2008/05/06

思わぬ副産物

「日本語禁止」の「思わぬ副産物」、それはスタッフとの距離感であり、コミュニケーションの深化であった。日本語を話さないことで、会話は全部筒抜けになり、彼らが私達が何を話しているのか、わかるようになり、英語、北京語、広東語しか話してこないのがわかっているから、初めから聴く耳を持っている。更にはわざと日本語で話しかけようとしてくるので、はじめから相手からコミュニケーションを取ろうという姿勢が醸成されているから、歩み寄り易いわけだ。これは凄くいい結果になった。それに連動して売場でのスタッフの動きや元気さ雰囲気もよくなった。みんなニコニコするようになったし、こちらからの指導もスムーズで、みんなよく理解してやってくれる。なあなあになるラインには細心の注意を払う必要があるが、結局はCSや利益に直結してくれれば文句はない。そして、彼らは今、青春を送っているんだなぁと感じることも多い。彼らにとっての若き日の1ページがここにあり、ともに過ごしているということは、とても貴重なことなのだと感じる今日この頃です。