2010/04/27

福沢諭吉を語る会

福沢諭吉について、どれぐらい話せるか、そんなゲームを店舗の店長代行者と約束した。期限はGW明けまでで、時間が合うときにお茶をしながら、福沢諭吉について語ろうというものだ。最近は大河ドラマで坂本竜馬が人気のようで、この時代に生きた志士達が書店でもよく目に留まる。そして現在の日本は、当時のように先が見えない不安の中で、日本が浮き沈みするかどうかというような混沌とした状況下にあるのは同じではないかと思える。唯一の違いは、現代に生きる日本人の殆どは白旗をあげ、無気力で、日本の未来より、自分の1年後のことですら、無関心というような状況ではないかと思う。志士達から学ぶためのブームなら良いが、あの頃は良かったというような黄昏ブームだと益々日本は疲弊してしまう。この国を変えるには、ひとりひとりが貪欲に志を持って前進してゆく以外には何もないのだ。そんなわけで、福沢諭吉を語る会では、そのようなキッカケ作りのためにゲーム感覚ではじめたのだが、コレを気に歴史から学び、立ち上がれる人間がひとりでも増えれば良しとしよう。