2008/01/20

子供向けのゲーム機について

休日中の子供のゲーム機を見てふと思ったこと。平日はそんなに稼動していないけど、週末はずっと稼動しているので、売上のほとんどは週末だ。ムシキングなどを筆頭に、この手のゲームは今たくさん種類が出ており、子供たちもそれぞれ思い思いのゲームを楽しんでいる。売場と言えば大体こんな感じである。

①子供が楽しむゲーム
②子供も興味を持つが、大人がやるゲーム
③大人も興味を持つが、子供がやるゲーム
④どちらも興味を持って、できるゲーム
⑤大人が楽しむゲーム

UFOキャッチャー、すくいモノ、落下させるゲームなどのスキルを要するゲームは②大体家族で遊んでいても、大人がコントロールしていることが多い。③は先程のカードゲーム、ポケモンやドラゴンボール、ドラゴンクエストなど多種、単純にボタンを押すメダルゲームや、ピンボールのようなものは④、パチスロなどは⑤、①は子供くじなど。その他プリクラなどがある。商売の要は②と③で圧倒的なスペースを占めている。②は景品の原価が安いので、コインを投入した瞬間利益があがる。1回で取れても利益があがるものがほとんどだから取らせてなんぼ。回転数をあげる工夫をすればいい。回転数をあげるには取りやすくすることが一番だが、絶妙に取りにくくして回転数をあげることを軸にしている店舗がほとんどのように思う。どちらがいいのでしょうか。今回は③についてのエントリー。まず人だかりになっていて、完全な機会ロスをしている。画面も平面なので、見えない子供も多いのが残念ですね。メーカーさんはもっと考えないといけないし、レンタルしている売場からも提案があっていいのではないでしょうか。以前ナムコのブロック長の方とお話する機会がありましたが、一番頭を痛めるのはロイアリティとおっしゃっていました。高い家賃を回収するには、創意工夫が必要だと思います。開発コストにもよると思いますが、円柱形で8名同時に遊べるもので上部に、その状態が映し出せれるものであれば、機会ロスが解消され、売上があがるのではないかと思いました。また高い位置には大人がコントロールできる(子供と参加可能)ものを作って、大人も遊べるようにすることで、コインの投下回数もアップし、同時に遊べる人数も増えるので回転率が異常に高まるように思えます。もちろんコンテンツの魅力が一番大切なところですが、その辺の内情はどうなのでしょうか。