2007/08/08

セカンドライフの可能性について

セカンドライフを知っている人は知っていると思いますが、知らない人は老後の人生?離婚後の生活?なんて想像するかもしれません。
セカンドライフは米国のリンデンラボ社(未上場)が作った仮想空間(メタバース)に自分の分身であるアバターを使って、そのバーチャルな世界で生活したり遊んだり商売したり学んだりすることができるものなんです。当然メタバース内には世界の人々や企業や学校も実在しており、会話したり踊ったり、それこそ我々が行っているようなこと+αが実現可能なわけです。
これだけだと只のネットゲームですが、ポイントは、この世界で使う通貨のリンデンドルが米ドルと換金できる点です。
ここが我々の世界と通じている点で、最大の魅力なのかもしれません。
しかもこの世界の中で服とか建物とか自分で自由に作成したものは所有権は自分になり、価格設定もできるし、土地も我々実世界の千分の一程度なので夢の一戸建て(笑)すら持つことができるんです。
もちろん店を持つこともできる。
そうした背景があり、企業もしっかりと将来の可能性を見据えて進出しているのですね。
車も作って普通に動かせるから新車の試乗をセカンドライフで!なんてこともやってます。
驚異的なビジネスの種であることは明らかだとおもいますが、今やすっかり有名になったグーグルアースも似たようなものです。地球をネット上に再現しているようなものですし、マイクロソフトも同様にリンデンラボに対抗する仮想空間の構築を進めているようです。
2社が目指すのは地球をあっち側で再現すること、リンデンラボは創造的な新世界という点が似ても異なるところですが、私が思うにリンデンラボがグーグルに吸収されたらどうなるのか?
爆発的な進化を遂げてしまう気がしてなりません。
これは対抗ではなく、コラボレーションです。
物凄い潜在能力を感じます。
もう少し話しをそらすと、リンデンドルという通貨と米ドルの換金について、リンデンドルが増えれば米ドルに対する力加減も気になるところです。
リンデンドルが出回りすぎれば、価値は下がっていく、要するに現実世界の市場と同じようなことがあちらでも起こりうるということです。
当然、現在の市場至上主義社会では投資が盛んですよね。そうするとあちらの世界でもこのような激しい競争が流れ込んでいくと私は思っています。
これはまた別の話として興味深いですよね。

さてセカンドライフではもっと違った視点から見ると面白いことが起こってます。
それは公開講義です。
つまり学ぶということについても新たな挑戦がはじまっています。
現実世界でもサイバー大学が先日開講しましたが、セカンドライフ内でもセミナーや講義を聴くことができる時代になりました。
しかも無料という点が私には非常にありがたい。学校とはお金を払って教えてもらうところ、から学校とは学びたいひとが集まって学ぶところ時に無料(笑)という認識に最近私はなりました。
私もブログで書いたと思いますが、ブックサーチに慶応義塾大学が協力した話ですが、ここでも慶応義塾大学が無料で講義を8月下旬ああたりから実施するそうです。

どうでしょうかわくわくしませんか?
私は好奇心旺盛なので仕事とは関係ないことでも興味津々で首を突っ込んでいきます。
いいのか悪いのかはわかりませんが、結構人生が充実していると感じてます。

セカンドライフをやるにはPCの性能が高くないと上手く動作しないようです。
実は私のPCも駄目ですね(笑)
だからデスクトップとノートを最新鋭に買い換えます(笑)
来週には届くようなので自分の分身で、セカンドライフでどんなことができるのか
想像力をフル回転してみようと思います。
お小遣いが少ないので小遣い稼ぎできたらいいかもしれませんね
もうアイデアはいっぱいあるので実践してみようと思います。

もしかしたら現実世界でもあっちの世界でも店長なんてのも面白いかもしれません。