2008/01/17

効率が10倍アップする新・知的生産術


知的生産については、過去随分とどうあるべきか考えてきたことだったので、タイトルも、グーグルという単語にも興味があって購入しました。確か会社でも過去推薦図書で10倍シリーズはあがっていたと思いますが、悲しきかな人間はその場で行動しないと意識の奥底に沈んでしまい。本屋に並んでいたときにふと意識化に戻ってきますが、この機会を逃すとまたチャンスを見送ることになります。つまり本は思ったときに即買っておくのがベストだということです。これと同じことを本田直之さんや、この10倍シリーズを手掛ける勝間和代さんはおっしゃっている。また自分の場合はインプットに集中してアウトプットとの比率、バランスが崩れないようにしたい。そもそも何を意識してインプットし、アウトプットにつなげているのか、またそれがインプットに還元してゆく状態を整理しようとインプット&アウトプット体系表を作成していたタイミングで読んだのでタイムリーな内容でした。この1冊は誰が読んでも、かなりメリットのある1冊であると思います。
理由①万人、誰でも共通の思考の強化の具体的方法論が書いてある「再現性が高い」
理由②単に頭の鍛え方に留まらず、人間の営みの中でのBPが紹介されている。人間である以上、衣食住に大きく影響を受ける。
理由③文字も大きく、章ごとの構造もしっかりしているので、短時間で吸収できる、最終章がサマリー       になっているので、この数十ページだけでも予備知識があれば効果を得られる。
私の場合、わかりやすく話すことに最近、異常に課題を感じていて、話しながら伝わっていないな、とか伝わりづらい、わかりにくいことを言っていると感じていたので、著者の勝間和代さんが書き出していた「プロトコルをあわせる」という表現で、なるほど!と思いました。上司にも部下にも、この「プロトコルをあわせる」を意識しないと話は飛躍するし、そもそも橋渡しができていない状況で、構造的でない話をしたところで伝わるわけはないんですね。最近対面でプレゼンするような機会がなかったので、これからは些細な会話から徹底してプロトコルをあわせてゆこうと思います。