2011/03/24

ドラッカーと会計の話をしよう


林總さん著書、ドラッカーと会計の話をしよう。今年の新入社員からお勧めされた1冊で、わざわざ店舗に持ってきてくれた。

学んだことを3つ
①会計が簡単に操作できる代物であることを改めて再認識した。
②経営で一番重要なことは価値の創造であること。
③商品のライフサイクル(備忘録として列挙しておく)
  1.今日の主力製品
  2.明日の主力製品
  3.生産的特殊製品
  4.開発製品
  5.失敗製品
  6.昨日の主力製品
  7.手直し用製品
  8.仮の特殊製品
  9.非生産的特殊製品
  10.独善的製品
  11.シンデレラ製品あるいは睡眠製品

そう会計は操作できる。私も商品を自分で仕入れて商売をやっていたときに売掛/買掛を利用して当月の現金収入を調整していた。今思えばこれも会計操作。そのとき無意識に感じていたことが、この本に記されていたことと同じだ。プライシングについても仕入れ価格に何倍するということではなく、お客様が支払ってもらえる、つまり価値を認めてくれるのは、いくらか?で確定させていたから、それぞれ利益幅は異なったが、これだったら値ごろという価格をつけていたので商売は順調で儲けていた。そこに収まるようにコストの枠を組んでいた。改めてこの本を読んで、自分で商売をやることの面白さと厳しさを実感できたが、利益と儲けの区別はつくか質問されたら、かなり困る。

この本を読んで③の切り口で商品を毎週月曜日トップ60のアイテムを選別することに決めた。