前回やってきたランタオ島にある鳳凰山に登ってSunset(19時)を見ようという挑戦。 Sunriseは5時、山頂までの所要時間が2時間、暗い山道を考えると現実的に厳しいと判断。日の入りなら…。お気に入りのBurger Boxで特大を買い求め、腹ごしらえをする。
鳳凰山入り口付近、時間は18時、急がないと間に合わない。意外に険しい登山道、インターネットでチェックしたときは、かなり緩やかそうだったのに、ゴツゴツとした岩も多く、足を踏み外すとそのまま転落してしまうぐらいのレベル…。緊張感が漂う。
Wisdom pathが遠くに見える。かなり太陽が傾いてきた。上を見上げるとまだまだ山頂が遥かむこうに見える。山の付近は天候も不安定で、霧なのか雲なのか目の前を白い煙がスルスルと流れているのが見える。本当に大丈夫なのか…。
太陽がどんどん傾いてゆく、誰もいない。遭難したらシャレにならないということで、下山を決める。装備も甘いし、準備も甘かった。早めに登って、日が沈むのを見ながら下山するぐらいでないといけないようだ。悔しいけど、また挑戦しよう。
帰りの雑木林を抜ける、空を見上げるともう日が暮れる目前、虫の声が響き渡っている。大仏見物客もいない、お坊さん達も最後のお勤めをした方が丁度お寺に戻るため、足早に歩いていた。ちなみに19時を過ぎると、此処から下に戻るバスなども全くない。この日は幸い最終バスに乗れた。ポケットにはタクシー会社の連絡先を持っていたが、やれやれホッとした。
牛達も寝る準備…香港についた頃には、もう22時を過ぎていた。
いつかまた登ろう鳳凰山。