2010/03/26

グローバル人材育成の最前線

グローバル人材育成の最前線に、語学力という課題に直面している企業は少なくないようだ。但し多くの企業が陥っているミスが、英会話自体が目的と化していること。本来は語学は手段の1つでしかない。問題解決をする上で、語学が1つの方法であることを徹底認識しなくてはならない。どうやったらグローバリストを育めるかという命題に私自身は私自身も含め毎日、知恵を振り絞って考えているが、この語学という奴は、そのうちの小さな1つの項目でしかない。TOEICにも文法偏重ではなく、活きた英語を測定するSWテストの導入があり、ケンブリッジ大学ではIELTSという話す、聞く、読む、書くことに重点を置いた測定試験を開発している。このようなプログラムを積極的に利用しているのは、中国や台湾である。日本はその点大幅に遅れを取っている。そして現場では大きな勘違いが主流だろう。TOEICで点数を取ることだけが目的になっている。成長著しい韓国のサムスンなどは社員にバックパックを背をわせて、海外旅行をさせて英語でエッセイを書かせるなんていう、とてつもないが本質的な試みも行なわれており、私達も目的をはっきりさせて、この点にアプローチする必要がある。しかもお金をかけずにできたら尚良いのではないか。