2008/03/20

騙してもまだまだ騙せる日本人



騙してもまだまだ騙せる日本人。いやいや騙さないでよ。これは日本人を効率よくハメるためのHOW TOモノか?それとも騙されないようにするための日本人のための心得なのか?というようなタイトルですが、サブタイトルの君は中国人を知らなさ過ぎるがポイント。つまり中国人を知るための本である。内容は中国人の考え方や習慣、読むと読まないとではワクチンのようなもので、免疫を作るために読むべき本だと思う。実際に中国で事業を立ち上げた方に直接話しを聴いた内容と重複する部分がほとんどで、更に強調されたことすら合致するということは、この本の内容は、ズバリを表現しているのかもしれない。特にビジネスをする上では読んでおいて損はない本である。そもそも日本は島国で、日本が特異だと思ったほうがいいのかもしれない。そんな「騙してもまだまだ騙せる日本人」は上海の川柳大会の優勝作品をパクッているところが素敵であり、誰でも話せる中国語の教本に「なぜ貴方は嘘をつくのですか?」という例文があるのも、かなり意味深と思います。嘘は国柄といいますが、嘘は人間として良くないのではないでしょうかと思ってしまう私は日本人。