2011/10/06

人事部は見ている


人事部でないなら尚更知っておくとよい。そもそも人事部の機能を果たさなければならないわけだから。米国HP社には会社設立から18年間も人事部がなかったことを考えると、無い方が健全であるという一方で、束ねる人材の数が250名以上になった場合は適切な対応ができなくなるため、この機能部分を社内にアウトソーシングするイメージなのだろう。そして改めて会社で働く場合の自分の位置づけが自分の持っている感覚とずれているのかを理解できる内容になっていた。最後に1つの会社に長くいればいるほど、確かに知っている人の数も増え、人となりも知っている方々と仕事をすることも多くなる。そんな中ではどうしたって相性やヒキが人事異動を左右するのは必然であることも、改めて文章で読むと、なるほどな、と感じた一冊だった。最近はこの人事部の機能を意識しながら仕事をしている。