面接というと、合格/不合格を見極められる場と思いがちだが、面接は非常に重要な成長の場であるということ。極度の緊張の中で、相手の質問の意図を瞬間で読み取り、的確に答えを明示するということはエレベーターピッチと同じで、自分という人間を数十秒という時間の中で表現することに通ずる。しかもその答えが会社の理念や目標、原理原則に収束されてゆく必要がある。もう1つは面接官を見極める場でもあるということ。社内面接なら自分の会社の経営者は、どのような視点や考え方をしているのか、質問力や洞察力を推し量ることができる場であるということ。極度の緊張が継続すると、次第に神経が研ぎ澄まされてきて、相手の手先の動き、表情、足元、全てがリアルに見えてくる。隣の方の答えの中に、どうしても納得できない答えがあり、怒りするら感じることだってある。それに対して面接官が自分の気持ちを代弁する。この面接から色々なことを学ぶことができた。