2014/06/29

チームを作る力

毎年二回シンガポールでは日本人会主催のドッヂボール大会があり、シンガポール中の日本人小学生1000名がチームを組んで凌ぎを削る。中には各クラスのエース級を集めた大人気ないチームもあるのだが、今回依頼を受けたチームは、そのクラスのエースが引き抜かれた後のメンバーで男の子、女の子比率も半々の、いわゆる凡人を集めたチームだ。チームのコーチになってみて始めて気付いたことは、ビジネスも小学生のドッヂボールでも、勝てる強いチームを作る原理原則、根底にあるものは同じ。ということだ。残念ながら練習も足りず、思うような試合はできなかったが、強いと言われていたチームから勝星を奪えたことは子供達の自信につながったのではないかと思う。コーチという仕事の面白さ、子供達の成長の早さ、可能性を肌で感じることができた1ヶ月間であった。