2009/05/21

誰もが憧れる継続力を身につける方法

継続は力なりと、よく言われるが、継続することほど難しいことはない。継続力、粘り強さを身につける方法があるとしたら、それは驚きに値するのかもしれない。この継続する力、継続できる人とできない人を隔てている大きな違いは何なのか。私は三日坊主で、何事も続きません。怠惰だから、途中でやめてしまいますなどなど。継続できない理由は色々と考えられそうだが、ここで提案したいのは2つ。

1つ目は継続するための環境を整えるということ
2つ目は継続できるものを選ぶということ

これに尽きるのではないでしょうか。
1つ目について、物事を継続するということ、すなわち、継続するということは、継続しようとする物事に時間を割くということに他ならない。つまり続かない原因は十分な時間が確保されていない可能性が高く、根本的な原因としては、時間が管理されていないことがあげられるのではないだろうか。実は継続するためには、時間をしっかりと確保してあげるという点が最も重要なのである。人間はどうしても継続しようとする対象ばかりに目を奪われてしまうが、続かない原因は、実は時間にある。では時間が捻出できない人は継続できないのか、おそらく、そうかもしれない。継続力がある人間というのは時間を巧みに創り出すことに優れているのであって、根性で続けているのではないということを覚えておいたほうが良い。2つ目について、何事も好きであったり、興味があったり、好奇心が湧くようなものでないと、そもそも続かない。ではなぜ辛いこと(例えば減量など)を続けられる人がいるのか。それは、継続したい物事の中に面白みや興味をひくようなものを見つける力があるからである。肉食をやめて野菜食しか食べることができないという思考パターンで、減量に挑戦しても限界がある。しかし、とてつもなく美味しいサラダを食べられるレストランを片っ端から攻略しようと置き換えると、随分と動機付けが変化してくる。つまり誰もが憧れる継続力を身につける方法というものは、継続したい物事について、十分に時間を確保し、その物事について傾倒できるように思考パターンを変えてゆくことで身につけやすくなる特性があると私は考える。怠惰だからという理由は当たっているようで、実は的外れなのかもしれない。