2009/01/15

時間と距離

時間と距離というものはヒトの心の距離を左右する大きな要因だと思うが、近ければ、時間が頻繁ならば、より親密になるかと思えば、実はそうではなく、時間と距離にも影響は受けるが最終的にはお互いの心の在り様でどうにでも転がりうるものなのではないか。ヒトの心というものは、このようにとても複雑で捉えにくい創造物であるのだろう。策士、策に溺れるという言葉があるが、策を弄すれば弄するほど、策士は策に溺れ、誰も、また、何も信じることができなくなる。何が真実であるか全く判断がつかなくなるわけだ。かの諸葛孔明は、どのようにヒトの心を読み解いていたのだろうか。読み解くという言葉が相応しいかどうかはわからないが、極めて純粋な心でヒトを見つめることができれば、至極自然に相手の真意が理解できるのではないかと思う。透明な心というのは、そのまま相手の心を映す鏡なのだ。会いたいときに、会いたいと言えない。寂しいときに寂しいと言えないのは、凄く損なことで、つまり素直が一番ということで今夜はまとめたいと思う。