2007/08/05

変化を遂げるインターネットの世界

変化を遂げるインターネットの世界について

インターネットよりも前のお話からいたしましょう。
わたしが幼少の頃、今でこそパソコンなんてありふれてコモディティ化してますが、あの頃は全く貴重な存在でした。ご存知の方は私と同様に当時のパソコンと現在のパソコンの進化を驚いておられると思います。
当時はテープでマシン語というものを延々と数時間流し続けてようやくソフトが起動するような状態で、それはそれは1日使ってようやくゲームが楽しめるような状態でした。
バグがでると巻き戻してはじめからやり直し、とてつもなく不便でしたが、そこには出来栄えのいいゲームをやりたいという子供ならではの強い欲求で耐えていたものです。
クラスに2名ほどパソコンを持っているご家庭があったので、よく週末になるとお邪魔してました。
今考えると非常に珍しいことだったのかもしれません。SE(システムエンジニア)なんて職業が存在すること自体、世間にはあまり知られていなかったように思います。
その後ファミコンが登場し一気にゲームの世界が変わりました。
カセットを入れればすぐに起動して遊べる、それでいて動きもいい、コントロールもしやすい(ユーザーインターフェイス)子供の世界にも革命が起きました。
当時はコンピューター=ゲームという私の中の常識が作られていました。
それから随分と時が流れ、インターネットとかITという言葉を良く耳にするようになり、当たり前の様にPCという存在が受け入れられている世の中になっておりました。
ホームページを作る企業や個人が爆発的に増え、携帯端末でも閲覧できるようになったのが当時は新鮮でしたが、間もなくITバブルがはじけました。
確かにIT、ITと声高に叫ばれていたが一体何が変わったのか。
だからどうした?という言葉で何一つ革新的ではなかったことが今振り返ると事実であったと思います。
それにアクセス自体も時間を要したし、そもそも使っているひとと使っていないひともくっきりと分かれていました。
そして現在、めまぐるしい進化を遂げてインターネットの世界が広がっている。
その技術の進化は半端ではなく、スピードは恐ろしいぐらい速い。
私がここでボタンをクリックした瞬間に世界にアップされてしまう、この異常さ、そして誰でも平等に表現できる自由と、もしかしたら世界のどこかで日本語がわかる誰かが読んでくれる可能性すら存在する。
「フラット化する世界」や「ウェブ進化論」などを読んでいると更によく現在起こっていることが理解できると思います。

そして私がブログを書く理由もグーグルという企業の価値観や理念に賛同し、私が生きている長くて100年たった一瞬の人生でも、これからの世界では生きた証として後世、特にわたしの子供に私自身の価値観や生き方を将来、私が他界した後でも見たり、聞いたりできるようにしたいと強く思ったからである。
彼らは私の目標を叶える世界を創り上げていく。
それは素晴らしいことでもあり未知の世界への不安でもあると思う。でもこれが私たちの目の前にある、あちらの世界の現実なのではないでしょうか。そんなことも考えながら私は未来へのメッセージを書き出した。
そして何より、この空間に与えられる私の容量が多いので、私はここを選びました。
でないと消えてしまいます。
でないと打ち込める情報に頭打ちがきてしまいます(笑)
上記2冊は是非読んで見て欲しいです。
店長職にも確実にITの荒波が押し寄せてきます。