2008/06/06

玉石混淆の場から玉拾い。

本日仕事から帰ってきてブログをチェックしていたら、やたらいいことが書いてあったので、書き留めておこう。世の中の情報は玉石混淆、つまり玉(アタリ)もあれば石(ハズレ)もある。その玉や石の見分け方を学ぶ場が、学校や、塾であり、海で釣りをする前に釣堀で練習するという表現が、まさにその通りだと、確かに現代はインターネットや検索エンジンのおかげで、効率的に物事を学ぶことは容易になったし、ある程度ネットと上手に付き合える世代なら、非効率的な授業なんて、と思うかもしれないが、実際は弾さんのおっしゃる通りだと思う。

http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51061671.html


今、私に何が起きているか、香港赴任が決まって、中国のことを何も知らない自分がいた。どうしようか考えた末に、赴任予定の1年間で中国のことをとことん学ぼうと決意。多読しながら公休日に毎週テーマ別でレポートを作成することを決めた。つまり52週、60冊は読破したが、それだけではもちろん偏りや情報が不足するので、インターネットや人脈からの情報収集も入ってくる。そこで活躍するのが、グーグルアラートだ。これに重要なキーワードを英語、日本語、中国語で入力すると、彼(グーグルアラート君)は24時間休まずせっせと馬鹿みたいに情報をかき集めてくる。1件につき、平均5つぐらいは情報源が入っているので、50キーワード×5=250ページホイホイ放り込んでくる。これは正に玉石混淆、良きも悪きもひたすら集まる。それを全てチェックして有益な情報に振り分けることが毎日続く。そこから良い情報を再度丸々コピーしてGmailに振り戻し、1ヶ月経過したら、今度は有益な情報郡を読み返してスターをつけてゆく。そうして煮詰まったエッセンスと多読、人脈やメディアからの情報源と合わせて1つのレポートを作成してゆく。学校があったら通いたいし、先生がいるなら学びたいが、実際、現状の私の力量なら、自力で学ぶ程度のレベルにいると感じている。こうやって毎日試行錯誤していると、玉の見分け方、瞬間的に石臭いものなどの見分け方を自己学習できる。現在作り上げた仕組みで十分自分が納得できるものができるようになったり、創意工夫でもっと改善できるだろうし、伸びしろが尽きたら、学校に行って授業を受けたいと思う。もしも、このような経験なしに、玉石混淆入り乱れるインターネットの世界に本当に放り込まれたら、水を掴むような感覚か、あまりに広大すぎて呆然と立ち尽くすだろう。実際これに仕事とプライベートや筋トレ、炊事洗濯などが加わると鼻血が出るけど、鼻血も乾くありさまだ(笑)でもかなり楽しい♪



高効率授業しか受けていない者は、
低効率現場において右往左往するだけである、
という弾さんの意見に賛成である。

流動食ばかり召し上がっていると危ないよ。