2008/06/19

入国拒否か?


昨晩は語学学校が終わった後、夕方に日本人店長と、その奥さんと待ち合わせをして、就労ビザの手続きが滞っていたため、ビザなし3ヶ月の期間を超える可能性があるため、一旦香港の外へ出るために出国しました。澳門も考えたのですが、行くメリットがあまりないので、中国本土に決定、丁度香港から数名華南は広州へ出張しているチームがいたので、ちょこっと顔を出して食事がてらの小旅行となりました。片道2時間、滞在3時間、明らかにビザなし延長目的の出入国なわけですが、現在北京オリンピック絡みで審査が厳しく、私と日本人店長の奥さんは難なく通過して香港に再入国できたのですが、肝心の日本人店長が「当局に拘束されました」、彼らから見ると怪しいのでしょうか。よほど私の方が怪しいと思うのですが、たまたま長距離列車(KCR)内で合席したインドから来たバイヤーのデビットさん(沖縄在住)と合わせて4名のパーティーだったのですが、当局の方は私達がひとグループと知らずに、彼は貴方の友人か?と先に通過して待っていた僕らに声を掛けてきたのですが「いいえ、列車で知り合いました!」と適当に答えると、当局の方は、日本語がわかるなら通訳してくれ!と依頼されました(笑)当局の方が英語で尋問、デビットは沖縄に3年住んでいて日本語も堪能なので、僕らは日本語で、どうしたら面倒くさくならないかねぇと相談しながら、適切な答えを議論しつつ、それを英語で伝えながら話を続ける、極めておかしな状況が繰り広げられた。「あっ名刺出したら駄目駄目」など茶番が続き、最終的に「警告」されて済みましたが、即日本へ帰れとのことです。まぁいつまでもビザの手続きを進めていない担当者がいけないということですね。

広州は連日の雨で河川は増水し、土嚢を積み上げて洪水を防ぐような状況、電車から見えたのですが、本日ニュースでさらった情報をありのまま見ることができました。町並みや発展状況、人々の暮らしぶりなどを垣間見ることができたのは貴重でした。今後は2連休の公休日を使って2泊計画で広州を訪れようと思いますので、華南の皆様宜しくお願いします。

デビットの親戚はたまたま現在の社宅の違う棟に住んでいて一緒にタクシーで帰宅しました。2ヵ月後にまた香港に来る予定なので、みんなで食事をする約束をしています。彼も同じアパレル業界の人間なのは、とても奇遇でした。中国のインプットが終われば次はインドを考えています。最近少しずつ情報収集を開始していますが、本格的にやるのは来年あたり、いつかはインドへも足を運びたいと思っています。デビットさんご案内宜しくお願いします。