2008/05/29

中国のお水事情

あれあれ大丈夫?浄水器についてのこんな記事がある。

中国在住者や中国出張経験者はご存じだろうが、中国の一般家庭やオフィスでは、飲料水は毎度購入することが多く、約20リットル入った大型のミネラルウオーターのボトルを業者に注文して購入、使い終わりそうになったら次のボトルを持ってきてもらうのが普通。それをサーバーに設置、サーバーの蛇口をひねって飲んだり料理に使ったりする。  ただコストも高く、いちいち業者に電話をかけてボトルを持ってきてもらう手間も面倒。やっぱり蛇口をひねって浄水器でキレイにする方が楽だ。母の心配もわかるので、私なりにいろいろと業者の人に問い合わせてみたのだが、実際、水道に設置するタイプの浄水器は中国市場ではほとんどないという。日本人駐在員の奥さまなどが一部、日本から持ち込んだりしているそうだが、どこまで飲用やお料理用に安全に使っているのかは定かではない。  中国では農民は別としても、都市部住民はほぼ全員が「水道水は飲まない」のが共通認識だ。となれば当然、日本人が一般的に想像する「水道に設置する型の浄水器」は使われないとハタと気づいた。なにしろ水道水は恐ろしいことに、細菌だの、寄生虫だの、有毒化学物質だのが完全除去されずに残っている可能性がとっても高い。それが「中国クオリティ」の常識。  そんな水道水を、たとえ最新型の超高性能ナノフィルターを通したって、中国人自身が「ぜったい飲む気などしない」のも当然。

こっちの人は、料理もあのタンクからやっているのか?てっきり飲料用だと思っていたが知らなかった。沸騰させれば大丈夫ということではなさそうですが、どうなのでしょうか。私は大きいペットボトルを計画的にコツコツ買って料理に使っていますが、つきつめて考えるとシャワー浴びれば全身から水分を吸収するわけだし、手洗い、うがい、歯磨きも水道水でしょう。まぁ潔くどこかで線を引かないと生きてはいけないので、料理の場合は、たとえばパスタやスープなど水分を多く吸収したり、煮たりするものはミネラルウォーターで、通常は沸騰させた水でいいかもしれませんね。水がなければ人間生きられませんから水関係の仕事は中国では、食いっぱぐれないのに、水を水増しして暴利をむさぼる当たりがなんとも殺到経済の中国らしい特徴でしょうか。値段をあげればいいのに、値段を上げれば、誰かが自分を出し抜いて儲けてしまう。だから値段を下げる。値段を下げれば利益が薄くなるから、それを補うためにもっと大量に売りたい。売りたいけど在庫がないから半分に薄めて倍売る。熾烈な価格競争と利益低下で共倒れになる。儲からないと、水の商売から次の儲かる商売へ乗り移ってゆく、そうやって常に何か儲かるものへ殺到する。極めて思考と行動が投機的だ。