久しぶりに発熱した。発熱しながら思ったことは、豪傑と食べ物という関連性について考えたら面白いということ。時代を切り開いてきた豪傑は何を好んで食べてきたのだろうか。パワーフードはその人間を支えるエネルギーそのものなのだから、豪傑と呼ばれる人々は食べ物によって胆力を支えていた可能性が高いと思った。毎日カップ麺や菓子パンを食べ続けた体では時代を切り拓くようなパワーは生まれてこない気がした。ここぞというときに踏ん張れるのは鍛錬された精神と肉体が欠かせない。だから豪傑と食べ物を辿れば、普段私達が接することがない歴史の意外な一面が見えてくるかもしれない。高杉晋作は小食で知られているが、やはり強靭な精神に肉体がついてゆかなかったのではないだろうかと思いを馳せてみた。ご飯は大切だ。