2007/08/05

店長職について

店長職について考える。
会社には経営者がいる、会社のトップがちょくちょく入れ替わることをよく耳にしたり目にしたりすることが、随分と多くなった。私が小さい頃のイメージだと会社はそれこそ一生同じ経営者か同族による相続で成り立っていると思っていたが、現実はそうではないらしい。
社長は社長業であり、社長をこなしていく。そんな仕事のスタイルがあるのだなと思うようになった。
米国、特にシリコンバレーでは、たくさんのベンチャー企業が誕生し、優秀な技術者や投資家を募るためのベンチャーキャピタリストも必要とされるが、更には優秀なCEOを招き入れることができるかも
非常に重要な要素であるに違いない。
そんなわけで、店長職について考えたところ、世の中には店長が星の数ほど存在しているわけで、八百屋だろうが、洋服屋だろうが、アイスクリーム屋だろうが、レストランだろうが、飲み屋だろうが、「店長」という職階の人物=現場管理者により店舗運営がなされている。
わたしは今、カジュアル衣料チェーンの店長をやっているが、たまに思うことがある。
誰しも思うことだと思うが、この会社で一生働いていくのか?である。
答えはYESでもありNOでもあると思うが、それでは私は次にどんな仕事をやるのか。またできるのであろうかと不安に感じることもある。
やはり常日頃からの心構えが重要だと感じてしまう。
自分の強みは何かを良く考えておかないと、いざというときどうしようもないもので、特に現在の仕事でもそうなのだが、強みを持ってどんな成果を挙げられるかが自分と言う人間に期待される仕事であり、それをもって存在価値になる。これは社内のお話。
社外ではどうかと言うと、全く同じで店長職として何ができるかがおそらく転職する際のアピールポイントである。
シリコンバレーでの話とステージは異なるが我々星の数ほど存在する店長の中で、生き残るためには店長職というものを極めて、オファーが来るぐらいにならないといけないのである。
これが私の店長職に対する基本的な考え方である。
つまり明日から私がスタバの店長をやれと言われれば即店長として十分機能しなければならない。明日からスーパーマーケットの店長をやれと言われれば即店長として十分な成果を挙げていかなければならない。そんなこと本当に可能か?と思われるかもしれないが、私は可能だと考えている。
なぜなら店長職にはどこでも通用する原理原則があるからである。この原理原則に反することなく仕事を行えば一定の成果ぐらいなら出せると信じている。
経験がなければできないのであれば、それは店長職というものの本質を理解していないのかもしれない。

明日から異業種の店長をあなたはできるだろうか?