すべきことがらが示されている。是非一読してもらいたい1冊である。私も、知のオープンエンド性の楽しさを知ることはとても大切であると思う。変人万歳!日本はもっと変人を認めよう(笑)

健康管理の1つとして

健康でなくなると健康であることの大切さを痛感するのですが、健康なときほど健康に配慮しなくなるのもまた事実。健康を崩すとインプットとアウトプットの質と量は極端に粗悪になり、結局回復するまでに貴重な時間をドブに捨てることとなる。そんな教訓から、健康管理の1つとして、半年に1度歯医者に足を運ぶようになった。大体1年間放置しておくと、虫歯が1つぐらい発生するが、半年に定期的に健診をしてもらうと虫歯がないことの方がほとんどである。そして半年後とにアドバイスを貰うことで、次の半年を安定して送ることができる。今回も帰国前に予約をしてもらい、日本に帰還直後に診察に出かけた。確かにこの1~2時間が面倒なのだが、半年間はトラブルを回避できることを考えると少ない時間の投資で、大きなリターンを得ていることになるわけだ。電動歯ブラシを使う場合は、歯磨き粉をつけてはいけないことを知りませんでした。収獲です。その他フッ素などを塗ってもらう程度で、後は簡単なレクチャーを受け、今回も無事に終了。昔から利用している、この歯医者は、中国の方で私の職業なども知っており、とても良くしてもらっています。半年に1度の定期健診は子供ではないですが、大人も必要だと思います。健康は財産です。

2008/07/24

横浜アンパンマンこどもミュージアム


駅から徒歩だと意外に遠いです。

カキ氷とアイスクリームが大好きなので凝視してます。
電車も大好き、寿司(納豆巻き)も大好き。
「探検隊」と言いながら冒険するのが大好き。
本当は横浜ビブレに入っているロフトスキーが目当てでしたが、たまたま近くにアンパンマン子供ミュージアムがあったので、昨日の江ノ島に引き続き、子供のためにアンパンマンに会いに行こうとゆうことになりました。渋滞を避ける為、あえて電車を選んだのですが日差しが強く、駅からの距離も結構あったので、子供にはちょっと大変でした。というか抱っこをしている私の腕が日に日に逞しくなってゆきます。アンパンマンの世界に入り込んだ子供の反応を見るのは面白いですね。あまりに全てがアンパンマンなので固まっていました。家族揃って、このような場所に来ると、やっぱりパパなんだなという気持ちもジワジワ湧いてきます。子供の笑っている姿を見ると、子供にとっての幸せは、家族で過ごす時間なのだと父親は父性、母親は母性、人によって様々な環境で育つ現代社会は、何事もなく平凡で平和な家庭のような典型的な生い立ちが当たり前の社会ではありませんが、自然の摂理から考えると、やはり家族という構成単位は重要な意味を持っており、父親不在という状況を子供に強いている私はやはり身勝手なのかもしれないと帰国してから共に過ごした短時間でも痛烈に感じるところです。私は、子供の中の人生の一人として、妻の中の人生の一人として、そして自分の人生の主役として、いくつもの役をバランスを取りながら悔いを残さないように演じてゆかなくてはなりません。今日は楽しかった?おにぎり美味しかったね。

ロフトスキー(rovtski)移転後初の買い物

最近お気に入りブランドのrovtski、香港に出店して欲しい。
ロフトスキーにてお誕生日のプレゼントにTシャツと長袖シャツを買ってもらいました。香港では非常に室内がエアコン効きまくりのため、長袖が必需品です。但しあまり気に入ったものがなく、色々と物色はしていたのですが、日本に一時帰国の際に購入しようと思っておりました。横浜に移転してからは初めて足を運びました。TシャツもSALE期に入って値下げしておりサイズが欠品状況であったため、プロパーのTシャツでデザインが気に入ったものを品定め。プリントも1枚1枚しっかり行っているそうで、価格は高めでも出来上がりのクオリティが良ければ顧客は納得して買うものだというのは、ロフトスキーの仕事ぶりを拝見していて感じることです。香港から横浜まで時間と距離を越える何かがあるようです。これからも丁寧な仕事を是非期待しています。Tシャツはおよそ4000円、シャツが1万2000円。

2008/07/23

江ノ島にて

生しらす丼は鮮度も最高、美味。


海は歩くようになって初めて、マンゴテイストのカキ氷に大興奮。

水族館では、泳ぐ魚に興味深く見入っていました。

イルカショーを眺めています。迫力満点でした。

天気は少し曇りでしたが、比較的気温も高過ぎず、朝でも日差しが入っている部屋の温度が上がりきっていなかったので、急遽子供を連れてお出かけしようということになった。動物園が良いと思っていたけど、やはり真夏なので屋内が良いということになり、八景島シーパラダイスの混雑を避けて、江ノ島水族館にしようと決まりました。以前子供がまだベビーカーに乗っていた頃に鎌倉に出かけたことがあったので、江ノ島もいつかはゆきたい候補地にあがっていました。子供は電車が大好きなので、終始ご機嫌で電車の先頭から窓の外をじっと眺めておりました。江ノ島についてお腹がすいたので、妻が、生しらす丼の美味しい店を紹介してくれたので全会一致で、しらすが獲れないと営業しないというこだわりのあるお店へ行きました。外装はなんでしょう。普通なのですが、噂の生しらす丼の美味なこと美味なこと。全然生臭くなく、新鮮でいくらでも食べれます。子供もしらすをパクパク、お味噌汁をゴクゴクと飲み干していました。大満足のまま、海岸へ。ちょこっと遊ぶはずが、子供がはしゃいで海へ突入しビタビタになりましたが、海の家でカキ氷を食べたり、水族館ではイルカショーを見たりと、とても興奮だったようで、3人とも日焼け気味で帰りの電車のエアコンが涼しくて気持ちよく、ついついウトウト。家族の夏の思い出を作ることができました。

子供の成長ぶり


4ヶ月ぶりに子供と再会。何も変化がないと思っていた。上から私が上がってくるのが見えたらしく、玄関で待っていてくれたのだが、ドアを開けた瞬間心臓が止まった。顔つきもすっかり男の子っぽくなっていて、身長というか、手足が伸びて大きくなっており、一瞬自分が思い浮かべていた子供の姿とあまりにもかけ離れていて愕然とした。これが子供の成長するスピードなんだ。毎日一緒にいたら、少しずつ変化するから気付かないというか、気付きにくいことが4ヶ月のタイムラグがあると恐ろしいほど、イメージとのギャップをもたらす。こんなに長く離れるべきではないという言葉が頭をよぎった。子供は照れ笑いをしながら、よそよそしくするが、少しも経たないうつに、パパ、パパとベッタリになる。私も、あまりにも成長した子供にはじめは戸惑っていたが、やはり血を分けた子供。直ぐに以前と同じように遊ぶことができた。たった4ヶ月は子供にとってはたったではないわけだ。私が香港を立った頃は、いくつかの単語を言える程度だったが、すっかり語彙も増えて、会話がある程度成り立つレベルにもなっており、私自身が子供の言葉を理解するのに時間が必要なぐらいであった。月末にはまた日本を離れ、香港で生活することを考えると、年明けの長期休暇か、任期が切れる1年後の帰国を考えると、子供への負担は想像を絶することなのだ。香港に遊びに来てもらったりして、なるべく子供との時間を増やすようにすることが親としての役目だと思う。親からも聴いたことだが、やはり父親不在のときの子供の表情と、帰国後の子供の表情は全然違うらしく、また妻からの話だと、公園で父親と遊ぶ、他の家の子供を見る、我が子の目は寂しそうだという話だ。こんな決断をしてしまったパパを許してください。本当にゴメン。

おじいちゃん、おばあちゃんに囲まれる環境

うちの子供を取り巻く環境。
パパ、ママ
おじいちゃん2名、おばあちゃん2名
ひいおばあちゃん4名
しかも実家が近いこともあり、伯父さんなどを含めると、かなり頻繁に
色々な人と接する機会がある。香港での単身赴任中に幸いしたのは
この環境で、妻も随分心強いと思うし、何よりも子供の発育にとって
多様な人と接することはコミュニケーションの力を培う土台となる。
母方の親族は実に子育てが上手で、適度な距離、躾というところが
非常に凄いと関心してしまう、一方私の親族側は、子育て下手で、
どちらかというとベッタリ、甘やかしてしまうような印象を受ける。
そんな違いも、子供にとってみれば良い勉強になるのではないか。
休暇で一時帰国して改めて、環境に救われている部分を強く認識した。

古き良き友と

香港からの飛行機が成田に到着、予定通りの時間。そこから一路地元の居酒屋へ向う。10年以上付き合った友人と約束していた飲み会へ参加するためだった。10年以上付き合いがある友人との再会は実に1年とか人によっては2年以上ご無沙汰(面と向っていないが連絡は取っている)という友人もいたが、第一声の久しぶり!から溶け込むには1秒も必要はない。僕らはそうゆう仲間である。まるで昨日も会っていたかのように、あれやこれやと話が始まり、会話が弾んでゆく。実に楽しい時間を過ごすことができた。僕らは今まで、どんな恋愛をどんな相手としてきたかも知っているし、仕事も遊びも共にして来たこともある。気心知れた仲とは本当にいいものだと思う。がしかし当日友人のひとりとがジェットスキーをやる企画を立てたが寝坊してしまったため、ケンカになったらしく、残念ながら一番の悪友が参加していなかった。大人気ないな(笑)そんなところもまた古き良き友ならではのネタ提供なのかもしれない。彼がそこにいなかったこともまた1ページとなった。こうしてワイワイやりながら結局朝まで飲んだのであった。

実家の良さ。

久しぶりの日本の印象は建物が低い。家が日本的だということだ。当たり前なのだが、高層ビルやマンションに慣れていたので、空が広いというのが印象的。一時帰国して真っ先に旧友と飲み会をしたが、朝まで飲んでしまい実家に帰ってひと寝入りしたが、翌日は祖母の家で食事会であったため、4時間ほどの睡眠で起床。2階の部屋から階段を下りてリビングに行くと父と母が座っていた。「おはよ&ただいま」と軽い挨拶をしたときに、父がコクリと首を倒して私の目を見ながら、返事をしてくれたときに言葉はなかったが、「よく帰ったね」という温かさを感じた。実家の良さとはこういうものだ。父とも母とも、父と母もお互い、これまで様々なことでぶつかったり、不安定な時期も長く、決して素晴らしい家族とは客観的に見て言えないが、私にとって二人はかけがえのない存在であり、親になって初めて理解したことも多い。二人が若いとき、くそ貧乏で有り金全部はたいても、肉まん1つしか買えない時期があったとき、本当に腹をすかして、死ぬほど食べ物が食べたい気持ちを抑えて私に肉まんを与えたという話を知っている。親とはそういうものだ。でも、そんな状態になる前になんとかしようよ。というのが子供の私が学んだことだ。どうやら私は肉まんの他にたくさんの事を与えてもらったようだ。

ちょいデキ!


そんな機内の中で読んだ1冊。本をある程度読む習慣があると、文字の量、ページ数、内容の読みやすさなどから読了に要する時間が簡単に予測できるようになる。香港から日本へのフライト時間で、少し余裕をもって読了できるような本が良いと思って香港から持ってきた1冊、実際は2冊+成田空港から地元まで1冊の合計3冊必要だったが、久々の日本だったので電車の中吊りを隅から隅まで眺め、人の会話に聞き耳立てて、どんなことが起こっているのか把握して時間を使った。さて、この1冊、ワタミの社長の夢を叶える手帳などを自分とは対極(つまりちょいデキ技のオンパレード)として設定することで、誰にでも簡単にできるという仕事術というか自分コントロール術として紹介している。確かにちょいデキは誰にでもできそうな技を組み合わせて行うのだが、実際は素人がやっても、手ごたえのある成果はあがらないだろう。ちょいデキのあわせ技で、おおデキができるのは、根底にワタミ社長が持っているような自分操心術を、ちょいデキの著者もお持ちだからだと思う。例えれば、トヨタのカイゼンをたくさんの企業がマネしてコケているようなものだ。ワタミ社長の夢を叶える手帳術は、目標設定からのブレークダウンを時間を逆算して、手前から塗りつぶしてゆくもの。ちょいデキは小さい目先の目標設定で手が届きそうなものを置いて、塗りつぶしてゆくもの。パッと見は、遠くの大好物めがけて死ぬ気で走るワタミ社長の仕事術と、目先に手頃なニンジンをぶらさげて走ろうとする、ちょいデキ術。普通の人がやると積み上げ式になって、あっちフラフラこっちフラフラになりかねない。そうならないためには、やはり先見性が必要になるわけではないかと思う。ちょいデキ技+αのアルファにいつだって本質的な部分は潜んでいるもんだ。

人生初のビジネスクラス。

香港へ一緒に赴任してきた日本人店長と全く同じ日程で長期休暇を取得したため、日本行きは日本行きですが、成田行きと関西空港行きに分かれて日本へ一時帰国となった。しばらく会わないし、たまには美味しいものでも食べようということもあり、高級なステーキレストランへ、カウンター業務がスタートしていない時間に余裕を持って到着したため、優雅なひと時を過ごしましょうとお酒も注文。フライトまで非常にゆっくりと団欒することができました。カウンター業務も開始になり、チケットを予約してもらいましたが、リコンファームをしていない状態であったため、当日日本行きのエコノミーは満席状態となっており、二人連れのお客さんが優先的に割り当てられたため、席から溢れた私は自動的にビジネスクラスになった模様。人生初のビジネスクラスということで、ドキドキしながらエコノミーの列に無意識に並んでしまいました。2階席の一番先頭で席はゆとりがあり過ぎて落ち着きません、やはり狭いところが好きな私はエコノミーが丁度良いと内心思うとともに、どうも分不相応な状況というのは精神的にも良くない。機内食はとても美味しく、一杯だけ白ワインを頂き、フライト前に贅沢をしたのに、更に贅沢をしてしまう自分に危機感を覚え、ストップ。読書を開始し、東京に到着するまでリクライニングすることもなく、淡々とインプットに励みました。1つ興味深かったのは、このクラスを日常使っている人の時間の使い方と振る舞い方で、ついついあちこち視線を送って観察してしまいました。ちなみに隣の外国人はシャンパン、白ワイン、おかわり、赤ワインで泥酔間際スレスレ。参考になりませんでしたが、機内でもインプット、もしくは本格的に休息を取っているひとは動き出したら激務で、このような移動時間で体力回復、精神力回復をはかっているのだなぁと思いをはせました。また機内は集中力もアップするようで、本1冊では足りませんでした。香港へ帰還する飛行機に備え2冊、ひさびさの日本のリアル本屋で選ぶのが楽しみです。ビジネスクラスに見合う仕事ができるようになったら、そのときは居心地も変化するのでしょうか。まだまだ先になりそうです。

2008/07/20

朝モス

本日から長期休暇開始、昨晩は遅番で帰宅は1時だったのですが、いつも通り朝は6時に起床、簡単に荷造り(手提げレベル)フライトなどで疲労すると思い、朝からスタミナのあるものを食べよう決意し、散歩に出かける。そういえば近場にモスが出店してきたのを思い出し、朝モスをすることに決める。味は日本より良いかもしれませんね。新店でサービスもそこそこ。やはりサービスはこうあるべきだなどなどと考えをめぐらしました。これから空港に移動し日本へ、夜には地元で友人とお酒を飲んでいるのが不思議なほどですが、台風の影響もなく無事に一時帰国できそうです。それにしても荷物少ないなぁ…

香港で一番のサービスを提供できる企業に育てると心に誓いました。

2008/07/19

香港新入社員の入社式


新しい仲間が人生のスタートを切りました。そのような場面に立ち会えたことは、とても貴重な経験ですね。はじめは本部で集合研修になりますが、それぞれが店舗に配属され、計画に沿ってマネジメントスキルを習得し、1年後には、この中の誰かが店長になっているかもしれません。入社式は緊張感も漂っていて凄くピリッとした良い雰囲気だったと思います。研修初日が終わり、反省会と翌日のリハで、懇親会への参加こそ遅れたものの、こうやって1つ1つ積み上げてゆくことで、将来もっと質の高い教育を提供することができるのだと感じた1日でした。日本語も上手な人材も入ってきたことで、やたらと職場に日本語が増えますが、私たちが言語の壁を越えてゆかないといけないと思います。日本人はそのような点で後手後手です。日本人は英語、中国語を習得しておかないと、これからはもっと苦しい状況に追い込まれてゆくのではないでしょうか。不思議なくらい言語に疎い国だと感じています。そして新入社員のプレゼン能力の高さ、しっかりと主張したり、発表することに臆するところがないところをみると、香港の人々のポテンシャルの高さも感じます。もちろん日本人には日本人の良さがあるのですが、良いところに注目すれば、我々は彼らから学ぶべきことも多いのは事実。どんなことが起きるかわかりませんが、苦楽を共にし、お互い成長できる1年になるはずです。